陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

一月尽

2019年01月31日 | slow life

早くも一月が去ってゆく。
年が明けたらあっという間に
月日は過ぎてゆく。二月は逃げる。
そして三月は去るなのだ。

写真:阪神忌、追悼の雪だるま(東遊園地)
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臘梅咲く

2019年01月30日 | nonoka

俳句講座へ出かける道すがら
小学校の公園に臘梅が満開となっていた。

臘梅があると必ず立ち止って、その香に
しばし浸ってしまう。とてもいい香だ。
甘くどこか清潔そうな爽やかでもある香。
思わず鼻を近づけて息を思いっきり吸う。
写真は山茶花との競演。

ゆくりなき臘梅の香に立ち止まる
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うまいもの選 大分豊後牛

2019年01月29日 | slow gourmet

大分県のとある市ににふるさと納税したら
しばらくしてから返礼品が届きました。

おおいた豊後牛の低温熟成製法による
シャトーブリアンステーキ肉です。
おおいた豊後牛は平成29年開催の
全国和牛能力共進会において、種牛の部で
最高賞の内閣総理大臣賞を受賞とありました。

柔かいとろけるようなステーキでしたが
私はどちらかというと、こんな上品な
お肉よりも、歯と胃が鍛えられるような
そんな赤身のステーキ肉が好みなのです。

ごちそうさまでした。
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姫路の御座候

2019年01月28日 | tete a tete

私がときどき訪れる会社の近くに
御座候の本社があります。
最初、「へえ、ここがあの御座候の本社なんだ。」
と何か感慨深く思いました。

誰でも知っていて、ほとんどの人が
一度は食べたことのある「御座候」
所謂、回転焼ですね。

ここには「あずきミュージアム」が
併設されています。一度入ってみようと
思ったのですが、企業ミュージアムにしては
入館料がちょっと高めで確か1200円だったか?
ためらってしまいました。

姫路の会社って、一般の人に聞けば
どれ位名前を挙げることができるだろうか?
一番名前が出て来るのはどこの会社だろうか?
ときどき考えます。
この御座候も知名度はあるけれど
姫路の会社ってみな知っているのだろうかと。

私が浮べる姫路の会社と言えば、まずグローリー
そして西松屋チェーン、眼鏡の三城、御座候
山陽百貨店、神姫バス、山陽特殊製鋼、あと
やはり閉店したけれどヤマトヤシキかな?

食べ物で言えば、御座候に姫路おでん
酒は雪彦山。これはお気に入り銘柄です。

以上、つれづれに。
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くいしん忘備録 ういろう

2019年01月27日 | slow gourmet

神戸は長田神社、ういろやの
外郎(ういろう)をいただきました。
「う~ん、優しい甘味だなあ。」
ほのかでほっこりしみとおるような甘さ。
いただいた人の御心のようでございました。

ここの外郎はぷるんとしてもちっと。
とよくブログで書かれておりますが
正にその通り。それ以外の表現はなかなか
思いつきません。神戸にもこんな美味しい
外郎があるのです。ぜひお見知りおきを。
創業140年を超える老舗です。

ごちそうさまでした。

■ういろや
神戸市長田区長田町1-3-1-115
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街の面白看板 スパイダーマン

2019年01月26日 | slow culture

街の面白看板シリーズ。
三ノ宮の繁華街を歩いていたら
なんか道端に、スパイダーマンの
恰好をした人が佇んでいるぞ。

寄ってみるとこれは店の案内看板でした。
まさに3D!立体看板!(笑)
なかなかグッドアイデアですね。

道路使用許可とか、肖像権とか、また
これ、いつか盗まれはしないだろうか?
とか色々気になることはあるけれど
広告の原点であるattention(注意を引く)、
interest(興味を持たせる)の効果は
抜群にありますね。

これからも街の探検隊として
面白い看板(サイン)を探して参ります。
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幸せ昼ごはん バッテラ定食

2019年01月25日 | slow gourmet

久しぶりに磯上公園北の磯寿しさんへ。
神戸支社時代には、お昼にそして夜も
ときどきお邪魔してました。特に夜は
寿司屋だけれど居酒屋感覚で使える店なので
行きやすい寿司屋でした。

特に鮪の仕入が良くて締めはいつも鉄火巻。
以前ここに良く通っていた若手のN君の大好物でした。
そのN君も食べ歩きが高じて数十キロも太り
ついには自分の店を出したいと言って、数年前に
会社を辞めてしまいました。
いつか自分の店を出せることを願っていますが
朗報が届くのはもうしばらくかかりそうです。

