陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

淡路・洲本の句碑

2018年02月28日 | slow haiku

洲本の大浜海岸前の淡路文化資料館前には
永田青嵐の句碑と稲畑汀子先生の句碑が
並んで建っている。どちらも立派で大きい石だ。
汀子先生の句碑は平成27年2月23日建立とある。
建立されてまだ三年しか経ってないが、かなりの
風格を感じる句碑のお姿である。

海見えて風花光るものとなる 汀子
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街の面白看板 ラーメン屋

2018年02月27日 | slow culture

洲本市街で見つけた看板。
何のお店かなと思ったら、何と
ラーメン屋であった。
店主の心意気を感じる看板ですね。
店主自らお描きになられたのであろうか?
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幸せ昼ごはん しらす丼

2018年02月26日 | slow gourmet

独りで洲本に来た。
俳句大会までは十分時間がある。
こういう独り旅の楽しみは食べ歩きだ。

実は、わたくし
何を隠そう“孤独のグルメ”のファンである。
主役の松重豊になった気分でいざ。
お目当ては、洲本の食堂。所謂めし屋。
洲本バスターミナルから、大浜海岸への
道沿いにその店はあった。
どうやら私が口開けの客となったようだ。

独りだし混んでも邪魔にならないように
大テーブルの席へ。ここならゆっくりできる。
壁に書けてあるメニューをじっと眺める
海鮮丼が目に飛び込む。お値段は?1500円か。
今日は懇親会もあるし次回にしよう。
しらす丼950円か。よし、これだ。

おお、あと一品が色々並べてあるぞ。
さすが庶民の店だ。近くまで行って見る。
どれも旨そうだが揚げもんにするか。
アジとゲソのフライを一つずつ皿に取ったら
おばちゃんがコロッケが淡路牛入りで
美味しいよとすすめる。淡路牛か?
なら一つ。「温める?」「お願いします。」
それと野菜は聞いたらゴーヤの和え物が。
ではこれも。ついでポテトサラダ。
好きな分量だけとる形式。

しらす丼にはあさり味噌汁が付いていた。
このあさり大きい。

わさびを醤油で溶かしてかける。
おおっ!このしらす丼、いいぞ!
生のしらすがこんなに旨いとは。
そしてコロッケ。おばちゃんは嘘を
つかなかった。

ごちそうさま。さて今度は
吟行にでも来たら海鮮丼を頼むとしよう。

■白梅食堂
兵庫県洲本市海岸通2-6-5
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早春の淡路・洲本へ

2018年02月25日 | slow haiku

三宮からバスに乗って洲本へ。
永田青嵐顕彰俳句大会に行ってきました。
この日は少し冴返った日和でした。
大浜公園から見た海も波は尖っておりました。

さて表彰式に出席して有馬先生の講演を
聞いたのであるが、一度すでに聞いていたのと
表彰式の疲れもあってか少しうとうとしてしまう。
それも最前列の席で。先生には申し訳ありません。
それでもこの講演は、先週虚子館にてしっかり
聞いておりました。

式典と講演が終わってから懇親会に出席。
懇親会の窓からは春時雨の景が。春灯の下
色んな方と交流して楽しい夕べとなりました。

忘れまじ春の淡路の小夜時雨

淡路島花の応援団に就任された
稲畑汀子先生、有馬朗人先生(写真)
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早春の月

2018年02月24日 | slow life

伯母野山句会の帰り。
もうすっかり日は暮れているのだが
空の色は深い青。正に早春の空の色だ。

ザビエルハウスを出たら、頭上に
上弦の月がかかっていた。
写真の上、小さいけれど見えるかな?

早春の月とは少し軽くなる
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しよしゆん夕景

2018年02月23日 | slow life

週末の夕刻は私のウォーキングタイム。
石屋川公園の梅はやっとふふんでいたが
山茱萸はまだ蕾にもなっていなかった。

ウォーキングの折り返し地点にある
高羽交差点の高架橋の景色が好きだ。
いつもここでひと息ついて遠景を眺める。

しょしゅんの黄昏風景は微妙な色あいだ。
青が微妙に藍色に変化していく。
そのあわいに橙色の帯。何ともいえん。
しょしゅんの夕景である。


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季題 寒牡丹

2018年02月22日 | slow haiku

二月某日。汀子先生邸の牡丹が
美しく大輪を咲かせていた。

先生曰く、昨年は部屋に入れていたら
早く咲いて早くしぼんでしまった。
今年は戸外に出していたら、ずっと
花をつけている。とのことであった。

やはり生きものは自然な環境がいいのだ。
寒さに負けまいとして咲くのだと思う。
魚だって寒いと美味しくなるのだ。
自然の摂理とはうまく出来ているのだね。

耐えてこそ美しくなる寒牡丹
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生誕祭へ

2018年02月21日 | slow haiku

2月18日、虚子記念文学館にて
虚子生誕記念俳句祭が開かれました。
高浜虚子は2月22日生まれです。
沢山の俳人が芦屋市平田町の文学館に集合。
有馬朗人先生のお話しを聴いて
俳句三昧のひとときを過ごしました。

生誕祭あとは初音を待つばかり
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兜太逝く

2018年02月20日 | slow haiku

平成三十年二月二十日夜、金子兜太逝く。
享年九十八歳。百歳は生きて欲しかった。
兜太氏は神戸に所縁が深い。
けさの神戸新聞、かなり紙面を割いて
追悼記事を載せていた。記事によると
1953年日銀時代に神戸に赴任。
四年余りを過ごしてそこで俳句に専念したと。
本人曰く
「戦後俳句は神戸・阪神間から生まれた。」

師は「花鳥諷詠」「有季定型」という伝統俳句を
否定したかのように喧伝されている。しかし
「人間は生々しく面白いもの。人間も自然も
生き物として捉え共感し合う。そういう世界で
俳句は生まれる。」と語っておられる。
「アニミズム」こそが東洋の詩人には必要だとも。
正に虚子の唱える所、伝統俳句の考え方と一である。

だからか、兜太先生には、過去
朝日俳壇では二句採っていただいた。

寒月やあの日あの刻あの地震
蛍狩地の人だけが知る秘境

人間と自然を愛した人…。
金子兜太は決して前衛俳句だけの俳人である
とは私は全然思っていない。

朝日俳壇で兜太選はもう叶わない。
汀子師と兜太師の丁々発止の
かけあいももう聞けない、見られない。
そう思うととても寂しい。

謹んで哀悼の意を表します。

兜太逝く冴返る世を憂ひつつ

合掌
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激辛 麻婆豆腐

2018年02月17日 | slow gourmet

麻婆豆腐にはうるさい奴が多い。
そんな輩は大概辛いのがお好みだ。
となるとやはり四川風麻婆となる。

おすすめは北野坂の劉家厨房。
さぬき市に赴任した友が、神戸に帰ったら
必ず寄るというほどの一品だ。

額に汗を搔きながら食べる麻婆豆腐は
やはり応えられんです。
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