陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

太陽のエネルギー

2015年01月31日 | slow works

太陽光発電関係の会社を訪ねて
大阪から相生まで行く。
久しぶりの遠路の営業行脚。
新快速を姫路で乗り換えて1時間半はかからない。
相生駅前で店を探して昼ごはん。
それから1時間に2本のバスに乗って
あのスプリングエイトの近くまで。
停留所を降りたら、巨大な太陽光パネルが
目に飛び込んできた。太陽光エネルギーも
色々あってちょっと一頓挫しているが
やはり未来のエネルギーだ。
なにしろ空に太陽がある限り♪…
無尽のエネルギーなのだから。
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わたしの酒呑録 山廃仕込

2015年01月24日 | eau de vie

菊姫の山廃仕込の純米酒を買う。
山廃仕込とはよく聞くが、いったい
どういう意味?どういう味なんだろう。

さて、山廃仕込とは山卸廃止酛
(やまおろしはいしもと)
で醸造した酒のことを言うとある。
山卸とは、桶の中に蒸米と水を入れ
櫂ですりつぶす操作のことであり、
山廃は生酛(きもと)系酒母を代表する酛で
製造が難しい製法とある。
自然の摂理を巧妙に利用した酒で
それは先人の知恵の経験の所産である。
ふむふむ。つまり山廃とは古来の製法で
手間がかかるということらしい。

山廃で仕込んだ酒は、香が芳しく
濃醇で腰が強く、いくら水で薄めても
ちゃんと酒の味がするのだと言う。

■菊姫 山廃仕込純米酒

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うまいもの選 かぶら蒸し

2015年01月22日 | slow gourmet

親しい仲間三人との新年会。
互いに近況を報告しつつ、今年の予定も。
お酒も料理も進む中、かぶら蒸しが出てきた。
久しぶり。かぶら蒸しは好物。嬉しいな。
最近は小料理屋でも、まんじゅうもんが
出ることは、あまりないような気がする。
楽しいひとときを過ごしました。

語り合ふ夢もそれぞれ新年会
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寒晴の神戸港

2015年01月21日 | slow life

寒晴となったこの日。
神戸の初春風景を探す吟行へ。
元町駅から中突堤へ。そして南京町を歩き
花時計・東遊園地から生田神社まで吟行。
港では埠頭の先まで歩いてみた。
男女数人のジョガーたちが、埠頭をぐるりと
気持ち良さそうに駆けていた。

中華街では開店の支度も整い
若い娘が呼び込みを開始していた。
赤ひと色の中華街は、春節祭を
来月に控えどこか華やいだ雰囲気。

神戸のシンボル・花時計には、
早くも4月の季題のパンジーが咲き揃ひ
人文字ならぬ花文字で「絆 1・17」と。
東遊園地では、震災忌の撤収作業が
ほぼ終了していた。阪神忌を終えて港・神戸も
これから春に向かって進んでいくのだ。

句会場では、飾羽子板や凧も飾られ
水仙の香りもほのと漂っていた。


喪を解けば春待つ心動き出す
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2015 二十年目の阪神忌

2015年01月17日 | cocoro

阪神・淡路大震災から二十年を迎える。
あの午前5時46分の時刻…。

あの年は確か三連休だったと思う。
その連休の最終日。
子どもの新チームの初試合があった。
応援に行ったその夜、夕食の鍋を突きながら
子どもとその試合を振り返った。
これよりレギュラーメンバーとして活躍する。
その前途に期待を弾ませながら
「今年は応援に忙しくなるね。」と妻が言った。

楽しい団欒を過ごし寝付いたその夜明け前。
あの揺れが襲ってきた。最初はピピピ…
と思ったら、ガンガンガンと突き上げるような揺れ。
もう死ぬと思った。暗闇の中で安否を問う妻の甲高い声。
どうやら全員無事らしい。しかし部屋はぐちゃぐちゃだ。
足の踏み場もない。そんな暗い中を
家具を跨ぎながら外へと出た。何とかドアは開いた。
全員が集合した。近所の安否を問う声。
最初は神戸が震源だとは思わなかった。
気が付けば足の裏をガラス片で切っていた。
血に染まった足を見て気づく。
不思議と痛みは全く感じなかった。

