うまいもの選 夫婦酒饅頭

昨年、とある俳句の年間賞をいただいたので
自祝の意味も込めて、お世話になった方に
御影の夫婦酒饅頭を差し上げた。
その場で開けて食してくださった方がいた。
優しい味で丁寧に手作りしているねと
とても褒めてくださった。こういう風に
すぐに感想を言ってくださるととても嬉しい。
ここのお饅頭は高齢の店主自らが作っている。
大量生産でない味はどこか懐かしい。
お気に入りの和菓子である。

■御菓子司　虎屋吉末
神戸市東灘区御影本町4-1-1

スイスワインを楽しむ

久しぶりに友に誘われワインサロンへ。
2月例会のテーマはスイスワインでとあった。
スイスワインなんて飲んだことはない。

専門家の説明を聞くと、スイスは山岳地帯が多いから
あまり作付面積がないのだそうだ。だから
あまりワインが豊富ということではないらしい。

5本のワインを順次テイスティングしながら
春の季節感あふれた素敵な食事を楽しむ。
勿論チーズフォンデュもチーズが美味しくてグッド。
スイスワインはとても淡麗な感じであった。

四国巡礼 志度寺

四国八十八箇所霊場の第八十六番志度寺へ。
このお寺は結構広い。創建は636年という。
「海女の玉取り伝説」なるものがあり
“海女の墓”なる旧跡があった。
五重の塔もあった。境内にある
石の地蔵さんの表情がとても良くて
思わずしばし見惚れてしまった。

写真の山門も風格があって素晴らしい。
1670年（寛文10年）頃の建立とか。

四国八十八箇所霊場の上がり三箇所が
ここさぬき市にあるのである。

幸せ昼ごはん 直会

今宮戎神社十日戎献詠俳句の披講式に参列する。
十日戎の時は人、人、人で溢れかえる境内も
今は閑散としてまるであの喧噪が夢のようだ。
拝殿でお祓いを受けて、宮司さんによる
献詠の儀式を執り行ってもらう。
神事が済めば直会（なおらい）を頂く。
これが楽しみ。ビールは勿論えびす麦酒だ。
木津はうを新さんのお弁当。
皆で語らいながら美味しく頂きました。

それにしても今宮戎神社さんはもう45年前から
この十日戎の献詠俳句大会を催しておられる。
俳人にとってはありがたいことである。
それだから云うのではないが、やはり十日戎は
今宮戎である。あの喧噪と混沌は浪速のパワー
そのものであると思う。

亜米利加へ発つ子に持たす戎笹
人波の上福笹の波となる

津田の松原

津田の松原に案内してもらった。
この松原は、江戸時代の初期に岩清水八幡宮の
防風林として植えられたのが始まりなのだとか。
白砂青松とはまさにこの一景のことである。
砂浜が続き海水浴場にもなってる。水も綺麗で
「日本の渚百選」にも選定されている景勝地
というのも頷ける。振りの良い松が多い。

さぬき市には岬の先にドルフィンセンターがあって
イルカのショーも楽しめる。夏なんかいいだろうな。
京阪神からは車で近いから、また吟行地として
ピックアップしておこう。

大串公園のテアトロン

さぬき市・大串自然公園へ。
瀬戸の海を一望する公園には野外劇場があった。
名をテアトロンという。すり鉢状の野外音楽広場で
小田和正やスターダストレビューのコンサートも
ここで行われている。ここは夕日が美しいという。
夕日を見ながら小田和正の曲を聴くなんて、とても
ロマンチックだな。ぜひ聴いてみたいと思う。
あのモモクロも来たらしい。サインがあった。

課題はこの劇場の活性化。町おこしに
もっともっと有効に活用できないだろうか。

幸せ昼ごはん 中華そば

出張でさぬき市へ行った。
三ノ宮のバスターミナルから
明石海峡大橋を渡り、淡路島を縦断して
鳴門大橋を渡り四国へ。2時間ちょっとで
高速志度に着く。そこでピックアップ
してもらって、まずはさぬき飯を
ということで案内されたのがここ。

牟礼製麺というさぬきうどんの製麺所が
やっている食堂らしい。もちろんお勧めは
さぬきうどんなのだが、中華そばも旨いという。
さぬき市に来てなんで中華そば？何だかなあ
とは思ったが、勧めに従って食べてみた。

トッピングにかき揚げとコロッケを。
そしておにぎりまでつけて540円とは！？
安いなあ。しかしこの中華そば、やはり
製麺所だけあってなかなかでした。
次回はさぬきうどんにしよう。
ごちそうさまでした。

■牟礼製麺
香川県さぬき市志度503

うまいもの選 赤福餅

お伊勢名物と言えばダントツはこれ。そう赤福餅。
今まで何度も買って、何度も食してきたけれど
今回は初めて、おはらい町通りの本店で並んで買った。
やはり食の味というのはその地の想い出と結びつくもの。
キオスクや百貨店で買う赤福餅と、このレトロな造りの本店で
買う赤福餅とは、決して決して味わいは同じではないのだ。
最近お気に入りの万古焼の急須でお茶を淹れて
この赤福餅を伊勢路の旅を思い出しながらいただいた。

■赤福本店
三重県伊勢市宇治中之切町26番地

懐かしき昭和 招き猫

おかげ横丁には猫がたくさんいた。
と言っても猫の置物であるが。
横丁猫めぐりと書いてあった。
いろんな仕掛けが楽しいおかげ横丁だ。

この招き猫。随分貫禄があるな。
この位貫禄があると千客万来間違いなし！
あちきもちょっと頭を撫でて、何とか
御利益をいただきやしょう。へい。

うまいもの選 太閤出世餅

お伊勢名物いろいろあれど
この太閤出世餅は我家のお気に入りの土産物。

家内の知人がよくお伊勢参りをするお方で
その方が必ずお土産にくれるのがこの餅。
以来すっかりその食感が好きになってしまった。
もちもちとした食感と餡の按配がとてもいい。

初めて入ったお店はなんか予想に反して
とても地味であったが味は言うことなし。
店を喰うのではないからね。それにしても
出世餅とは…！？小生、今さら出世なんかは
もう望むべくもない所謂“終った人”だけれど
美味しいものには目がない。そして
美味しいものに幸せは宿ると信じているのだ。

■太閤出世餅
三重県伊勢市宇治今在家町63