陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

北欧紅茶でほっこり

2021年01月31日 | slow life

車検の打合せにディーラーへ。
ソファに案内されて飲み物を聞かれたので
北欧紅茶をオーダー。う~ん、いい香り。
なんか落ち着きます。まるでゆったりと
時間が流れるようなそんな感じ。

いい気分になった所で見積を見せられる。
想定通りの料金であったが、しかし
つくづく車はお金がかかるものである。
特に税金。もはやぜいたく税ではあるまいに。

最近の車はハイテク化、電子化しているので
街の整備屋さんではもう車検など無理かも。
買ったディーラーに頼むしかないのである。

せめて北欧紅茶でひとときほっこりしませう。
いやはやなんとも…。
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うまいもの選 桜花紋のチョコ

2021年01月30日 | slow gourmet

チョコを頂きました。といっても
一足早いバレンタインではありません。
お気遣いの御品です。
「奥さまに」と言って頂きました。

神戸は岡本にあるお店のチョコ。
やぱり神戸・岡本と言うだけで
とても美味しそうに感じます。
誤解なく言うと実際に美味しい。
神戸っ子なら馴染みのチョコです。

奥さまだけに上げるのは勿体ないので
ちょっとつまみ喰いをいたしました。
すると止められず二個、三個、四個…。
「あっ!いけん、いけん。」
頂いた友の顔が思わず浮かぶ。
買い物から帰ってきた奥ちゃまが
チョコの箱の不自然さに気づき
(こういう女の勘は鋭い)
「あ~!食べたん?」と視線を
投げてくる。ご主人はばつ悪そうに
愛想笑いを返しました。

こうして桜の形をしたチョコレートは
ほどなくすっかりなくなったのでした。
めでたし。めでたし。

もとい、ごちそうさまでした。

■チョコレートハウス モンロワール
神戸市東灘区岡本1-11-20 アルフィ岡本1F
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餃子を包む

2021年01月27日 | slow gourmet

週末、二人で今日は何しようかと
話し合いながら買い物をするのは楽しい。
料理は日々の暮しを彩る最高のクリエイティブ
だと私は思っている。

単身赴任時代は妻から聞いた料理のレシピを
小さなノートに書き溜めてよく自炊していた。
そしてカルチャーの料理教室にも通った。
これは男の料理教室と云う講座だったが
失敗だった。私にはレベルが低すぎたのだ。
全く料理ができない男対象だったので
技術が初歩すぎてつまらなかったのであった。
何でも習いごとはやや上のレベルとやらないと
上手くならないものである。

さてこの日は久しぶりに餃子をしようとあいなった。

元町大丸のデパ地下で食材を買い求めてから
南京町の廣記商行へ。餃子は何といっても
ここの皮と、そして辛味香辛料の
「辣覇」(ラーパァー)がないと始まらない。

さて無心に一袋50個を一気に包み上げる。
我が家の餃子は昔からにんにく抜き。
別ににんにく嫌いではないが、やはりね。
翌朝、通勤電車で嗅ぐあのにんにく臭には
やはり閉口もの。その分、ニラはたつぷりと。

ここで質問。餃子はキャベツ派?
それとも白菜派?我が家は後者です。
ミンチは豚派?合挽派?
我が家はこれも後者であります。

さてこれを順番にジュワっと焼いて
焦げ目も付いたら、酢醤油に辣覇を入れて
熱々をほうばる。勿論ビールは必須。

あ~料理は愛だなあ。愛する人のために
手間暇かける。料理は人を幸せにする。
食べる幸せより作ってあげる幸せ。
今宵の愛餃子。一品に
ニューミュンヘンの唐揚も添えて。

ごちそうさまでございました。
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夜行快速「ムーンライトながら」終了

2021年01月25日 | slow value

東京駅から大垣までの夜行の快速
「ムーンライトながら」の運転が終了した
との小さな記事が写真付で掲載されていた。
1月22日JR東日本と東海が明らかにしたとあった。

1970年代、先に大学に入った高校時代の友人
T井の下宿に浪人であった私はある期間居候していた。
K大に入学したその友は、下落合にあった学生会館に
他の学生たちと暮しながら、内緒で北新宿に
自分の棲家も持っていた。四畳半一間
風呂なしトイレ共同の古いアパートであった。
この部屋にもう一人の友人I嵐といっとき
居候していたのだ。アパートは概ね麻雀部屋と
なることが多かった。

そして神戸に帰る時に利用したのがこの快速だった。
金がない浪人生にとっては新幹線は贅沢である。
確か23時20~30分前後に東京駅を出発したと思う。
垂直の背もたれの向かい合せ四人掛の座席。
オレンジとモスグリーンのツートンカラーの
車体であったと記憶している。
東京から遅くに自宅へ帰る勤め人たちが
次々と駅で降りて横浜を過ぎると空いてくる。
そうなってから座席に横になって寝た。
大垣駅には早朝に着く。そしてここで乗り換える
のであるが、神戸へゆく快速に乘り換える時間が
確か数分しかなくて、番線が違うために降りたら
一目散に走る。息を切らして乗り換えた記憶がある。