その後、子どもの野球チームはグラウンドを失い
仲間の家族たちも避難などで離散。新チームが
再開できるようになったのは秋になってからだった。
目をかけていてくれたあの優しい監督は
自宅の梁の下敷きとなって亡くなった。
同級生も何人か亡くなっていた。

明日突然死ぬかも知れないということを
肌身で知ったあの大震災…6434人の方が
亡くなったあの大震災から二十年。
今年も東遊園地に行き、記帳して白い寒菊受く。
あの監督の名が記された銘板の前に佇ち黙とう。
子供たちも無事に大きくなって、それぞれ
元気でいることを報告する。

二十年を迎え神戸の復興が進んでも
あの揺れと記憶は決して忘れない…。
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お札納め

2015年01月12日 | slow life

古いお札や戎笹、吉兆を納める。
それがこんなにも山となっていた。
ずいぶんの数だなあ。
去年1年どれほどの福が
それぞれにもたらされたのだろうか?

福も積もらば山となる。
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戎っさんの残り福

2015年01月11日 | slow life

残り福を授かりに西宮戎神社へ。
先生と句仲間5人でお参りを。
詣でた後は露店に入っておでん酒。
ゆっくりしている内に昼前となった。
露店から外に出るとかなりの人出。
今年は景気がいいからだろうか?
吉兆店では、大口の吉兆を買った客に
三三七拍子の縁起の良い手締め。
元気の良い売り子は皆女性だった。
やはり女性が活躍する時代なんだなあ。
今年はさていかがな年になりますやら。

ふたりして願ふ繁盛初戎

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2014 初句会

2015年01月03日 | slow life

早々に初句会へ。まだ三日とあって
いつもより参加者は少ない。
それでも80数人が参集した。
兼題は「新年会」と「初富士」そして
席題は「雪」と「羽子板」であった。
新年会は作りやすいが類想が多い。
元日からの積雪で、席題の雪は
実感のこもった句が多かった。
羽子板という題は、やはり年輩の方は
よく捉えた句が多かったように思う。
羽子板など、今の世代の人なら、なかなか
イメージが湧かないのではないかと思う。

今年の私の俳句は「より深く」がテーマ。
今日の初句会の成績は、なんとか先生に
1句採っていただいた。互選にも1句抜けて、
スコンク(1句も名乗れないこと)で始まる
という事態は、何とか避けられて
ほっと安堵の初句会でありました。

(写真)山茶花
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今年の初詣

2015年01月02日 | slow life

今年の初詣は近場で済ます。
阪急六甲駅下の八幡神社へ。
二日目とあって
少し並ぶ程度の混みようであった。

願いごとは平凡なことばかり。
健康がいちばん。御神籤は引かず。
鈴を鳴らし、柏手の気持ちいい音を聞けば
淑気が全身に行き渡るようだ。

拝殿に柏手打てば淑気満つ
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わたしの酒呑録 石鎚純米吟醸

2015年01月02日 | eau de vie

愛媛は西条の酒である。
“石鎚”という名は、もちろん
「石鎚山」から取っている。よって仕込み水も
名水百選にも選ばれている「うちぬき」という湧水と
同じ由来の石鎚山系の清冽な湧き水なのだとか。
石鎚という会社。会社紹介によると平成11年より
杜氏、蔵人が存在せず家族だけで酒造りを行なっている
小さい酒蔵である。杜氏がいないというのは
あの獺祭と同じ経営だ。家族経営の手造りの酒。
呑みやすくてちょくちょく買う銘柄である。
この正月の酒としてたしなみました。
正月早々酒の話からであしからず。

■石鎚酒造
愛媛県西条市氷見丙402-3

石鎚 純米吟醸 緑ラベル720ml

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