陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

わたしの酒呑録 貴仙寿吉兆

2012年04月30日 | eau de vie

酒屋を営んでいる知人から
誕生日のお祝いに日本酒が届いた。
今年の銘柄は純米吟醸貴仙寿吉兆。
日本酒度+4。秀麗な気品と味わいとある。
辛口だ。今宵は天然鯛の塩焼きと
これも旬の筍の木の芽和えでいただく。
やはり和食には日本酒がよく似合ふ。

■純米吟醸貴仙寿吉兆
奈良豊澤酒造株式会社
奈良市今市町405
創業明治元年(1868年)
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路傍の黄 タンポポ

2012年04月29日 | slow culture

あちこちでタンポポを見かける。
中にはコンクリートの割れ目から
花を咲かせているものもあった。
タンポポは逞しい。力強い雑草だ。
ちなみに日本タンポポと西洋タンポポ
の違いを知ってますか?見かけるのは
ほとんどは西洋タンポポです。花の下の
萼片の開いてるのが西洋タンポポの特徴。
花を裏返して確かめるとわかります。

たんぽぽや希望の色の小さくとも
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2012年の桜Ⅳ 造幣局通抜

2012年04月27日 | slow life

2012年今年の桜の最後を飾るのは
大阪は天満橋の造幣局の桜。

今年もたくさんの人出で賑わっていた。
この通り抜けの花見は、ほとんど
神戸のルミナリエ見物と同じ要領。
一方通行に雑踏に紛れて通り抜けする。
門を出たら大川の河畔の屋台で食を楽しむ。
食い倒れの浪速ならではの花見である。

途中で俳句や川柳の投句コーナーが。
思わず投句した。即吟の句である。
入選すれば後日句集になるそうだ。また
来年にはその入選作が桜に掲げられるとか。
へえ、知らなかったなあ。これはお楽しみ。

別の一句を。

昏れてゆく風より花の散り初めし
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2012年の桜Ⅲ 丸太町橋紅枝垂

2012年04月24日 | cocoro

京都の丸太町橋の下に一本の紅枝垂桜。
柳と並んで風に揺れている。
傍らに雪柳と山吹の花を従えて。
季節の移ろいを感じさせる風景だ。
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2012年の桜Ⅱ 石屋川の桜

2012年04月22日 | cocoro

石屋川公園の桜。
この桜は震災後公園が整備された時に
植えられたもの。この下には貯水漕がある。
震災の時再び火災を出さないようにと。
小さかった桜にも17年の歳月が…。
しかしこの公園で遊ぶ子らの姿は
当時とそれほど変わらない。
震災当時生まれた子どもたちは今17歳。
青春の真只中にいる。

水音へと咲き零れゆく桜かな
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2012年の桜Ⅰ 鶴岡八幡宮の桜

2012年04月19日 | cocoro

さまざまなこと思い出す桜かな 芭蕉

今年も桜が咲いた。そして今年も愛でる。
桜の開花は人生の道しるべである。
さまざまなことを思い出す桜。
年齢とともに見る思いも変わる桜。
そんな桜を今年も記しておこう。

(写真)鶴岡八幡宮
旗上弁財天社より望む川沿いの桜
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花の鎌倉紀行Ⅳ鶴が丘八幡宮

2012年04月14日 | slow journey

鎌倉の旅の最後は鶴が丘八幡宮へ。
境内の桜は満開。今年は鎌倉で桜を見る。
参詣を終えて桜のトンネルを鎌倉駅へと向かう。
朝一番飛行機で発ち、また飛行機で帰るという
あわただしい旅であったけれど楽しい旅でした。
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花の鎌倉紀行Ⅲ 鎌倉大仏殿

2012年04月13日 | slow journey

初の鎌倉となればどうしてもここは外せない。
と言う訳で時間ぎりぎりとなってしまったが
急いで江ノ電に乗り込み、長谷駅で下車。
土産物屋を覗く大仏殿帰りの観光客を掻き分け
掻き分けやっとのことで鎌倉大仏殿高徳院へ。
5時半の閉院にぎりぎり間に合った。
初めて見る大仏さん。大きいな。
後ろにも廻ってとくと眺めました。
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花の鎌倉紀行Ⅱ 花御堂

2012年04月12日 | slow journey

4月8日は虚子忌でもあり、潅仏会でもあり
キリスト教の復活祭とも重なった特別の日。

お釈迦さまの誕生仏に甘茶をおかけしてから
用意された甘茶をいただく。甘さが
体に溶け込んでいくように美味しかった。
遠く九州から来られた方が、花御堂に
椿の花を添えておられたようです。
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花の鎌倉紀行Ⅰ 寿福寺

2012年04月11日 | slow journey

虚子忌へ初めての参列。
空路鎌倉へ。この日は一穢なき快晴。
桜も満開で当日は鎌倉まつりも開催され
鎌倉は駅から沢山の人手で溢れていた。
花人に紛れて法要のある寿福寺へ。
寿福寺は臨済宗建長寺派の寺。
鎌倉五山の第三位という由緒ある寺。

午前11時からの法要に参列した。
その前に虚子の墓前へ。
本堂から坂を登った裏山にある。
墓所は祠になっていた。このような祠を
谷倉と言うのだとか。鎌倉・室町時代に
山腹に横穴を掘って墓所としたもので
鎌倉には多いのだとか。
源実朝、北条政子の墓もあった。

師に蹤きてまかる忌の旅花の旅
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