さて、この日はいつもの鉄火巻ではなくて
バッテラにしました。定食にはうどんが付きます。
久々の炭水化物ノーケアの日となりましたが
ここのうどんは出汁がとても旨くて人気です。
思わず出汁を全部呑み干しそうになるのですが
血圧も気になる年齢ですのでじっと我慢の子。
最後までは呑み干さず。でもほとんど
呑んでしまった。しかし呑み干していない
というところが一線なのです。欺瞞ですが。

家族経営の店ですが、大将には体を大事にしながら
いつまでも続けていって欲しい店です。
個人の店がどんどん廃業していく時代。
大手資本しか残らない時代。それでは食の文化は
継承できなくなってしまいます。ちょっと大上段な
物言いになりましたが、本音はただ美味しいものが
手ごろな価格で食べたいだけですね。

大将の元気な挨拶に励まされて店を出ました。
ごちそうさまでした。

■磯寿し
神戸市中央区磯上通5-1-13
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厄神さん その四 ベビーカステラ

2019年01月24日 | cocoro

露店のB級ベストグルメって何だろう。
ふと思いつくのをあげてみると
たこ焼き、焼きそば、フランクフルト、つぼ焼。
甘い系では、綿菓子、りんご飴、そして
ベビーカステラかな?それ以外にも今は
新しいメニュがどんどん登場しているが
昔ながらの定番といえばそんなところか?

中でもベビーカステラ。
この甘い匂いは何とも言えんですね。
やはり匂いはしっかりと記憶に残る。

グループ交際で縁日で皆で集まった日。
ちょっと気になるあの娘とベビーカステラを
一緒に食べたあの日。今思えば
当時の中学生なんて結構おぼこかった。
今は死語と化している感もある
「純情派」でございました。

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厄神さん その参 スマートボール

2019年01月23日 | cocoro

スマートボールがありました。絵柄はやはり
子供たちには人気のどらえもん、アンパンマンです。

以前は立って打つパチンコ台もありましたが
さすがにもうそんな旧い手動のパチンコ台は
手に入らないのでしょうか?
あまり縁日では見かけなくなってしまいました。

そう言えば、八幡神社がある六甲界隈には
パチンコ屋が昔は沢山ありました。
神戸製鋼の高炉があった関係で
工員さんが多かったこの街には
それを目当てにした呑み屋やパチンコ屋が
結構あったのです。パチンコ屋も二号線に
あった店から北は山手幹線沿いにあった店まで
確か四店ほどパチンコ屋があったと記憶してます。

ここだけの話、私が初めてパチンコをしたのは
高校三年生のときでした。クラブ活動を引退して
毎日勉強もせず暇を持て余していた私は
パチンコ好きの級友に誘われて行ったのが最初。
結構夢中になった一時代がありました。
その級友は私と一緒にパチンコをしたりして
結構遊んでいたのですが、いざ大学受験をすると
あっさり京大に入ってしまいました。
そのとき、私は世の中にはガリ勉でない秀才も
いるんだなと改めてしみじみ思ったものです。
私はというと結局浪人。その後は絵に描いたように
パチンコから麻雀、そして競馬へと、憧憬であった
デカダンスへの道を転げてゆきました(笑)

と、話しはだいぶそれましたが
縁日の露店をこうしてぶらぶらと廻っていると
私の記憶も過去へと廻りだしてしまうのです。
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厄神さん その弐 射的

2019年01月22日 | cocoro

参道にずらっと並ぶ露店。
色んな露店を見乍ら歩いていると
食べ物を買って食べているのは
やはり中学生とか若い子たちでした。
やはり縁日というのは、若い子たちが
やってこないと盛り上がらないものです。

射的がありました。
小さい頃は、並んでいる標的が子供心には
とても魅力的で夢中になったものですが
今の自分がこうして並んでいる標的を見ても
そうは思えませんでした。当たり前のことですが
わくわくしなくなった自分を少し寂しく思いました。

露店を眺めていると、いつも思うのですが
店番の人たちは、煙草を吸ったりしして
あまり楽しそうにはしていない気がするのです。
昔は、もっと子供たちを楽しませるような人も
中にはいたような気がするのですが。
このコントラストが私には、なんか
ひとつのドキュメンタリーに感じてしまうのです。

まあそんなこんなも、それも懐かしい
古き良き昭和の光景です。

縁日の寒灯にふと小さき我
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