お土産にいただいた。
竹で編んだ漆黒の籠入り和菓子。
中には、小さな丸い最中と
小さいどら焼きが並んでいた。
最中は“鈴乃最中”という。
品のあるさくっとした最中。
そして、どら焼き。これは
“鈴乃○(えん)餅”という。
えん餅は一押しと言うだけあって
なかなかなお味をしている。
もちっとした皮の食感に
あんの味の調和がまっこと旨し。
それらが竹籠に収められて
“○すず籠”という。
「えんすずかご」と読むらしい。
和の趣きと高級感があって
先様への手土産には
よろしゅうございます。
このお店、創業八十余年…
博多ではなかなかの老舗。
創作和菓子として有名とか。
嗚呼!
また博多に行きたくなってきた。
■鈴懸
福岡市博多区下呉服町4番5号
鈴乃最中
新潟県産のもち米「こがねもち」で
こしらえた最中の皮。
あんが入ると芳しい香りがたち
さくっと軽い食感です。
鈴乃○餅
もっちりとした皮は
一枚ずつ焼き上げた
手焼きならではの美味。
鈴懸いち押しのミニどら焼きです。
(栞より抜粋)