伊勢への一日旅。阪神電車で難波へ。
近阪難波駅で近鉄特急“伊勢志摩ライナー”
に乗車。デラックスカーの座席は快適だ。
鶴橋を過ぎ、榛原を過ぎ、名張、松坂
そして伊勢市で下車。伊勢神宮外宮へ。
初詣を兼ねた旅でもある。
1月28日。今日は旧暦の元旦である。
昨日から寒さが緩んでまるで3月のよう。
この日も穏やかな日和であった。
旧暦の元旦なら、やはり初春の感がする。
梅もほころんで、まさに春の気配である。
今年もどんな旅が待っているのかな。
ボンボヤージュ!
阪神新在家駅ちかの割烹へ。
この辺りは昔から神戸製鋼の炉に勤務する
人目当ての庶民的な立呑屋や居酒屋が多い。
そんな界隈にあっての店である。
客層は落ち着いていて静かな雰囲気。
聞けば遠方からのお客も多くて、地元の人は
案外少ないらしい。BGMはヒーリング系だ。
大将は大阪の有名な料亭仕込みの腕前で
とても丁寧な仕事をしているのがよく解る。
写真の造りなどは、洋風の草が添えられていたり
そのアイデアも盛付けも楽しい。何より
料理のビジュアルがとても良いと思う。
こんな近場にこんな店があったとは。
灯台下暗しとはこのことかな。
大将も偉そうな感じがなくて、気さくだ。
聞けばN峰中学の出身だとか。なるほど道理で
この辺りに出店したのか。ご夫婦の息も合い
はんなりとした料理が楽しめる店である。
■田菜花
兵庫県神戸市灘区浜田町3-3-10
白いベンチに枝についた紅白に花。
よく見ると餅花であった。
餅花は1月14日に紅白の餅を小さく刻んで
柳などの枝に挿して、神前に供えたり
床の間に飾るとある。繭玉とも云う。
餅で作った造花であるが美しいなあ。
枝の撓りもなんとも絶妙である。
今年初めての姫路行脚。
新年の挨拶廻りである。昼前に姫路駅に着いた。
かねてより行きたかった駅近の立喰寿しへ。
すでに十人ほどが並んでいた。人気の寿司屋だ。
2回転目でカウンターに案内された。
赤だしが付いたお得なセットを。セットは
上にぎりまで三種類あったが、一番安い
お気軽セットを。(写真)なるほど。
人気があるにも解る。ネタも新鮮だし分厚い。
満腹になってしまった。
夕方にも一度来てみたい立喰い寿しである。
■魚路(ととろ)
姫路市南駅前町127-1