わたしの酒呑録 九頭竜純米夏しぼり

福井県の銘柄で黒龍があります。
このお酒も私の好きな味の銘柄です。
九頭竜という名でも有名です。
今回は九頭竜、純米夏しぼりを頂きました。

■黒龍酒造
福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38

夏の一花 鬼百合

とある民家の小さな庭に鬼百合が咲いていました。
こんな場所に咲いているのは少し予想外でした。

ちょうど土曜日の句会の兼題が百合だったので
しばし写生で眺めておりましたら、道行く人が
不審そうに私を見乍ら通過していきました。
あまり長く佇んでいてここの家人に見つかったら
不審者扱いされそうなのでその場を離れました。
でも歩きながらずっと句を考えておりました。
きっと目は宙を漂っていたのではないか？
また不審者扱いされていたのかも…。

俳人は時として挙動不審なのだ。

鬼百合の咲いてここより平家村

大好きな麦酒で乾杯

会社の仲間と神戸三宮で暑気払いを。
酒好きの気心の知れた者ばかりなので
ストレスも緊張のない。こういうメンバーで
飲む酒というのは本当に旨い。まずは
四人一致でハートランドビールを。
皆大好きな麦酒である。私もこの味が
一番好きである。瓶の容も色もいい。
この麦酒だけはキリンさん、絶対に
製造中止にしないでね。そう願うほど
大好きな麦酒なのですから。

“時代は変わった。ビールも変った。
それでもHEARTLANDは変わらない”

このコピーも好きですね。
このエメラルドグリーンのボトルは
引き揚げた沈没船の中から、偶然に
発見された瓶がモチーフになっている
のだそうです。こういう物語もいいね。
麦芽100％、ホップ100％の麦酒です

■キリン ハートランド330ml

幸せ昼ごはん オアシス御膳

この所のうだるような暑さでは
ランチに外に出かけるのも億劫である。
しかしお腹は空く。近くのコンビニで
弁当を買うという人が多いのも道理だ。
あまりに暑いとコンビニは有利、しかし
飲食店は不利。きっと街の飲食店の
売上はダウンしているのではないか？

この日はちょっと足を延ばして
フラワーロードを南下、二号線を渡り
神戸税関の向かい側を、少し南に下った
神戸ポートオアシスという多目的施設へ。
この7月1日にオープンしたばかりの神戸港の
福利厚生施設だ。神戸港開港150周年を
記念してできた施設という。

1階には席数150席のレストラン・カフェがある。
カフェテリア形式の食堂である。ここは
港湾関係者の食事処であるので安い。
定食は370円と500円の二種類があり人気だ。
かけうどんも150円であるから、街の立喰そば屋より
安いのではないか？この食堂は誰でも入れるので
港湾関係者だけでなく、近くの会社員や通りすがりの
おばさんやおじさんたちで結構賑わっていた。

私はちょっと張り込んで写真のオアシス御膳を。
天ぷらに煮もの、焼き魚や玉子豆腐などが
膳に入った定食である。これにご飯と味噌汁が
ついて800円。ここでは高い値付けの一品だ。
おしんこは取り放題となっていた。お味は？
う～ん、まあまあかな。御膳というには…かな。
この食堂は大衆的な安いメニューの方がいいかも。

日日重労働の港湾労働者たちの心強き味方である
のは間違いない所です。ごちそうさまでした。

■神戸港湾福利厚生協会
神戸ポートオアシス
神戸市中央区新港町5-2

猛暑つづく

暑い。これはほんとに暑い。
梅雨が明けてから連日の猛暑。
歩いてるだけでくらくらする。
この所は毎日日傘で歩く。
日傘があるのとないのとでは全然
体感温度が違う。男でももはや
日傘は必需品である。今日は
午前中俳句講座があった。
兼題は「夜店」と「合歓の花」
みんなこの暑い中を行き倒れにもならず
よく来てくれたものだ。夜店はいろんな
景が出てきたが、合歓の花は少し
難しかったかな？それでも楽しい句会でした。

合歓の花閉ぢて片恋潰えたる

芙蓉咲く

芙蓉が咲きそめていた。夏の花である。
芙蓉は7月から10月にかけて開花する。
ピンクや白い花をつける。朝咲いて
夕方にはしぼむ1日花だが、次々と毎日
花をつける。それが長期間続くので
見た目にはずっと咲いているかに見える。
美しい人のたとえに用いられる花だ。

反橋の小さく見ゆる芙蓉かな　漱石

きびなごで一杯

神戸・三ノ宮東口より東に行ったJR高架下。
ここに鹿児島名物を喰わせる店がある。
某港湾関連会社が経営している店だ。
焼酎も手ごろなお値段である。この日は
さつま揚げときびなごの刺身を特に注文。
このきびなごの刺身が旨い。ちびちびと
芋焼酎のロックが進んでしまった。

■おやっとさぁ
神戸市中央区琴ノ緒町4-1-392

萩咲ける

萩が咲いていた。これはやはり夏萩だろう。
最近は桔梗も咲いているし、秋の七草も
こう早く登場してしまうと、なんだが興ざめ。
やはり季節には季節の花がいいと思う
今日この頃である。

（写真）鶴林寺にて

猿田彦うだる

おしゃたか祭を先導する猿田彦。
この炎暑でこの衣装にお面では
本当にうだってしまう。重労働だ。
この猿田彦さん。浜辺では時々
日蔭に逃げて休んでおりました。
それも仕方ないほど暑さでした。

明石の浦祭

7月16日。明石は岩屋神社に行ってきました。
この日は「おしゃたか祭」の日でした。

おしゃたか祭とは正式にはおしゃたか舟神事
といい、海難防止と豊漁を願って斎行される
明石最古の伝承行事、海上神事です。

祭のクライマックスは若い六人衆が
おしゃたか舟を海へ放り投げて飛込むシーン。
「おしゃたか」と叫びます。

この日はうだるような酷暑で、炎天にずっと
佇んでいると、頭がくらくらとして来ました。
軽い熱中症みたいです。
この後アスピア明石で句会をして、無事に
熱中症患者も出ず吟行会は終了いたしました。

おしゃたかの声さへ間延びする炎暑