陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

九年目のマイライフ・アンソロジー

2014年05月18日 | cocoro

“陽だまりの旅路イスキア”も
今月でまる9年を迎えました。

私のブログを訪れてくれる皆さま
いつもありがとうございます。

最近は多忙ゆえ、掲載の間が空いたり
じっくり書き込むことも少なくなりましたが
続けていこうという意志は持ち続けています。
サスティナブル(持続可能)という言葉が好きです。
何事も人生、継続は力なりです。

“マイライフ・アンソロジー”は
いよいよ節目の10年目へ向けて航海を続けます。
そして変わらずシンプルに、人生の物語を
花を、星を、月を、花鳥諷詠の句心で綴ってまいります。

“今だけ、ここだけ、あなただけ”

このブログを貫く主題はこれからも変わりなく
このブログの本流であり続けます。

ご愛読いただいている皆さま様へ
感謝を込めて。店主敬白

卯浪越ゆ航路さへぎるものはなし

(写真)パシフィックヴィーナス号
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初夏の彩り 杜若

2014年05月06日 | slow culture

近くの公園の水辺に杜若(カキツバタ)が
咲き群れていたこれも初夏の彩り。
アヤメとどう違うのか?
アヤメには文様があります。
黄色と紫色の虎斑模様という文様だ。
水辺を好むのが杜若だがアヤメは山野草。

水音を静かに聞きし杜若
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初夏の彩り 山吹の花

2014年05月05日 | slow culture

春から初夏にかけての代表花
といえば山吹もそのひとつ。

“七重八重 花は咲けども 山吹の 
実の一つだに なきぞ悲しき”

山吹といえばこの歌に尽きます。
もう諳んじているほどです。

白い山吹もありますがこれは別品種らしい。


濃山吹出逢ひたるより日の強し
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初夏の彩り 長実雛罌粟

2014年05月04日 | slow culture

この花、今あちこちで見かけます。
長実雛罌粟。ナガミヒナゲシです。

外来種で生命力が旺盛なのだ。
だから在来種を駆逐してゆきます。
いわゆる帰化植物です。もう完全に
雑草化していると言っていいでしょう。
何とも逞しい花です。このヒナゲシ
アルカリ性土壌を好むためか
コンクリートによってアルカリ化した路傍や
高速道路の植え込みなどによく見かけます。
どうりでよくこんな所に生えているなあと
思ってました。合点ですね。

咲き増えて雛罌粟の景をちこちに
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初夏の彩り 緋牡丹

2014年05月03日 | slow culture

こちらは真っ赤な緋牡丹。
たつた一輪でこの迫力。参りますね。
こちらが恥ずかしくなってくるような…。
薔薇と双璧をなす気品。まさに女王です。

一句さへ許さぬ気品大牡丹
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初夏の彩り 大牡丹

2014年05月02日 | slow culture

大牡丹(ボタン)。何とも華麗な花である。
この花とても大事に育てられます。
まるで乳母日傘で育てられた令嬢のよう。
故に美しい。あの花びらが幾重にも重なった様の
如何にも艶めかしく、曳きこまれてしまう。
しばし見とれていたが、こういう花は危険である。

ぼうたんにただ立ち尽くす静寂(しじま)かな
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初夏の彩り 著莪の花

2014年05月01日 | slow culture

著莪(シャガ)は
どこか淋しさを纏ったような花。
日陰を好む花だからだろうか。
以前、京都は貴船に行ったとき
森の木陰にたくさん咲いていた。
胡蝶花とも言われるらしい。

淋しめばそつと寄り添ふ著莪の花
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