陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

わたしの酒呑録 雪中梅

2014年02月20日 | eau de vie

久しぶりに雪中梅を飲む。
この酒、あまり酒屋に置いていない。
置いていても、たいがい価格に
プレミアムが上乗せされているので
あまり買うことはない。
昔ながらの扱いでプレミアムをつけずに
販売している酒屋もあるが
近くにはないのが残念。今日は
雪の寒さもあって何故か飲みたくなる。
酒の量販店で買った。

雪中梅は私の好きな銘柄のひとつだ。
口当たりが柔らかく芳醇で優しい飲み口。
やや甘口。若い頃は辛口一辺倒だったが
年齢を重ねるとやはりこういう酒がいい。
尖んがっているより優しいほうが疲れないのだ。
そう、酒も人間もね。じわっと温かみを感じる
そういうのがいい。


■雪中梅 普通酒

株式会社 丸山酒造場
新潟県上越市三和区塔之輪617

新潟上越地区を代表する地酒です。
淡麗辛口指向の地酒が多い中で
昔ながらの芳醇でやや甘口な味わい。
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わたしの酒呑録 菊姫

2014年02月15日 | eau de vie

寒い日が続く。だから家呑みが多い。
鍋に燗酒。晩酌の銘柄はこのところ菊姫だ。

菊姫は淡麗辛口の酒ではない。
芳醇濃厚な酒だ。
懐かしいほど日本酒らしい酒である。

菊姫という会社。酒造りに熱心な会社である。
わが社の金沢支店長もファンで
ほとんど直販で酒屋に卸しているとか。
そして酒米は、兵庫県吉川町の山田錦を
灘の酒造会社以外で仕入れているのは
唯一菊姫だけである。そこがいい。

コスト優先で安い仕入先をころころ変えたり
あげくに原料や製法を偽ったりする。
そういう情けない会社もあるが、大方の酒造会社は
昔からの信頼できる仕入先から原料を買って
まじめに酒を造っていると思う。そういう
会社の酒こそ買いたいと思う。

■菊姫 淳

日本で初めて普通酒に「山田錦」を
100%使用した酒を誕生させました。
冴え渡る山田錦の新しい表情をご堪能ください。

菊姫合資会社
石川県白山市鶴来町

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幸せ昼ごはん 茶の料理

2014年02月14日 | slow gourmet

茶の湯で供される料理を懐石と云う。
“懐石とは、もともとは禅僧が
修行中のひもじさをがまんするために
温めた石を懐(ふところ)に抱いた
という伝承に基づき、質素な料理を
意味する言葉とある。(表千家不審庵HP)

茶懐石とは茶の湯において正式の茶事の際
主催者である亭主が来客をもてなす料理。

そんなこんなで茶事とは本来、ゆうに
4時間位はかかるものなんだそうだ。
茶の湯とは日本の伝統的なおもてなしだ。

この日はご覧の懐石をいただきました。
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侘助と臘梅

2014年02月09日 | slow culture

茶道家の御宅の玄関に
侘助と臘梅が活けられていた。
一月の季題である。歳時記によると
侘助は唐椿の一種で、もともと
一重の小輪で花の数も乏しく
どことなく侘しい感じを伴うとある。
だから侘助なのか?茶人が好む花である。

侘助の色一輪の静寂かな 

※静寂…しじま
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茶道を学ぶ

2014年02月08日 | slow culture

知人の茶室にお招きを受け
かねてより念願であった茶の湯を体験する。
茶室は四畳半の簡素な和室。
茶花は侘助と蕾の梅。
それだけで何だか心が落ち着く。

まず膳を供された。茶懐石だ。
神妙にお濃茶からお薄を堪能する。
お濃茶はまったりとして
まるで片栗粉を入れたような味わい。
これは廻し飲みをするのだそうだ。
勿論飲み口は丁寧に拭いてから廻す。

干菓子をいただいてからお薄を頂戴する。
これは廻さなくてもよい。
お代わりの二杯目を違う器でいただいた。
それから掛け軸や茶器を愛で由来などを聞く。
これも作法なのだそうだ。

この日は東京も大雪の寒い日であったが
豊かな時間を堪能し心は温まった。
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幸せ昼ごはん 寿司食いねぇ

2014年02月02日 | slow gourmet

週末、羽田空港に昼前着く。
なら空港で昼ごはんを食べようとなって
第2旅客ターミナルビルの寿司屋へ。
ちょっと贅沢な昼ごはんだけれど
旅のついでだ。大きなネタが並ぶ寿司。
やっぱり寿司はいいなあ。
さあさあ寿司食いねぇ。って感じ。

■沼津魚がし寿司 羽田空港店
東京都大田区羽田空港3-4-2
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