青春の時代の夜行快速であった。おそらく
その当時の貧乏学生など、西へ帰る人間なら
一度は乗ったことがあるだろうと思う。

「大垣夜行」から1996年に全席指定の
「ムーンライトながら」になったと言う。
名前は変っても続いてきた長距離夜行列車。
結局昨年3月29日がラストランとなったと。
時代の流れとはいえまたひとつ思い出が消えた。
列車というものは、いつの時代でも郷愁と共にある。
もう乗る機会はなかっただろうが何だか寂しい。

惜むかに雪の別れとなる夜汽車
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季題 ラグビー

2021年01月24日 | slow haiku

主宰する俳句会が今日は初句会であった。
季題はラグビーと氷柱。

それぞれ色んなシチュエーションが描かれていた。
それぞれにみんな納得。その気持ちを最大限に
尊重しつつ、この句をどうしたらもっと良くなるか
双方向でやり取りをする。皆が一度は発言する。
そうして互いに気づきを得ながら仕上げてゆく。
だから私の俳句会は他人の句さへ考える。いや
考えなければいけない。私の句会はちょっと
しんどい句会かもしれない。私、教える人
私、学ぶ人という構図に馴れた人にとっては…。

ラグビーってどんなもの?氷柱ってどんな感じ。
とことんリアルを追究してみる。
臨場感をすぱっと切り取れ!
そこから始まれば飛躍があってもいい。
いやむしろどんな飛躍があるのか期待したい。
だから俳句は面白い。
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寒の雨

2021年01月23日 | slow life

金曜から降り続く雨はまだ止まない。
これほど降り続くとは珍しい冬の雨。

今日は雨の中、ZUNBAへ。
今のスポーツクラブはいたるところに
アルコールが置かれて、又マスク必須。
かなり神経を尖らせている。ZUNBAのみならず
エアロビクスやヨガなど、各種のプログラムも
定員が設定されて、事前の抽選方式となった。
各自、希望者は番号札を取って、そして10分前に
抽選の結果が貼り出されて参加の当落が決まる。

春から初夏のコロナ禍では、クラブが休館となり
インストラクターたちもすっかり仕事がなくなり
収入がなくなってしまったと言う。

だからこうして営業できていることは
会員にとっても施設側に取っても
かけがえのないことなのだと実感する。

ZUNBAも今までは50分だったが30分になった。
有酸素運動をして、ダンベルをして、腹筋をして
ストレッチをして、そして一風呂浴びる。
私のストレス発散法である。

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食いしん忘備録 明石もなか

2021年01月22日 | slow gourmet

この日の句会では新年のお祝いとして
お菓子が振舞われました。
鯛の形をした紅白のもなかで
「めで鯛もなか」と言うそうです。
確かにこれは目出度いお菓子。
たっぷりのこし餡が挟まれています。
これがまた結構甘い。
ちょっと私には甘すぎましたが。

ちょっとした祝意の品としては
使い勝手がありそうなもなかです。

■藤江屋 分大
明石市本町1丁目12の17
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季題 寒牡丹

2021年01月21日 | slow haiku

寒牡丹は冬の季題。

正確に言うと写真の牡丹は冬牡丹である。
牡丹はふつうは初夏に咲く花である。
しかし冬咲きのものに「寒牡丹」と
「冬牡丹」の二種類があるのである。

ざっくり言うと葉があれば「冬牡丹」
葉が無ければ「寒牡丹」らしい。

定義的に解説(受け売りだが)すると
冬牡丹は促成栽培させて咲かせたもの。
いわば室咲きだから、藁の菰で覆って
咲かせている。だからこの牡丹は季節を
初夏と思って咲いているのだとか。
一方、寒牡丹は冬にも咲く品種なのだとか。
よって牡丹も冬と解って咲いているのだそう。
だから冬枯れの状態で葉もない。
つまりそういうことなのである。

それにしても見事な冬牡丹です。
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季題 室の花

2021年01月20日 | slow haiku

冬、一月の候に「室咲」(むろざき)
という季題がある。

梅や桜などを土蔵造りの室に入れて
火を焚いて温め早咲きにさせたのが
本来とある。今は温室やビニールハウスで
促成栽培させた花を言う。

此の日は卒寿を迎えられた師を祝って
存問の句が結構披講された。
その中に室の花で詠まれた句も。
こういう存問こそ俳人のたしなみ。
心から悦びあう暖かい句会であった。

室咲の色に溢れて卒寿なる
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季題 寒椿

2021年01月19日 | slow haiku

この日の兼題の一つは寒椿であった。
真冬に咲く早咲きの椿である。

写生をしようと庭を歩いて探すと
寒椿が二か所で咲いていた。
一樹は俳磚を見下ろすように咲き
低木の一樹は水場の近くに咲いていた。
やはり凛とした感じがいい。

その場にしばし佇に写生に徹する。
対象は何か語りかけてくれるかな?
そうして俳句は出来るものである。

俳磚の空寂しめず寒椿
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