陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

街の面白看板 ほたるの宿

2011年02月25日 | slow culture

山陰線宍道駅前通り。
駅前から少し歩くと宍道湖に出る。
その駅前通り。看板がなかなか興味深い。
前回のどんぞこもそう。

ほたるの宿…。
そそられるなあ。泊まってみたいなあ。
でもちょっと躊躇するかな?
ここに泊まる者たちは
たったひと夜、焦がれるように光るのか?

実に興味深い。その後ろのスナックも。
次回はもうひとつ紹介しませう。
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わたしの酒呑録 大治郎

2011年02月22日 | eau de vie

仕事で草津に行った折に
地元の商店街の酒屋で見つけた。
純米うすにごりとある。
純米よび酒(みず)大治郎。

滋賀の酒は、どちらかと言うと
しっかりした味わいの酒だと
酒屋の主人は言った。
なるほどそんな感じ。私好みの
水のような喉ごしの酒とは対照的かな。
今宵は蟹すきで。

■大治郎 純米うすにごり
日本酒度+4、アルコール度17.5
畑酒造有限会社
滋賀県東近江市小脇町1410

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街の面白看板 どんぞこ

2011年02月21日 | slow culture

“どんぞこ”という名の呑み屋は
結構各地に存在している。
神戸にもあったし、確か京都にもあった。
きっと各地にあると思ふ。

どん底はロシアの劇作家ゴーリキの戯曲である。
この戯曲の言わんとするところは、結局誰一人
幸福になることはなく、どん底にいる者たちは
結局歌と酒だけの娯楽の日々を送ると言ふことだ。

バーどん底にはそういうテーゼを含んでいる。
地下にあればなおさら趣きを増すというものだ。

さて、ここのどんぞこは宍道駅前だった。
宍道湖辺りはどん底なのだろうか?
そそられるなあ…。
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はじめての水彩画 民族衣装の娘

2011年02月20日 | slow culture

この日は、モデルを描く日。
45分前に教室に着いてしまう。
先生が準備をしておられた。
わたしも手伝う。イーゼルを
ぐるっと囲むように並べる。
一番に来たおかげで、自分の
お気に入りの角度の場所を
しっかり確保することができた。
やはり人物は正面は難しいからね。

ポーランドの民族衣装を纏った若いモデル。
大きく描きたかったので
今回は上半身主体に構図を取った。

前回もそうだったが、やはり女性の顔は
自分の理想に描いてしまう。この女性の顔も
描き終わって見たらやはり私好み。
実際のモデルは、可愛い方でしたが
もっと柔らかい顔立ちだったような。

全体的には満足な出来栄えですが
ちょっと腕のバランスが気に入らない。
他の人の絵を互いに見て回るのですが
みんな違って面白い。絵というものは
本当に個性が際立って出るものです。
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駅の風景 途中下車

2011年02月19日 | slow culture

街で見つけた面白看板シリーズ。
今回ピックアップは、駅ナカ。
プラットフォームから階段下りた
中2階の所にあった喫茶店。

旅の哀愁をそそるネーミングです。
駅路は人生の交差点。ちょっと
ふらっと夕暮れ時に立ち寄ってみるか。
赤提灯がそんな誘惑の光りを放っています。

今日もゆくゆく哀愁列車…。さて。
こんな粋!?な名前の喫茶店があるのは
一体どこの駅でしょう?
わたし的には、ちょっと意外な駅でした。






■JR環状線 鶴橋駅にて(写真)
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幸せ昼ごはん 室津の寿司

2011年02月18日 | slow gourmet

淡路島グルメ探訪へ。
明石海峡大橋から見る海も穏やか。
やや陽炎へるほどの陽気である。
目的地の洲本へ行く前に幸せ昼ごはん。
やはり島なら寿司かなということで
北淡ICで途中下車して室津へ。
インターチェンジから少し走ると
判りやすい看板が目に付く。
民家の路地に件のお店はあった。

昼少し前。店内には客はなし。
大将と給仕のお姉さん。カウンターは
6席後ろに掘りごたつ式の座敷席
奥には宴会用の部屋も。しかし
割と小箱なお店だ。小綺麗な店内。
それでも9年位経つと大将は言ふ。
話易そうな大将だ。どこからおいでかとか
なんで来ましたか?とか…。

上にぎり1470円をまず注文してみた。
お吸い物付。供された寿司は8貫。
大振りなネタ。しかも綺麗なネタ。
しっかり食べ応えのありそうな寿司だ。
ひとことで言えば、誠実なという
形容詞がぴったりな、そんな寿司。
きっと大将の人柄なのだろうと
勝手に推察。そんな気のある寿司屋。

蒸し穴子がとろける様だった。
いやはやこれはたまらん。思わず
追加で注文してしまった。ほかに
たいらぎ貝も、えびもしっかり大きい。
お後、たこにげそ、ばってらを。
よく食べるなあ、我ながら。

