思わぬことで懐が少しだけ暖かい。
で、お昼ごはんはちょっと奮発して
割烹のオトクな弁当を食べに行く。
重量感あるどっしりとしたカウンター。
オープンキッチン風で板場が目の前に。
板さん四五人がてきぱきと動く。
やはり板前割烹は気持ちよい。
この日のお目当ては、980円也の
限定二十色食限りのきまぐれ弁当。
何だ980円かと君謂うなかれ。
サラリーマンの昼飯は、今どき
ワンコインが相場なのだから。
さてこのお弁当は、中身を天麩羅など
四種類から二種選べるのだ。
天ぷらとお造りを選ぶ。これに
魚の焼きもんの小切れに出巻きや
炊きもん少しついてそれに茶碗蒸し。
汁は赤だし。香の物も。
とてもお値打ちのお弁当である。
京都はこんな街中の界隈でも
なかなかの割烹や小料理屋が存在する。
これこそが仕出文化等で育まれた
京都ならではの裾野の広さなのだ。
■京料理やまの
京都市中京区竹屋町室町東入ル