陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

わたしの酒呑録 五橋純米生酒

2011年06月29日 | eau de vie

梅雨晴間。気温がぐんぐん上がる。
暑いっ!久しぶりに元町へ。
用事を済ませて神戸大丸でお買物。
旨い刺身はないか?探していたら
ありました。今が旬のお刺身が。
それは明石の蛸。夏は蛸。
そして何と言っても明石海峡の蛸。
ならついでに旨い日本酒を探そうと売り場へ。
大丸の日本酒の棚には五橋がある。
今宵は冷やが飲みたいと探していたら
五橋の純米生酒がありました。契約栽培の
トラタン村産《山田錦》100%の純米生酒。
五橋なら間違いない。この銘柄は
私のお気に入りベスト3だ。色は黄色いが
とてもなめらかで芳醇なテイスト。
米の旨味が優しく広がっていくのがわかる。
もちろん蛸もしっかり歯ごたえがありました。
締めは穴子のちらし寿司で。

■五橋 純米生酒
山口県トラタン村産《山田錦》使用
日本酒度 +1~2 1.8ℓ 2625円
酒井酒造株式会社
山口県岩国市中津町1丁目1−31

上品な吟醸香で、なめらかな米の旨みが広がり
ほどよい酸が優しいアクセントに。余韻に残る
優しいコクも心地よい軽快な味わいです。
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はじめての水彩画 花を描く

2011年06月26日 | slow culture

花を描く日。
各テーブルには色んな花が生けてあった。
私は迷わず百合と向日葵のテーブルに。
描きたい角度の位置にイーゼルを据えた。
画用紙の左上対角線からの構図を決めた。
出来栄えは、今までの作品の中でも
上位の部類のお気に入りとなった。
先生からも「ゴッホみたいだね。」と
嬉しい褒め言葉。ハハ(^_^;)先生言い過ぎ…。
でも例えおべんちゃらでも嬉しいものです。
もう少し花の発色をもっともっと
艶やかにしたかったのですが、なかなか
私の絵の具では難しい。まあ
夏らしい作品になったから良しとしませう。
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紫陽花の毬

2011年06月19日 | slow life

街を歩いていると紫陽花が目に付く。
玄関の植え込みに、お店の軒先に。
雨に打たれて気持ちよさそうに
真藍や真青、そして薄くれないに
大きな毬を咲かせている。

西洋紫陽花は元々は日本の花。
外国で変身して里帰りしたのだそうだ。
洋行帰りの花なのである。

真青なる空の色とも濃紫陽花
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久々の野球観戦の日

2011年06月12日 | slow life

とある週末の或る日、甲子園球場へ。
改装後初めての甲子園球場だった。
この日はご招待に預かる。
ロイヤルスウィートという特別席。
上から見下ろすグラウンド。
まるで別世界のような観戦でした。
残念ながらこの日のタイガースは負け。
投手戦の伯仲した好試合でしたが
投手の打席で代打を送らず惜敗。
ちょっと采配に?のついたような試合でした。
でもさすが甲子園。良い球場でした。
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金沢・帰るまでの時間

2011年06月08日 | slow gourmet

久しぶりの金沢出張。
サンダーバードは約50分遅れで出発。
このまま発車できなければ、急遽
新幹線で米原まで行って、そこから
名古屋発の白鷺に乗り換えて向かう所だった。
敦賀を過ぎて北陸トンネルを抜けると
梅雨の晴れ間が新樹の山なみに拡がっていた。
北陸路はいっそうの旅情をそそるのだ。

出張の仕事も無事に終えた。
ここからは私の密かな楽しみ。
帰りの特急までの時間、駅前の酒場で
ちょっと一杯を楽しむのだ。

まずは麦酒。サッポロの黒で
喉を潤してからふくらぎの刺身を頼んだ。
ふくらぎとはぶりの子だ。
はまちでもない食感でつばすに近いのかな。
これがなかなか美味。さすが北陸のぶりは違う。
写真は少し食べた皿だが、これで430円は安い。
お後、きずし入りのぬた和え。350円也哉。
これもなんとも美味。そして
ここのお目当ては何と言っても酒だ。
それも菊姫の燗が私好み。これをコップ酒で。
黄金色の本醸造400円はお値打ち。
濃厚な味に米の旨みとある。黄金色は
酒本来の色なのだそうだ。日本酒を飲んで
しみじみ旨いなあと思うのがこの酒。

さて、そろそろ帰路の時間になった。
ほろ酔いで乗り込む特急。出張を終えた者たちが
そこここでプシュと麦酒の缶を開けていた。
私は先ほどの菊姫の余韻を楽しみつつ
夕明かりから闇に迫る北陸線の車窓を眺める。
これも所謂ひとつの至福の時間なのである。

■郷土料理 白山茶屋
 金沢市此花町6-10 金沢都ホテルB1
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