陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

ハーブの女王 ラベンダー

2022年05月31日 | nonoka

布引ハーブ園では、やはりハーブの女王
ラベンダーを楽しみにしていたのだが
ラベンダー園はまだ少し早かったようだ。
全然あの紫の色がないではないか。

ちょっと残念だなと思っていたのだが
風の丘中間駅近くの一画に咲いていた。

風が吹くと楽しそうに揺れている。
しばし佇んでその香を楽しむことに。
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万緑と雄滝

2022年05月30日 | slow life

布引ハーブ園にはロープウェイが便利だ。
このロープウェイ、構想が発表されると
自然保護を訴える市民団体などが、かなり
反対運動を展開していた。それでも計画は
実行されて、布引は公園として整備され
このロープウェイも開通したのだ。

布引ハーブ園として、今では多くの市民や
神戸を訪れる多くの観光客の憩いの場と
なっている、登ったこの日も、大阪からの
人が来ていたが、神戸はこんな近くに
こんな素敵な場所があっていいですねと。
それを聞いて何か嬉しかった。
海と山が近い神戸は本当にいい街だと思う。

万緑をゆくロープウェイ。万緑の中に
布引の滝、雄滝とそしてダムが見えた。
ある俳人が詠んでいたが、正に白龍のごとく
美しい滝姿であった。
この日はやや夏霞がかかっていました。
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初夏のハーブ園

2022年05月29日 | slow life

全国的に今年一番の暑さとなったこの日。
神戸・布引ハーブ園の登る。登るといっても
登山ではなくてロープウェイを利用。

やはりこの時期のハーブ園が一番の旬ではなかろうか?
とりどりのハーブたちがが、私たちを迎えてくれた。
終点のバルコニーから眼下に神戸の街を一望する。
夏霞で対岸の紀伊和泉は稜線がかすかに分かるほど。

そしてロープウェイの終点「山頂駅」から
「風の丘中間駅」までゆっくりとハーブ園を散策。
山頂からだと下りなので楽である。
お目当てのひとつであるラベンダー園は
まだ開花していなかったがジャーマンカモミールが
満開であった。
風の丘中間駅の近くのほんの一画に少しだけ
ラベンダーが咲いていた。やはりハーブ園の主役は
ラベンダーであるから、出逢えて良かった。

とても充実した一日となりました。
大阪から来られた方も神戸は素敵ですねと
言っていただけ、これで疲れも吹っ飛びました。
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薄暑 噴水と水遊

2022年05月28日 | slow haiku

この日は気温がぐんぐんと上昇。
靭公園は汗ばむほどであった。

公園内を東西に流れる人工の小川は
噴水の池へと続いている。
芝生には小さなテントが沢山並んでいた。
最近のファミリーはこうしてテントを日除と
休息場所に張るらしい。私たちの時代には
想像もつかなかったレジャースタイルである。

小流れや噴水の池では子どもたちが水遊に興じている。
泣いている子あり、ママの手を離さぬ子あり。
見ていても飽きない光景である。でも本当は
噴水の池は立入禁止区域なのだろうけれど…。
都心にあってこの公園はすばらしい。
あの大坂なおみ選手が幼少のときに遊んだ公園。
平日には会社員や市民がここでランチを広げたり
ベンチで読書を楽しんだり、お昼寝をしたり。
また勿論犬の散歩コースでもある。ここは正に
数少ない大阪の都心にある絶好のオアシスなのだ。

さてこの日は溢れるほど夏の季題があった。
あまりに多すぎて取捨選択に困るほどだ。
薔薇園もとりどりに咲き誇って目移りする。
中之島公園の薔薇園もいいが、ここの薔薇園も
またロケーションがいい。しかしこれでは
時間はとても足りなかったかな?

