陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

ハロウィンの飾付け

2008年10月31日 | slow life

今日はハロウィン・デイ。

平和大通りと鯉城通りの交差点で
仮装した若い女性のグループが
うきうき楽しそうに闊歩していた。

ハロウィン・デイは
ここ日本でも恒例行事として
着実に根付いてきているのだろう。

妖精の格好をしたお嬢さん…。
妖精もちょっと太めすぎないか。
森三中の妖精さんといった感じ。
なんだかおかし。

明日からは11月である。
いよいよ暦が
矢の如くになってくるぞ。
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電車の風景 伊予鉄高浜線

2008年10月26日 | slow culture

伊予鉄道の高浜駅は
横河原線の西の終着駅。
松山観光港と接続する。

広島から高速船に乗って
松山観光港に着くと
港沿いに歩いてこの駅まで向う。
そしてこの駅から松山市駅へ。

抜けるような秋空を背に威風堂々。
伊予鉄っちゃんはなかなか男前である。
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電車の風景 高徳線

2008年10月23日 | slow culture

高徳線・木太町駅。
所用を済ませて駅に戻る。

時刻表を見る。

「が~ん!」

14時台のダイヤは1本だけ。
それも出た後ではないか。

「まいったなあ。」

次の電車は40分ほど後…。

そんな気持ちもつゆ知らずのいい天気。
絶好の秋日和。
太陽はと言えばほぼ天上にあり。
駅のベンチに日よけはあれど
日影はどこにも見当たらず。

反対方向の電車が過ぎていった。
線路はまっすぐ続いていた。

「あせらず行こう!」

線路と秋の日和はそう言っている。
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ホウレンソウとソーセージ

2008年10月19日 | slow works

とある食品メーカーを訪問。
立派な本社ビルの玄関で
あのバンコがお出迎え。

バンコが登場したのは1992年。
“焼肉焼いても家焼くな♪”
とてもインパクトのあるCMだった。

新本社工場は
まるでベルサイユ宮殿。
すごいなあ。
ちょっとしたテーマパークだよ。

この会社の守衛室で見つけた標語が
“ホウレンソウとソーセージ”

さすが食品会社である。
うまいなあ。
ざぶとん三枚っ!

ホウレンソウとはもちろん
“報告・連絡・相談”です。
そしてソーセージとは
はて如何に?それは
“創意工夫・整理整頓・時間厳守”
とありました。

“ホウレンソウとソーセージ”

検索したらあるあるこのレシピ。
なかなか定番の料理みたいです。
毎日部下に業務命令で食べさせたら
ポパイになってくれるかな。
それとも栄養偏るかな(^_^;)
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岡山で立ち呑む

2008年10月17日 | slow gourmet

秋晴れの一日。日々是好日。
精一杯仕事をするにはいい日和。
というわけで岡山へ出発。
駅前でレンタカーを借りていざ北上。
過去の経験で
こういういい日は危ないぞ!と
運転者に言ってたら、案の定
スピード違反の取締りが…。
岡山空港へ向かう広い道路。
よいお天気に見通しのよい直線。
さすが司直。
ドライバー心理に長けている。
それにそろそろ歳末の資金もいるか…?
別に飛ばしていた訳ではないが
単独走行の怖さ…あやうくセーフ。
法令遵守でいきましょう。

無事実りある仕事を終えた。
夕刻。岡山駅前に戻る。
レンタカーを返却したら
ちょうどいい時間とあいなりました。
ちょうどいい時間とは、
これから暮れかける時間…つまり
帰るには早すぎる時間ということ。
まあ、ありていに言うと
まっすぐ帰るにはもったいない時間
つまりちょっと飲みたい時間です。
(くどいっ。早くそれを言い給え!)

