今年最後の高知出張。
今、高知ではぶっそうな事件が。
それでも南国土佐は魅力的な街だ。
この地方もご他聞にもれず
経済的にはかなり厳しい状態が続く。
しかし、どうも都市の魅力というものは
わたくし、主観的に思うのでありますが
経済的繁栄と反比例するように思う。
つまり拝金主義に毒されておらず
世知辛くなく人情が溢れているのだ。
それに物価も安いのがいい。
日が昇る朝日より、黄昏の方が
例えようもなく悲しいほど美しいものだ。
と言ったら知事さんに叱られるだろうか?
ここは酒も美味いし、何といっても
食材がいいから食いもんが新鮮で美味い。
そして高知の女性がまたいいのだ。
ちゃきちゃきした気丈な美人が多い。
嫁はんにしたら
両刃の剣のような感もなくはないが
こういう女性像。実は私好みである。
さて、昼の仕事が一段落。
「昼めしはひろめ市場で取ろうか。」
車をとめて
部下と数ある屋台をぶらぶら品定め。
うまそうな食材がたくさんあるから
あれもこれもと迷ってしまう。
おやっ!寿司が三箱で千円だぞ!
では鮪と鯖すしと盛り合わせを。
汁物は蕎麦。これが二百円。
そして一品に脂ののった鰹の塩焼き。
これ、脂が乗って旨いなあ。
「おい、うつぼのたたき食うか?」
「そんなん食べたら酒欲しくなりますよ。」
「う~ん、そやなあ。止めとくか。」
「飲んだら飲酒運転で一発で首ですよ。」
「たかがうつぼで人生ふいにできんなあ。」
しかし、ここひろめ市場は
鰹やうつぼのたたきに唐揚げ
くじらの刺身にカツ…。それに
中華やいろんな丼までが、こちらの
胃袋をこれでもかこれでもかと誘いよる。
嗚呼!ここで仕事をばんざいして
昼から飲めれば最高じゃろうなあと
思いつつ、しかしそれをしたら
我々もついにおしまいだと
けなげかつ気丈に自制しつつ
次の仕事に向かったのでありました。
ご覧の皆さんへ。
ちゃんと仕事はしておりますので
ご心配なく…。
それにしても高知は最高じゃあね。
仕事はなかなか無いけれど…(^_^;)