陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

ハンブルグの浮世絵コレクションへ

2011年05月31日 | slow culture

京都は相国寺にある承天閣美術館へ。
ハンブルグ浮世絵コレクション展を観る。

相国寺の境内に入るのは何十年振りかな。
静かな境内の若葉道をしばし歩くと
突き当たりにある美術館。
こじんまりした美術館である。
このところ浮世絵を観る機会が多い。
浮世絵はやはり構図や彩色がなんとも云えぬ。
お寺で観る浮世絵というのは、これ案外
お寺にとっては始めての試みのようらしい。
そう言えばそうかもしれない。


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幸せ昼ごはん 割烹の弁当

2011年05月24日 | slow gourmet

思わぬことで懐が少しだけ暖かい。
で、お昼ごはんはちょっと奮発して
割烹のオトクな弁当を食べに行く。
重量感あるどっしりとしたカウンター。
オープンキッチン風で板場が目の前に。
板さん四五人がてきぱきと動く。
やはり板前割烹は気持ちよい。

この日のお目当ては、980円也の
限定二十色食限りのきまぐれ弁当。
何だ980円かと君謂うなかれ。
サラリーマンの昼飯は、今どき
ワンコインが相場なのだから。
さてこのお弁当は、中身を天麩羅など
四種類から二種選べるのだ。
天ぷらとお造りを選ぶ。これに
魚の焼きもんの小切れに出巻きや
炊きもん少しついてそれに茶碗蒸し。
汁は赤だし。香の物も。
とてもお値打ちのお弁当である。

京都はこんな街中の界隈でも
なかなかの割烹や小料理屋が存在する。
これこそが仕出文化等で育まれた
京都ならではの裾野の広さなのだ。

■京料理やまの
京都市中京区竹屋町室町東入ル
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はじめての水彩画 花と果物

2011年05月22日 | slow culture

水彩画教室。前半は静物画が続く。
この日は花を中心に描く。
あざみのような花を中心に
米ナス、こだま西瓜に葡萄
そしてもうひとつの主役は
ドラゴンフルーツ。
そして手前にはパプリカ。
今回は、主役の花の花瓶の透明感が
我ながら上手に描けました。
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明石駅前道場の玉子焼

2011年05月19日 | slow gourmet

明石に来れば、やはりそう。どうしても
玉子焼が食べたくなってしまうのだ。
玉子焼とは明石で食すたこ焼きのこと。
明石焼きとも云ふ。いわゆる
お出汁で食べるあれである。
お出汁で食べるたこ焼きを初めて覚えたのは
神戸は元町・大丸屋上のたき焼屋。
小さい頃、母さまのお伴をして
ハイカラ元町の百貨店にお買い物。
愚図らずお利口に買い物に付き添っていたら
ご褒美は屋上の乗り物とこのたこ焼きであった。
思えば旧き良き時代の神戸であった。

明石駅前道路向かいの細い路地を入った処。
お好み道場と申すお店へ。ここ創業45年
昭和29年開業の明石では老舗のお好み焼き屋とか。
このお店、名前の通りお好み焼き屋さん。
お好み焼きと玉子焼を注文した。
結構混んでいる店だ。おばちゃんていふか
それ以上の年配のお方たちが数人で
店内を仕切っている。お好み焼きは自分で焼く。
焼く手際が悪かったのか、おばちゃん見かねて
替わりに焼いてくれた。この店、焼き方を
懇切丁寧に教えてくれるような対応の店ではない。
しかし無愛想だが親切。だから
この間が取れないような客なら、ちょっと
しんどい店かも知れぬ。しかしここ
お好み焼きの値段がとても安い。
こんな駅前の一等地でありながら
レトロかつ良心的な店やなあと思う。
味は所詮庶民の食べ物。飛び切り
と云うこものないが、まずいと言う事もない。
ご近所の店にいくような感覚使いの店だ。

玉子焼 大玉10個 1人前550円
豚モダン焼 550円
キリンラガー中瓶 450円也哉。

なにはともあれ、明石で食べるたこ焼きは
玉子焼であり明石焼なのでござる。

■お好み焼道場
兵庫県明石市大明石町1-6-1
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六年目のマイライフ・アンソロジー

2011年05月14日 | slow life

“陽だまりの旅路イスキア”も
今月でまる6年を迎えました。

私のブログを訪れてくれる皆さま
いつもありがとうございます。

ここまでの掲載本数933本。
日々の暮らしの日向香も
知らず知らずのうちにこのような数に。
このところ更新ペースが緩やかですが
綴りたくなったら書くと云うペースが
今の自分にはいいかなと思っています。
その方が継続するような気がするからです。

“マイライフ・アンソロジー”は
6年目へ向けて続きます。
変わらずシンプルに、私の人生の
アンソロジーとして物語を編み続けながら。

“今だけ、ここだけ、あなただけ”

このブログを貫く主題はこれからも変わりなく
このブログの本流として流れ続けます。

“Slow life is beautiful”

感謝をこめて…店主敬白
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わたしの酒呑録 三岳

2011年05月08日 | eau de vie

長かったゴールデンウィークも
この日曜で最後を迎える。
自粛ムードも一掃。道路は長い渋滞が
続いたようだが、とり立てて何処へも
旅行にいかない私には無縁の情報だった。

子どもが土産にぶらさげてきた。
わが子は屋久島の海亀つながりで
結構縁が深い。ちょくちょく行っている。

三岳である。

久しぶりだなあ…呑みたいが
なかなか手に入らない銘柄のひとつ。
やはりロックで呑むと格別にいい。
屋久島の清冽な水のようなテイスト。
思わず屋久島の森や海が浮かぶ。
芋焼酎の名品は数々在れど、これほど
太古の自然への憧憬を掻き立てる銘柄はない。

まだ行った事はない屋久島。数年前
子どもを訪ねて行く予定で、飛行機の
チケットまで取っていたのだが、親の
入院と云ふ出来事がありキャンセルした。
一度そういうことがあると、なかなか
縁というものは不思議と遠くなるものだ。

屋久島は遠くに在りて想ふもの…なのだろうか。

■屋久島産本格焼酎 三岳 25度、900ml.
鹿児島県熊毛町屋久町安房2625-19
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新緑の探鳥会

2011年05月04日 | slow life

明石公園での探鳥俳句会に参加。
快晴の日和だったが、この日は
あいにくの黄砂で海峡の町は
つちふる町に。海の色も消えていた。

探鳥会は約70名の参加者。
そのほとんどが60代から80代のお方。
探鳥会だけあってかなり歩くのだが
皆様とてもご健脚であらせられる。
このご時世とあって、50代以下の
現役人間の方が疲れていると思ふ。
リタイア組は元気だなあと実感。

野鳥の会の方の引率で公園を歩く。
本日見えた鳥たちは、鳶、川鵜、燕
雉鳩、鵯(ひよどり)、小啄木鳥(コゲラ)
白鶺鴒(セキレイ)、黄鶲(キビタキ)
目白、柄長、四十雀、椋鳥、かる鴨
そして本日の主役 青葉木菟(アオバズク)
おあといつもの雀に鴉、河原鳩(ドバト)。

印象に残った鳥は、黄鶲と青葉木菟。
黄鶲は姿は見えねども声が美しい。
姿も綺麗な鳥なのだが。
青葉木菟はいました!いました!!
樹上でじっと動かず。
泰然としていたのがとても印象的。

探鳥会の後は俳句会に参加。
総勢67名の大盛会となりました。
小生の拙句も少しは採っていただけて
なにはともあれ良いGW日和でした。
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