陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

冬の北陸路へ

2012年01月24日 | slow life

ラニャーニャ現象の影響で厳冬大雪予報の週に
金沢・富山へ出張する。これは無事着くかな
と心配したが、何とかこの日は大丈夫だった。
それでも湖北から越前福井に入ると雪だ。
金沢駅でピックアップしてもらい、自家用車で
クライアントを巡る。特急と車での仕事は
久しぶりに広島赴任時代に、レンタカーで
中四国を回った頃を思い出させてくれた。

金沢での訪問を終え、北陸自動車道で
一路富山は魚津へ向かう。
「ここからは一時間半位です。」
高速を飛ばしていたらやがて雪が激しくなってきた。
魚津に入る頃には道路は一面積雪となった。

「富山や福井で雪が降り積もっていても、
金沢は案外雪でないことも多いんですよ。」
「へえ、そうなの。金沢が江戸時代
全国で四番目の都市だったのは
そういうことも影響してるんやろね。」
「関西はこの前まで珍しく雨が降り続いて
どんより曇り空が続いていたんやけどな。」
「へえ、そうですか。だからですね
こちらでは珍しく青空が続いたんですよ。」

金沢の冬はずっとこういう空なのだと言う。
五時を過ぎ、魚津にある機械メーカーを出る頃には
雪は本格的になり、かなりの積雪になっていた。
駐車場まで見送ってくれた方の傘に入れてもらい
車に戻る。そして我々は一路富山駅まで向かった。
富山駅前で私だけ降ろしてもらう手はずなのだ。
時計を見ると、最終のサンダーバードまでには
まだ二時間弱の時間があった。富山発の
サンダーバードとなるととたんに本数がない。
富山駅辺りはまだ降り積もるという雪ではない。
これなら無事に大阪まで列車は発つだろう。
ならこれはちょっと寄り道できそうだ。

雪しまく出張となる加賀路かな
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震災17年を迎えて

2012年01月17日 | cocoro

震災17年のこの日。
毎年のように東遊園地へ向う。
記帳を済ませ一輪の花を受け取る。
それを水面にそっと置く。
あの震災で亡くなられた
身近な人の俤を心に浮かべ合掌する。
この日の私のイニシエーションだ。

3.11と象られた献灯もあった。
阪神淡路大震災の犠牲者を悼む
「1.17希望の灯り」の分灯が
今年は東北へ渡ったと言う。

悲しみは消ゆることなく震災忌
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My screen 山本五十六

2012年01月15日 | slow culture

映画を観た。シニア夫婦割引の年齢だから
二人であれば二千円で観ることができる。
ひとり千円なら映画はコスパがいい娯楽だと思う。

山本五十六を観た。
正式なタイトルは“聨合艦隊司令長官 山本五十六
太平洋戦争70年目の真実”
主演は役所広司。脇を柳葉敏郎、吉田栄作
阿部寛、香川照之たちが固める。監督は成島出。
誰よりも開戦に反対した人間山本五十六の
ドラマとしてストーリーは展開されていた。

私は父や叔父が戦争時海軍だった関係で
特に海軍ものには弱い。涙がちょちょぎれる。
聨合艦隊の港の風景、あの山なみは呉じゃないか?
瀬戸内を航行する艦隊の風景。
あの島々の風景も私の好きな広島じゃないか?
あれは江田島の海軍兵学校だ。そんな郷愁もあって
とても懐かしい気持ちでこの映画を観てしまった。

もしも、あの時代…
山本五十六たちの意見が通っていたら
今の日本の歴史はどう変っていたのだろう。
それはわからない。しかし、ただ言える事は…
300万人ともいわれる戦死者たち…その90%が
終戦近くの死だったと云われている。
その悲しみの事実は重いということだ。
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四温晴 灘黒岩水仙郷へ

2012年01月14日 | slow journey

水仙の兼題が出た。
どうしても水仙が見たくなった。
神戸から一路、車を飛ばして淡路へ。
南淡三原ICを降りて一般道を一路
灘黒岩水仙郷へと目指す。

今年は、例年より
ひと月ほど開花が早いという。
東斜面には一面の水仙花。
500万本の水仙の群落だ。
九十九折の遊歩道を香を楽しみながら下る。
マリンブルーの海と水仙の白と黄
そのコントラストが美しい。

帰りは洲本まで海岸沿いを走り
ホテルニューアワジ別亭 淡路夢泉景で
成井さんの玉ねぎを買って帰りました。

穏やかな日差。風の尖りもおさまって
四温晴の水仙日和でした。

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今宮戎の福娘

2012年01月10日 | slow life

宵えびすの参詣を終えて
貰った笹に吉兆をつけてもらう。
これを付けてくれるのが福娘たち。
福々しい美人たちがずらりと並ぶ。
どの娘につけて貰おうかなんて思案も楽し。
やはり人気の福娘がいるものです。
同じ福を授かるのならそれも人情というもの。
異国の福娘も。国際色豊かな大阪ならでは。
しかしこの吉兆、ほいほいつけて貰ったら
すぐに万札が飛んでいってしまう。
これもご利益のためなら仕方ないかな。
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参詣 今宮戎へ

2012年01月09日 | slow life

十日戎へ。神戸から新今宮へ行く。

今宮戎神社は辺り一面、人、人、人。
露店が並ぶ狭い路地を抜けて辿り着くも
拝殿までは人混みが遅々として動かず。
やっとの思いで参詣を済ませる。

それにしても今宮戎はすごいの一言。
そのパワーと熱気に圧倒されてしまった。
ここは日本なのか?まるでどこかアジアの
小都市にタイムスリップしたような感覚。
浪速って、こんなにもアジアンテイストな
街だったのだ。アジア人が大阪を好きだ
と云うのも確かに納得。神戸の人間は大方
戎っさんは西宮神社なのだが
西宮神社の雰囲気とは明らかに違う。
これが浪速なのだ。




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スポーツ再開の年

2012年01月08日 | slow life

昨夏、腰の手術をして以来
ご無沙汰だったゴルフとズンバを再開。
ズンバのインストラクターからは
「久しぶりですね。」と声を掛けてもらった。
覚えてくれていたんだと思ったら嬉し。
さすがにバテバテ気味の50分だったが
何とか体は異状なし。そして
ゴルフを再開しようかと打ちっ放しへ。
スイングしても腰の痛みや痺れもなし。
これもいと嬉し。今年は上手くなって
緑のじゅうたんをゆっくり歩みながら
存分にプレーを楽しみたいと思ってます。
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はじめての俳句 初句会

2012年01月07日 | slow culture

俳句入門教室の初句会に参加。
この日は、まだ里帰りの方もあったりで
いつもより少なく19名の句会となった。
この日の兼題は「初詣」と「初景色」。
久しぶりに巻頭をいただく。それに
特選2句、入選2句と投句すべてが選に。
とても幸先良いスタートを切れました。
今年も師に從いてホ句の道を進みます。
わが師は今年は高濱年尾を研究するとか。
私は今年もとにかく写生の鍛錬です。

一歩づつ磴踏みしめて初詣

(写真)
宇部新川駅前通りにあるモニュメント
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恭賀新年2012

2012年01月01日 | cocoro

あけましておめでとうございます。
2012年の元旦の朝は、窓辺から湾岸の向こうに
薄雲の中から昇る初日の出を眺めて始まりました。
穏やかな初景色でした。

今年こそはにっぽんにとって良い年でありますよう。
また陽だまりの幸せを感じることができますよう。

ひと夜明ければ初景色なる窓辺

今年もよろしくお願い申し上げます。
              2012年元旦
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