摩耶山の天上寺には秋の花が咲き乱れていた。
沙羅の木が紅くもみづれていた。
今年は沙羅は花をつけなかったと
磴を掃いていた若い坊さんが言っていた。
摩耶の紅葉も昨日の雨で進んだかもしれない。
藤袴が風に靡いていた。自然のままでは
なかなか見かけることのない花だ。
藤袴を吹き抜けてゆく摩耶の風
少し写りが悪いけれど
写真の花は赤のままと言う。
犬蓼の花のことで赤まんまとも言う。
いわゆる路傍の花なのだが
結構俳人に人気があって結構詠まれている。
偶然、民家の玄関脇に咲いていた。
猫じゃらしと同じで、どこでもある
雑草みたいな花だが、よく見ると結構可憐。
赤まんま遊女の町の今昔
宮城県鹽竃にて
朝、オフィスで仕事をしていたら
聞いたことのある笛が聞こえてきた。
そうか、今日は時代祭だったのだ。
明治維新時代の維新勤王隊列軍楽隊が
御所へと烏丸通を丸太町へと曲がっていった。
あの笛太鼓の楽曲はどこかしら
懐かしいような響きを持った旋律だ。
外出して仕事帰り御池通へ出てみる。
一穢なき秋晴れの日和もあって
沿道には沢山の人が。外国人も多い。
平安時代までしばし眺めていた。
おや、清少納言さんが通っていったぞ。
絶世の美女かな?
水引草の紅が灯るように咲いていた。
今年は彼岸花も彼岸には間に合わず。
この水引草も少し遅い開花のように思う。
全体的に季節は押しているような感じだ。
小暗きに薄き紅差す水引草
携帯カメラの調子が悪く
ピンボケの写真となりました。
お見苦しい点お許しを。
曼珠沙華(彼岸花)が見ごろである。
JR京都線高槻から島本町にかけての田圃には
畦道に曼珠沙華が咲き揃っている。
黄金の田圃に赤い花のコントラスト。
写真は京都御苑に咲いていた曼珠沙華。
ひとむらが所々に。
御所に咲けばなんか不思議である。
落人の里はこの先曼珠沙華