 
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俳句集成が届く

2022年05月27日 | slow culture

稲畑汀子先生の俳句集成が届く。
第一句集「汀子句集」から第五句集「さゆらぎ」
そして句集「花」「月」に未完となった「風の庭」
までの5398句を収録したものである。

昔の句集を持っていない私にとっては、これ一冊で
先生の俳句がすべて閲読できるのはありがたい。
じっくり時間をかけて、時系列で先生の句を
偲びつつ、勉強していこうと思っている。

この一冊があれば、いつまでも先生の指導を
受けることができるのだ。

■稲畑汀子 俳句集成
朔出版 2022年5月20日初版
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曾根崎を歩く

2022年05月26日 | slow value

曾根崎商店街。昔はすずらん通りと称したそうだ。
それが「曾根崎センター街」となり、今は
「曾根崎お初天神通り商店街」と言うのだとか。
「曾根崎センター街」が私の時代であった。

その「曾根崎お初天神通り商店街」を南へ抜けて
左折して新御堂筋へ向かう通り。これは何通り
というのだろうか?夜になるとここも人通りが多い。
この通りに昭和50年~60年代にかけて、ビルの二階
直通の階段を上がったところに「シンザン」という
スナックがあった。会社の先輩の行きつけの店で
ちょくちょく行ってはオールドの水割りを飲み
カラオケを唄っていた。当時店には花柳幻舟似の
店の子がいた。この娘とのやり取りが結構面白くて
それが人気の店でもあった。所謂、軽口を叩ける
相手で、それが楽しかったしストレス発散にもなった。
この店も今はもうないが、このビルの前を通る度に
ふとあの頃のことを思い出してしまう。

こういうスナックやバーは結構入れ替る。
大方は自分の代で終る店がほとんどだと思う。
創業何百年なんて歴史を刻むことはおそらく無い。
しかし店は変っても看板が犇めいている景は
こうして今も昔も変らない。そういう意味では
盛り場というのはいつでもバブルを繰り返している。
コロナもやっと一段落して、やっとこの界隈も
以前のような賑わいが戻って来ていることだろう。
そこまで耐えた店が残っているのだ。

もうこの界隈にどっぷりとつかるということを
とっくに卒業してしまった身にとっては
例え行っても、せいぜいこの辺の居酒屋に入って
ちょっと呑んで、ほろ酔いぐらいで切り上げ
若者やサラリーマンたちが二軒目へと溢れだす前に
駅へと向かうのが関の山である。

歳月は人を変え、街も変える。
ただ人も街も、心はそうそう変らない。
だから形は時代に合わせて変化はしても
盛り場の役割は今も昔も変らないのだ。
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高所&閉所恐怖症 雑感

2022年05月25日 | cocoro

高い処から下を覗くと、鳥肌が立って
足が竦んで、心がきゅーっと縮むようになる。
そして何か眼下に吸い込まれそうになる。
高所恐怖症というのは、大体そんな感じでは
ないだろうか?これらの症状は私には全部
当てはまるから、私も高所恐怖症である。
バンジージャンプは絶対無理!

さて、スカイツリーの展望台に下が透けて見える
強化硝子の覗き窓(写真)があるが
(明石海峡大橋にもあった)みんな遠巻きにして
中々そこに立とうとしないのだが、それは案外
私は平気であった。

またスピードにもどちらかと言うと弱い。
一度かなり運転の好きなお方の車に乗って
そのハンドル捌きとスピードに、ずっと
足が突っ張ってかなり疲れた経験がある。
或る時は上品な高齢女性の車に乗った。
女性だったので安心していたのだが
まあこれがとんだ見当違い。その方は
意外と短気でスピード狂だったのだ。
運転は人を変えるとは本当のこと。
人は見かけによらないことを実感した。
以後は大人しそうだがら性格も大人しいとか
おっとり話すからおっとりしていると言った
ステレオタイプ的な判断をしないことを私は
学習したのである。

自分が閉所恐怖症もあるとはっきり自覚したのは
初めてMRI検査を受けたときであった。
その時は体がすっぽりと入る検査であった。
はじめは良かったが、だんだんとあの音が
脅迫的に耳につきだして耐え切れなくなった。
もう駄目だ!緊急ボタンを押してしまった。

