新春懇親会に出席した。
お土産にもらった豆。
そう、節分の豆である。
包装の表書きには
“口上 吉例 節分
年の荳 参らせそろ 如月朔日”
とある。
中には“福神金像”と書かれたお守り袋。
恵比寿さまと大黒さまだろうか。
これは財布に入れておこう。
さて、京の老舗の豆屋の社長さん曰く
豆まきは下からまくのだそうだ。
上からまくのは豆投げなのだそう。
鬼に向かって、「鬼は外」と
追い払うように上から投げるのが
豆まきの風習と思われているが
下から鬼に向かってまくのが
本来の意味の豆まきなのだそう。
下からまくのは
施しをするという所作らしい。
嗚呼、やはり日本人は美しいな。
施しをして「鬼さん、鬼さん
どうぞお引取り下さい…。」なんて。