陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

2018年大晦日

2018年12月31日 | cocoro

平成最後の大晦日を迎えました。

皆さまにとって
今年はどんな年でしたでしょうか?
もしよろしければ、ひと言で結構です
どんな年だったかコメントをお寄せ下さい。
この一年を共有したいと思います。

私は大きな病気もせず、小恙はありましたが
健康に過ごすことができました。しかし
随分とお酒が弱くなりました。深酒をすると
風邪を引いたりアレルギーが酷くなったりと
体が悲鳴をあげるようになりました。
これはひとつの警告信号なのでしょう。

来年春には年号が替ります。
また新しい歴史が始まるのです。

新しい革袋には新しい酒を…。
また日日新たに挑戦して参ります。
皆さまにとっても、来たるべき年が
どうぞ良いお年でありますように。

今年一年、当ブログを訪ねて下さり
誠にありがとうごいました。感謝!

               店主敬白

平成三十年大晦日
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季題 数へ日

2018年12月30日 | slow haiku

季題、数へ日。
年末も押し詰まり、残すところ
あと数日になった頃を言う。

慌しい中にこの一年へ思いを馳せつつ
来たる年への準備や心構えも。
一日、一日が感慨深い季題である。

錦市場も黒門も魚の棚も人で溢れる。
そんな人混みにまぎれて年の市を
歩くのも結構好きである。

数へ日や今ここに生きてゐること
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ストーブの揺らめく灯

2018年12月29日 | slow life

昨日、神戸に初雪が降った。
最初は六甲にかかる雲から、風花みたいに
初雪が風に乗って降ってきたように見えたが
その後一面雪空になりつぶつぶの雪となった。

「あっ、粉雪。」

都会では珍しい積る雪だった。
これなら少しは積るかなと期待したが
すぐに雪は降り止んでしまった。
それからは晴れてはまた雪が降ったり。
そんな初雪日和となった。

こんな日はストーブが重宝する。
私はストーブ派である。勿論エアコンも
時々つけるが、やはり空気が乾く。

もう何年も使っている愛用のストーブがある。
日本船燈の真鍮製のランプストーブだ
灯をともして、ほやに揺らめく灯を見ていると
不思議と心が落ち着いてくる。
きっと心が照らされてゆくからだろう。

ストーブや揺らめけるものみんな過去
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冬帝来たる

2018年12月28日 | slow life

天気図が縦縞である。強い冬型の気圧配置だ。
日本海側では大雪の予報とか。いよいよ
冬帝のお成りである。近畿でも積雪の処があるという。
摩耶山あたりがけぶっている。きっと雪かもしれない。
雪ならこれは関西の初雪だろう。今年も残すところ
後四日。平成最後の年の暮だと思うと感慨深い。

冬帝のお成りを告げてをりし風
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季題 聖菓

2018年12月27日 | slow haiku

クリスマスの傍題、聖菓。

子どもが大きくなってから
クリスマスケーキにはとんとご無沙汰。

昔はスポンサーの洋菓子屋さんから
毎年クリスマスになるとケーキの予約販売が来て
よく買っていたものだ。会社が少し負担して
市価より安くしてもらっていた。
言わば得意先への販売協力というものであった。
会社で予約のケーキを受け取り、退社後
そのまま飲みに行って、帰りの電車の網棚に
ケーキを置き忘れるといった人もいたとか。
今はそんなケーキの販売も無くなって久しい。

大きなデコレーションケーキは大そうだが
小さいショートケーキで、クリスマス気分を
少しだけ味わいました。

売れ残る聖菓売り切る午後八時
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幸せ昼ごはん たこそば

2018年12月26日 | slow gourmet

年末のご挨拶。師走の明石へ。
明石といえば魚の棚。“うぉんたな”と云う。
ここは京の錦市場と匹敵する阪神間の台所である。

明石の昼網で入って来る鮮度抜群の魚たちが並ぶ。
この日は太刀魚がその名の通り、刀さながらきらきらと
輝いて並んでいた。見事な大きさでもあった。
これから歳末になると魚の棚は多くの人で溢れる。