あれから何回かMRI検査を受けたが何とか
辛抱できている。MRIの装置もかなり改良されて
良くなっていることもあると思う。
それでも、つい先日もMRI検査を受けた。
ただこれは膝の検査だったので不安はなかったが
それでもやはりトラウマが頭をもたげてくる。
ずっと緊張していた。あの音は何度経験しても
慣れない。しかし、何であんな音がするのかな?
ヘッドホンをつけさせられたが、全然だった。
案外時間もかかるし、そして費用も高いし
できればこれからもあまり受けたくない検査だ。
まあ痛い検査ではないから、そんな検査に比べれば
どうってことはないのだけれど。
アンギオなど大腿部から造影剤入れる検査なんて
あれは恐ろしい。術後も重石で絶対安静だったし。
(注:私はアンギオは経験してません。)

高所や閉所恐怖症ならまだ笑って話せるが
パニック症候群となればQOLがかなり低下する。
しかしそれを患っている人は案外多い。
歳を取ると鬱やこういう神経症のリスクも高まる。
私は人見知りするタイプなので、これで、もし
対人恐怖症にでもなったらどうしようか?
なんて考えることがある。
今は精神的に病む人がかなり増えているとか。
高齢者鬱も増えているというし、高所や閉所
恐怖症だと笑って言えるうちはいいのだが。
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うまいもの選 しろえび

2022年05月24日 | slow gourmet

神戸大丸のデパ地下、鮮魚売り場をぶらぶら。
ん?しろえびがあるではないか?
しろえびと言えば富山湾の名産。
富山湾の宝石と言われているのだとか。

ここは富山の酒、銀盤を合わせました。
富山づくしで美味しゅうございました。
ごちそうさまです。
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五月の読書 整える習慣

2022年05月23日 | slow culture

私はあまりハウツー本は読まないのだが
ちょっと興味があって今回、読んでみた。
医学部教授が書かれていたので興味を
持ったのである。別に医者という権威に
魅かれてではない。この先生は日本体育協会
公認のスポーツドクターなのでそれもあった。

結構、目からうろこであった。
極めて簡単に言うと、自律神経が乱れると
体やメンタルの不調も増える。だから如何に
自立神経を整えて、実力のロスなく毎日を
活き活きと暮らすか?

自立神経とは交感神経と副交感神経。
本書はその自律神経を整えることで、良好な
コンディションを維持し、自分の持てる力を十分に
発揮するための具体的な方法が紹介されている。
つまり自律神経の整え方が大事という考え方に基づいて
日々の習慣化を解り易く提示してくれているのだ。

1.ストレングス(筋力UPなどのトレーニング)
2.コンディショニング(力を発揮するために整える)
3.ケア(修復、リハビリ)

スポーツの世界には、以上の三つの
トレーニング・アプローチがあるという。
そしてこの2のコンディショニングの意識こそ
多くのビジネスパーソンにとって最も欠けている
部分なのだと著者は言う。コンディショニングの
概念を理解すればちょっとした意識や行動を
変えるだけで、出せる力の質が変るのだという。

特に私が驚いたのは、自立神経というものは
一度崩れると3~4時間は戻らないということ。
つまり、些細な事で朝イライラとしてしまったら
その後の3時間はコンディションが崩れっぱなしで
パフォーマンスを十分発揮できなくなるのだ。
このことは皆体験的に実感していることなのだが
知識的にそう理解すると対処できるようになると思う。

本章の中では、私も知らず知らずのうちに
習慣化して実践していることもあったし
新しい気づきもあった。詳しくはここでは述べないが
この本は間違いなく、私をインスパイアしてくれる本
であったことは間違いない。

■整える習慣
順天堂大学医学部教授 小林弘幸
日経ビジネス人文庫
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初夏・競う薔薇たち

2022年05月22日 | nonoka

大阪・天満橋から大川沿いの遊歩道を歩き
北浜・難波橋から螺旋の橋をまた下りて
中之島薔薇園を通り抜ける。春先にはまだ
棘だらけの枝だけだった薔薇園の風景。
それがどうだ!ものの一か月もしない内に
もうこんなにも百花繚乱の景に一変している。
美を競うように咲き誇る薔薇たち。
訪れる人たちのため息が聞こえてきそうだ。

私だけ見てと囁くかに薔薇

 
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