陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

茶の花の黙

2018年11月30日 | nonoka

妙心寺の境内は広い。
ゆっくり景を探しながら歩いていたら
茶の花の垣に出逢う。
もう盛りを過ぎていたようだったが
葉に埋もれて咲いていた。
茶の花は俯くように咲くので、これは
葉を掻き分けて下から覗くように撮る。

ほんとうに控えめな花。
静かな秋日和によく似合う。

茶の花や静かに暮れてゆく一と日
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山茶花垣 真白

2018年11月29日 | nonoka

こちらは白い山茶花。山茶花は花期が長い。
ひと冬中咲いているような気がする。

山茶花の散りたきやうに散る朝
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山茶花垣 紅色

2018年11月28日 | nonoka

初冬の花、山茶花。
どこでも咲いている花だが
京都の山茶花は、どこか気品があ
るように見えるのは気のせいか?

山茶花の龍安寺へとつづく径
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石庭の紅葉 龍安寺

2018年11月27日 | slow life

妙心寺から龍安寺まで歩く。
おそらく観光客でごった返している
だろうと思ったが、予想に反して
人出はそれほどでもなかった。
前日の土曜日がすごかったので
その反動だろうか?嵐山の落柿舎や
祇王寺へ向った一行も、人出は
思ったほどではなかったと言う。

並ばずにすんなりと石庭まで行けた。
はて?石庭ってこんなに小さかったのか?
後で仲間と話すと同感であった。
札幌の時計台を見た印象に同じだね。と。

外人さんたちが座って石庭を眺めていた。
私もしばし。しかし頭の中は
俳句のことをずっと考えているので
全然無我の境地になれず。

何とか紅葉と石庭が入るアングルを見つけて
写メをしてみました。私の場合
古いヤツだとお思いでしょうが、ガラケーの
写メなのです。あしからず。
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駅の風景 嵐電妙心寺駅

2018年11月26日 | tete a tete

嵐電(らんでん)妙心寺駅。

京福電鉄北野線のひと駅である。
北野線は北野白梅町駅から帷子ノ辻駅
までを結んでいる。駅の名前も京都らしい
ものが多く、また住宅街を抜けていくので
結構人気がある鉄道路線である。

私は京都の大学に通っていた。
友人が当時、太秦映画村近くに
下宿していたのでよく訪ねたことがある。
大方は麻雀をするためだ。そして帰りには
この嵐電に乗って大宮まで行き
そこから阪急で神戸に帰った。
夏休などときどきこの下宿を借りた。
彼女とのデートのために。
気持ちよく貸してくれた友人は
今から思うととてもいいやつだったなと思う。
その後あいつはどうしているのだろうか?
四十年以上前の嵐電の思い出である。
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踏切の風景

2018年11月25日 | slow life

妙心寺から龍安寺へ。
住宅街を抜け商店街を抜ける。
約15分ほどの距離だ。

京都は大阪のように職住が離れていない。
会社やお寺が住宅街にあると言う感じ。
八年ほど京都に勤めていたが、そんな
京都の街並みが好きであった。

この妙心寺から龍安寺へ抜ける路もそう。
懐かしい昔ながらの家電の店があり
うどん屋さんもあった。

途中、嵐電の踏切を渡る。
龍安寺帰りの外人さんがたちが
この景に不思議と溶け込んでいた。

京ならではの景である。
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夕照の紅葉 妙心寺

2018年11月24日 | slow life

紅葉シーズン真っ盛りの京都へ。
京都が一年で一番ごった返すのは
この時季である。
23日の祝日から土日にかけては
京都に行くのはできれば避けたい。
しかし、今回は俳句大会があった。

会場が妙心寺であったのでJR花園駅で下車。
妙心寺の広い境内をぶらぶら。紅葉や石蕗の花
茶の花、山茶花などを写生しながら吟行。

今年も美しい紅葉に出逢えました。
写真は妙心寺の紅葉。
出掛けたのが遅かったので夕日の紅葉となった。
それはもう美しゅうございました。
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季題 花八手

2018年11月23日 | nonoka

八手の花は案外地味です。初冬に咲きます。
天狗のような葉に比べても花は地味です。
民家の庭の日陰に咲いている。そんな印象かな。
日陰でも育つので庭隅に植えられることが多い
とありました。納得しました。

峠径八手の花に迎へられ

大塩の馬坂峠への径に咲いていた花八手。
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神農さん

2018年11月22日 | slow life

11月21日、今日明日と神農さんだ。
御堂筋の樹々のイルミネーションに
突如張子の虎が道修町の入口に現れる。

神農さんは大阪は薬の街、道修町の
少彦名神社のお祭りである。大阪では
祭はえべっさんで始まり神農さんで終る
と言われ“とめの祭”と言われている。

そして神農さんと言えば張子の虎である。

神農祭は文政5年(1822年)に大坂で
“コレラが流行した際に薬種仲間が病除けの薬として
「虎頭殺鬼雄黄圓」(ことうさっきうおうえん)
という丸薬を作り、 「神虎」(張子の虎)の
御守と一緒に神前祈願の後施与したことに
由来するといわれております。”
(少彦名神社のHPより抜粋)

天神祭も疫病を払うという祭。
昔は病で命を落とすことが多かった。
現代とは祭の意味が違っていたのである。
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大塩・野路菊の里へ

2018年11月21日 | slow journey

山陽電車・大塩駅で下車。
野路菊の群落を吟行する。

大塩駅から地蔵堂を経て日笠山へ
そこから細い峠径を夫婦岩から馬坂峠へ。
馬坂峠からのじぎくの里公園へと下る。
結構勾配を上り下りしながらの
ハイキングで案外きつかった。

野路菊は満開。よい香りがしていた。
昔は自然の群落があったらしいが
今は地元の方たちが手入れをして
この野路菊を守って育てているのだ。

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