仕事仲間と北野坂の中華の店へ。
神戸はやはり中華料理の裾野が広い。
以前、山陽のとある都市に住んでいた時
そこの通人からとても美味い中華の店がある
と教えられた。数卓の全予約制だと言う。
なかなか予約も取れないという。
予約が取れたので接待で使ったみた。
やはり噂通りの旨い店だった。
上客の常連が多いのだろう。店主も
自信に満ち溢れた顔をしていた印象がある。
しかし正直、神戸から来た私には、このクオリティなら
神戸で普通にめぐり逢っていた味であった。
そうは言えなかったけれど…。
そのとき改めて私は、客観的に、わが街神戸の
中華料理のレベルの高さを思い知ったのである。
やはり一旦外から眺めて見なければ、自分の
恵まれた環境に気づかないこともあるのだ。
さて、前置きが長くなってしまった。
仕事仲間との週末。今宵は自称グルマンが揃う。
東京から来た某雑誌社の部長。このお方神戸好き。
それをアテンドするフリーランスの自称B級グルマン。
唄う釣師としても一部では有名らしい。しかしこの男
食事中もミラーレスの一願レフでひたすら写真を撮りまくる。
そしてFacebookに片っ端からあげてゆくのが好きと来ている。
油断していると顔を晒されてしまうから気が抜けぬ。
とにかく写らないように注意しないと…えらい目に遭う。
わいわい楽しい会話をしながら食べては呑む。
この店は唄う釣師の顔がよく利くみたいである。
裏メニューなるものも出た。しかし四川風は辛い。
それでも皆ヒーハーしながら嬉しそうである。
一行はこの後、東門筋のお姉ちゃん二人がやっている
和風のカウンター割烹へ行くという。そして最後は
やたらママが抱きつくのが売りのガールズ立呑みとか。
某人は薄くなった頭にキスされて病みつきになったとか。
かくいう私も初めて行ったときは帰りに抱き着かれたのだが
タイプではなかったのでそれほどでも…(*_*;
やれやれ、みんな元気!元気!!けど翌日大丈夫かいな?
本日の注文
・前菜5種盛
・焼餃子
・よだれ鶏
・激辛四川マーボー豆腐
・四川坦々麺
・ラーラー炒飯
・紹興酒
紹興酒はなかなかいけてます。
■劉家厨房
神戸市中央区中山手通1-9-22
クレモーナビル 1F