阪神電車で奈良へ。
魚崎駅で奈良行の快速急行に乗り換える
後は終点奈良まで乗り換えなし。便利になったなあ。
奈良がものすごく近くなったような気がする。
この日は奈良で開催された俳句大会に出席。
奈良公園を散策しつつ興福寺へ。
阿修羅見て、袋角の鹿にも逢えました。
それにしても古都奈良は新緑が素晴らしい。
春日の杜や飛火野はまさに大万緑だ。
大会終了後にはちょっと足を伸ばして
子規の庭へ仲間の俳人たちと行った。
この庭もまた良かった。こじんまりし庭だが
いろんな草花が静かに咲いていた。
花水木に十薬(どくだみ)。小流れには河骨が。
姫女苑に野いちごも。梅は実に。
山椒の香気は馥郁と。山椒の若芽を少し失敬。
池にはカルガモの赤ちゃんが六匹。
これがまた超かわゆい。ずっと見ていても
まるでおもちゃみたいで飽きないなあ。
やはり子規の庭だけあって投句箱があった。
即吟で二句投句。はてさて結果はいかに。
帰りは熟年女性俳人二人を連れて
近鉄奈良は駅チカの立呑屋「蔵元豊祝」へ。
地元の酒造会社経営で安いしいい雰囲気。
女性たちは生まれて初めて入る立呑屋だそう。
なんかわくわくしているのが傍目でも判る(笑)
この歳で余計な経験をさせてしまったかなと思いつつ
三宮行き直通電車の時間まで日本酒を呑みました。
大会の俳句の成績はもうひとつだったけれど
楽しい新緑の奈良のひと日となりました。
トンネルを抜けて青葉の古都に出づ
万緑を浴びつつ奈良を吟行す