と言って腰を落ち着けるのも何だか。
となれば…そう立ち呑み屋さん。
で心当たりを探したら
ほら、駅前に見つけました。
迷わず扉を開ける。先客はひとりだけ。
とりあえずの生ビールセットを注文。
生ビール中に焼き鳥、砂ずり
そして皮の串焼きが三本なり。
お代は630円也。
「ぷは~。」
今日もお疲れさん。
しかしこの店、酒類も料理も
壁に品書きがびっしり。それに
おっちゃんひとりで切り盛りしている。

クロキリ(黒霧島)を二杯ほど。
湯割りでいただく。一杯280円
あては腹にもたれない物を少々。
これ立ち呑みの極意。
なんせ長居は無用なのだから。

岡山駅近くには、もう一軒
商店街沿いにイチ竺という店もある。
今度はそこに行ってみよう。

帰りは広島まで新幹線だ。
こういう時の新幹線は危ないぞ。
ほろ酔いでついウトウト
気がつけば乗り過ごしだ。
この程度のほろ酔いなら
さすがに博多まではないだろうが。
ゆめゆめ殿方ご用心です^^;
まあ博多ならまた飲めるかと
乗り過ごしもまた楽しからずや!
なんてね…(*^_^*)

■立ち呑み処 たまりば
 岡山市本町2-11
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街で見つけた!唐草模様

2008年10月16日 | slow culture

街道沿いの具服屋さん。

あの唐草模様の風呂敷柄が
秋風にはためいているではないか。

何となく懐かしい模様だなあ。

この呉服屋さんは店構えからして
きっと何代も続いている老舗だろう。
今は学生服も取り扱ってるらしい。

「旦さん、その柄ようお似合いです。」

この頃は着物に興味がある。
次の正月は着物で過ごそうか。
着物を着た女性もいいなと思う。

着物買うなら
こういう店で買うてみたいなあ。

■高松・木太町にて
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人間ドックの快と憂

2008年10月13日 | tete a tete

人間ドックに入る。

1泊2日の人間ドック自体は
なかなか快適で、年に一度の
私流ハレの行事なのだが
結果次第では、これがハレから
喪に暗転する危うさも孕んでいる。
そういう意味ではやっかいな行事でもある。

年齢が行くと
人間ドックという行事も、謂わば
刑務所の塀の上を歩くようなものだ。
塀の外側に落ちれば、晴れて
自由の身が一年は保障されるが
よしんば塀の内側に落ちれば…!?
執行猶予が付くならまだしも
即実刑で投獄だと心の準備が整わぬ。

さて今年の結果は…?
このブログは自己生活記録でもある。
よって赤裸々に記そう。
少し恥かしいが自己開示も大事。
(そないに大げさでもなかろうが…)

身長178.6センチ。
体重75.3キロ、体脂肪率19.4%。
身長は変わりなしですと言われたが
変わる人もいるのかな?
骨が縮むとか?
体重は昨年より減量に成功!だ。
肥満度7.3(前回10.3)
BMI23.6(前回24.3)と改善。
よし!よし!!
頑張ったね(^^)

ただ腹囲が86.3センチ。
メタボ基準値85.0未満に収まらず。
腹の脂肪はなかなか減らんなあ(-_-;)

血圧は108に74。クリア!

そして血液検査結果の詳細は…?
やはり弱点の代謝系の数値が悪し。
尿酸値は相変わらず高止まりだ。
原因はアルコールですと先生きっぱり。
“解ってますって先生。頭ではね”
と、心の中でつぶやく…。
やはり休肝日を増やさんといけん。

次の代謝系は血統値、もとい血糖値。
どやっ?
できればこれも無罪放免といきたいが。
1時間後、2時間後の値は…?
セーフ!セーフ!!セーフ!!!。
(どこかのイタリアワインみたい)
血統値はもとより平凡で残念だが
血糖値は嬉しいことにこれも平凡で
糖尿予備軍入隊は乙種で免除となる。

次に脂質系…
我が輩昔からコレステロール値と
中性脂肪値は何と健康優良児。
不思議とかなり低いのだ。
今年もこれはもう楽々セーフ。
肝機能の各数値も問題なし。
脂肪肝も解消している。