さて、今回の孤独のグルメランチは何を食べようかな?
色々行きたい店もあるが、やはりたこ焼きかな?
と云う訳で、私の一押しの店、“ふなまち“へ。
常に行列のできる店なのであるが、やはり
冬は外で待つのは寒いせいもあるのだろうか
行列はそれほどでもなかった。このお店たとえ
行列ができても、店内ではぎゅうぎゅうに詰めずに
ゆったり座らせてくれる。お客に優しい店である。
小さな店なのであるが。それ故に行列はその分
待たされるのではあるが、みんな文句も言わずに
並んでいるようである。

さて、いつもの玉子焼に、今回はたこそばを追加した。
ここ、玉子焼は一人前が20個もある。それだけでも
もう十分なのだが焼きそばも食べたい。それに玉子焼は
600円と安いから、ちょっと申し訳ない気もするのだ。

今回はたこそばにしたが、これが大正解であった。
もうこの蛸が絶品なのである。玉子焼の蛸と同じだが
蛸そのものの味わいが十分伝わってくるのである。
ぷりぷりとした弾力。この歯ごたえと言い味わいと言い
正にこれが正真正銘の明石だこなのだと。

いやあ、明石だこの素晴らしさを改めて実感。
しかし、今年は明石だこが超不漁なのである。
だから正直この値段ではしんどいでしょうが
庶民のためにどうぞ頑張ってくださいまし。

ごちそうさまでございました。

■ふなまち
明石市材木町5-12
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季題 降誕祭

2018年12月25日 | slow haiku

先日の句会の兼題は“クリスマス”
歳時記にはキリスト誕生の祝日とある。
降誕祭とも聖誕節とも言う。
句会では色々なクリスマスの風景が出て
楽しかった。

クリスマスパーティも楽しいけれど
クリスマスには教会に行って、静かに
祈りに身を委ねるのもいいと思う。

♬きょうわたしたちのために救い主が生まれた

“聖なる父よ、救い主の降誕をともに
喜び祝うわたしたちが、日々の信仰の
歩みによって、ひとり子のいのちに
あずかることができますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。
アーメン。”
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クリスマスミサへ

2018年12月24日 | slow life

パウロ酒井俊弘補佐司教司式の
“主の降誕夜半のミサ”に与りにカトリック宝塚教会へ。

この教会は著名な建築家であった村野藤吾氏の
設計・建築とか。なかなかユニークな建物である。

“今日あなたがたのために救い主がお生まれになった”

私とキリスト教との出会いは幼稚園時代である。
その幼稚園は教会に併設されていた。

お昼には必ずお祈りをしてから食事をし
日曜には礼拝に行ってカードを貰うのが楽しみだった。
そして何か願いごとをする時には、いつの間にか
手を組んで神さまに祈ったことを覚えている。

三つ子の魂百まで。とはよく言ったものだ。
今でもこうして教会に来ると不思議と心が落ち着く。
特に聖歌を歌うときは一種のカタルシスである。

ミサを終えて教会を出るとココアがふるまわれた。
そのココアの何とも美味しかったこと。
いつくしむような甘さ。神さまのココアであった。

俳人の神父の君が説く聖夜
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神戸歳晩風景Ⅱ 南京町

2018年12月23日 | slow life

神戸元町の中華街・南京町は
いつも賑やかだけれど、私は
冬の中華街が一番好きである。
至る所で湯気が立ち上っている。
やはり湯気は冬が一番似合う。

若者たちが連れ添って
歩きながら食べそしてスマホで撮る。
此処に来ると人間って言うのは
やはり食べることが一番好き
なんだなと思う。食は南京町にあり!

喰ふ歩く喰ふ極月の中華街
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神戸歳晩風景Ⅰ BE KOBE

2018年12月22日 | slow life

歳晩の神戸を吟行。
俳句会でこうして改めて歩いてみると
神戸はつくづくいい街だと思う。

海と山に挟まれたコンパクトな街だ。
あの大震災にあって、よくここまで
立ち直ったものだと思う。

メリケンパークの「BEKOBE」の前で
外国人たちがポーズと取って写真を
撮影していた。

歳晩の港に遊ぶエトランゼ
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