ジンファンデルと言えば
セパージュのことより
僕はおとなの男女の微妙な綾を
繊細に切り取った、篠田節子氏の
都会的な短編小説「夜のジンファンデル」
を彷彿とさせるのだが…。
今回はロバート・モンダヴィの
ウッドブリッジ・ジンファンデルである。
丁子や黒胡椒のニュアンスが感じられる
豊かで薫り高いアロマと味わいを
秘めていますとラベルに書いてある。
カリフォルニアワインである。
で、僕はこれを、どうして
こんな混雑した売り場で買わなあかんのや!
といつもストレスフルに思いつつ
阪神百貨店1階のコーナーで、しかも
特売セールで買ったのである。
プロパー価格で買わず特売で買うたのに
雰囲気がどうのこうのと
偉そうに言えた義理ではないのである。
う~ん。このジンファンデル。
あの小説のような微妙な余韻というより
ちょっとストレートなテイストかな。
■ロバート・モンダヴィ
ウッドブリッジ ジンファンデル2007
カリフォルニアで長い歴史のある
アメリカ特有のジンファンデル種。
中でも栽培に 最適なローダイ地区の
古樹から収穫されるぶどうを主に使用。
カシスや黒コショウのニュアンスが感じられる
豊かで薫り高いアロマと味わいを秘める。
ベルベットのように柔らかな
口当たりをもったエレガントなワイン。
赤】ミディアムボディ 750ml
※メルシャンHPより抜粋