四回目の句会。季題は“目高”
めだかである。目高なんて
小学校の時に飼育係りをした思い出と
校庭の池に泳いでいた目高、そして
水槽や鉢で飼われていた緋目高。
そんなシーンでしか記憶がない。
都会で育った自分には、童謡にある
小川の目高のシーンが浮かばない。
そもそも小川ってどんな川なのか。
子ども心にもイメージできなかったなあ。
先生によると、この目高と言う夏の季題
やはり子どもとの相性がいいらしい。
なるほどそうかもしれない。また
金魚との差別化をどう表現するか。
確かに金魚に替えても通じる句も。
ただ目高の生態を詠みこむだけでなく
いかに季節感と季題の心というものを
この五七五の中に表現するか。
知れば、俳句の原則は
「いま・ここ・われ」なのだそうです。
なるほど。私のブログのコンセプト
“今だけ・ここだけ・あなただけ”に近いぞ。
今回も5句投句できました。幸い互選では
5句すべて誰かに取っていただきました。
先生からは2句入選をいただきました。
やはり選ばれるのは嬉しいし励みになります。
しかしいつもながら緊張します。
何しろこの教室。五十路半ばの私が最年少。
60代から80代の人生経験の豊富なお歴々に
選ばれるのは並大抵ではありません。
では、以下に記録も兼ねて記します。
お粗末ながら。
・緋目高のじっと動かぬ午後の水(先生選)
・逃げ足の速き目高も鉢の中(先生選)
・緋目高の窓辺に在りてモーツァルト
・縁日に出かけ目高を連れ帰り
・帰り着きそっと覗くや目高の子
写真は目高ではありません(^_^;)
あしからず。