夏の風物詩である花火ですが、俳句歳時記では秋の季題。
隅田川では「玉屋～っ！」とか「鍵屋～っ！」とか声を掛けて楽しむのが江戸風の粋な花火の楽しみ方ですが、あまり関西ではそんな声は聞かないですね。その花火師の鍵屋さんですが、現在の十五代目はこの間のパリオリンピックでも柔道の審判を務められた女性です。
神戸では港の花火大会が楽しみでしたが、秋の十月になってちょっと楽しみが半減してしまいました。毎年、自宅の窓から遠花火で楽しめましたが、だんだんと髙い建物が立ってきて見辛くなりました。
写真は2012年の琵琶湖花火大会の様子です。当時は仕事仲間たちと某新聞社の支局の屋上から観覧いたしました。琵琶湖の花火は湖上に打ちあがるのですが、その音が対岸の山に反射して谺となるのでとても重層的に聞こえた記憶があります。琵琶湖の花火はちょっと違うなあと思ったものです。花火大会が終わって大津の鰻を食べさせる店で人間たちも打ち上げをいたしました笑良き思い出です。