そしてエコーにバリウム検査。
これが私には鬼門中の鬼門。
案の定(-_-;)
また新たに石が見つかった。
ショック!
お金は貯まらんのに
気苦労と石だけは何故か貯まる。
世の中の不条理だなあ。でも
一病息災というではないか?
これで健康に留意して
かえっていいかもしれない。
ここはプラスに考えることにしませう。

胃のバリウム透視は問題なし。
春に胃カメラ飲んでたし…。
ただ十二指腸に憩室ありとの指摘。
これは、胆嚢ポリープと共に
以前からの想定内の結果である。
要観察でしのげる。

後は前立腺のPSA検査と
消化器系臓器の腫瘍マーカー検査
これは数値的に異常なし。

この人間ドック。
これからは、一年毎の
一番勝負になっていくだろう。
怖いもの見たさの感もないではないが
ホテルで過ごす検査日は案外快適で
心のドックにもなるので止められない。

しかし何といっても
もはや自分ひとりの身ではない身。
できれば健康な体で
誰にも迷惑をかけずに
我が生をまっとうしたいと願うだけ。
人間生まれる処と死に方は選べない。
(もちろん自死は論外)
これ私の諦観的人生訓。

貴殿はいかがですか?
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秋日和からⅢ お~い蜘蛛よ!

2008年10月11日 | slow life

“天高く馬 肥ゆる秋”

この言葉結構好きである。
秋晴れの空に
生きとし生ける物の充実感を感じる
まさに実りの秋の様子が
シズル感を持って伝わってくるから。

でもその真の意味は
堺屋太一の“チンギス・ハン”
を読んでなるほど…。
戦力としての馬の成否が
時代の雌雄を決する草原の戦い。
それを知るとこの言葉に、新たに
歴史のロマンを感じるのであった。

前置きが長くなったが
で、こちらは
“天高く 蜘蛛 肥ゆる秋”

こんな空中に
うまいこと糸張りよったなあ。

さぞ気持ちよかろうぞなもし。

「お~い、雲よ!」
ならぬ
「お~い。蜘蛛よ!!」
「まるで空中ハンモックよのぉ~。」

秋空に雲と蜘蛛…。
思わずぽかんと阿呆面して
いつまでも…
見上げておりました。
今、秋日和です。

■高松・木太町にて
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秋日和からⅡ 白花曼珠沙華

2008年10月09日 | slow culture

そして
赤い曼珠沙華の群れの隣には
白い曼珠沙華が咲いていた。

紅白とは
曼珠沙華もめでたいなあ。
しかし白だと随分印象が違う。

赤い曼珠沙華が
一抹の寂寥感漂う花なら
白い曼珠沙華は
妖艶な気配が漂う花だろうか。

白花曼珠沙華と言ふそうな。
こちらは月夜が似合いそう。
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秋日和からⅠ 曼珠沙華

2008年10月08日 | slow culture

“曼珠沙華
 一むら燃えて秋陽つよし
 そこ過ぎてゐる しづかなる径”
 
 木下利玄『李青集』大正14年

歌人木下利玄は
曼珠沙華をこよなく愛したと言ふ。
“その紅の反くり返った花弁は
まだ炎威をのこしてゐる
秋陽に照り映えて
毒々しいまでに燃えてゐる。
それが夕方村を通り過ぎたりして
路傍の小高い丘の
日露戦役の戦死者の墓の処などに
かたまって咲いてゐるのを見かけると
赤い夕日に照らされてといふ
センチメンタルな唱歌の節などが
思ひ合はされて
不思議な淋しさを人の心に投げかける”
                   (同)

秋日和の日
港沿いの幹線道路脇の
植え込みで見つけた曼珠沙華。
燃えるような赤い群れなのに
どうして
不思議な淋しさを感じるのだろう。

■松山・高浜にて
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