留守番をしている子供に
上にぎり1人前とまぐろに鉄火巻を。
これで7000円で十分お釣。
連れ合いが思わず安いなあと呟く。
空き地も混在する民家に寿司の暖簾。
こういう店があるなんて。
ほんに淡路はいい島だなあ。ご満悦。

■大瀬
淡路市室津2556-2
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野島断層は見たが…

2011年02月16日 | slow life

北淡震災記念公園へ。
入館料700円を払って野島断層保存館へ。
断層は綺麗に保存されていた。地震が
地表に貌を現したのが野島断層である。
こやつか!我々をどん底に突き落としたのは!
ついついそういう眼で見てしまった。
吾が輩も激震地の被災者なのだ。

震度7の揺れを体験できる震災体験館。
連れ合いはその部屋に座り地震を体験。
しかし私は入るのを止めた。
何故か他の客たちと嬉しそうに、まるで
遊園地の乗り物のスリルを楽しむような
そんな気分にはなれなかった。

併設の物産館ではお土産がずらり。
びわソフトなるソフトクリームや
断層ドッグなんてホットドッグも。
震災記念館というが、ここは紛れもなく
観光施設だった。長田の壁もあった。
そんな震災の傷跡や断層が、なんだか
見世物小屋になっている気がして
割り切れぬ思いが心を引きずった。
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淡路・洲本は青嵐顕彰イベントへ

2011年02月14日 | slow culture

淡路島は洲本市にあるホテルニューアワジへ。
ここは洲本温泉。海沿いにはホテルが並ぶ。
この日は、淡路島が生んだ偉人であり、また
俳人でもあった故永田青嵐先生を讃える
全国俳句大会の表彰式イベントが行われた。

その第2回大会。全国から公募によって
寄せられた俳句は約5200句とか。
表彰式には小学生から89歳のお方まで。
北は北海道から地元まで全国津々浦々から参集。
俳句の裾野は広いなあと改めて感心しきり。
表彰式終了後は、ホトトギス稲畑汀子先生の講演。
しかし、こういう趣味を持って居られる方は
皆さん意気軒昂でかくしゃくとしておられる。

来年はわたしも是非応募してみよう。
そして小生の先生のように受賞したら
晴れて表彰式に参列して、そしてこのホテルに
前泊して、美味しいと評判の淡路の3年ふぐと
洲本温泉の湯を眼前に広がる海を眺めながら
たっぷり堪能してみようと誓ったのでありました。
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天五 わけてもここの北京ダック

2011年02月11日 | slow gourmet

天五(天神橋筋5丁目)で寿司が
食いたくなった。京都から一路大阪へ。
連れ合いとJR天満駅で待ち合わせ。
この天満駅前から路地を抜けて天五へ。
毎度ながらこの路地はアジアの純真!?
紫微星から北は禁煙の立呑屋など
そそるお店が多い。さてお目当ての
奴寿司に着いたのだが何と臨時休業。
とほほ…ついていない。なら
180度方向を変えてと、近くの中華料理
双龍居へ向かった。予約していないと
なかなか席が取れない店だが、だめもとで
訪ねたら運よく席が空いたところだった。

ここの北京ダックがお気に入り。
それ以外の料理も手ごろな値段で
なかなか本格的な味だ。ここのお店
料理を運ぶたびに中国語訛りの日本語で
素材のちょっと自慢をするのだが
まあ確かにそれだけの素材だと納得。
なるほどこの日のつぶ貝の冷製は
刺身にしても良いほどの柔らかい絶品だった。

お待ちかねの北京ダック。
ここは皮だけでなく身も付いている。

「食べ方、わ・か・り・ますかあ?」
「はい、前に食べたからうる覚えですが。」

紹興酒を1本。
燗にしてくれと言ったら、ちゃんと
お銚子も出してくれて、その都度
お銚子に入れたものを燗してくれた。
瓶ごと燗して持って来る店が多いが
これはちょっと配慮が嬉しい。

隣にはそこそこの企業らしい一団が。
育ちのよさそうな雰囲気。ただ
その方たちみんなちょっとお腹が出ている。
仕事もアフターも、皆同じ仲間でという
昔ながらのサラリーマン・スタイル。
なんか懐かしい気がした。

最後に海老入り炒飯を食べてお開き。
そういえば私も腹が出ている。
人のことは言えぬか。しかし何故だが
天五で食べれば身も心も温かくなるなあ。

■双龍居
大阪市北区池田町10-11F
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駅の風景 京都駅31番線

2011年02月08日 | slow culture

京都駅31番線。この番線は
京都駅の中でもどこか哀愁漂う。

特急はしだて号。
この型式の特急はまたどこか懐かしい。
15時25分発。思わず乗ってみたくなる。
仕事も何もかも放り出して
この特急に飛び乗り丹後へゆく。
そんな逃避行があってもいいか?
いや、出来ぬ…。

京都駅の中でも、この番線だけは
そういう想像力を描き立てる。
毎日通う東海道線のホームとは
また全然違う京都駅の顔である。
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