今年もハロウィンがやって来た。
仮装行列として渋谷あたりでは
年々賑やかになっている。
今年はすでに事件も起きている。
大阪でも地下鉄に突如コスプレが現れると
ちょっと引いてしまう。
コスプレイベントとして
ぴったり嵌ってしまったハロウィン。
そのうちシニアのハロウィンコスプレも
イベントとして出てきそうな気がする。
いや、もうあるのかも？
今年もハロウィンがやって来た。
仮装行列として渋谷あたりでは
年々賑やかになっている。
今年はすでに事件も起きている。
大阪でも地下鉄に突如コスプレが現れると
ちょっと引いてしまう。
コスプレイベントとして
ぴったり嵌ってしまったハロウィン。
そのうちシニアのハロウィンコスプレも
イベントとして出てきそうな気がする。
いや、もうあるのかも？
久しぶりに会う友との一献。
この友は酒屋の主人。
年に一、二回会っては酒食を供にする。
場所はいつもの岩屋駅にある居酒屋。
ここにお酒を卸しているのだ。
今回、新たに卸している日本酒を賞味。
これが何と！わたし好みのテイストだった。
新潟は上越の酒である。
蔵元は今まで全然知らなかった。
新潟の酒らしい清冽な喉越し。
これは要チェックの銘柄である。
色々とよもやま話しをして
適当な時間にお開きにする。
昔はそれから、これも取引先である
超シニアママがやっている下町の
カラオケスナックに行ったものだが。
もう互いに歳を取ったので深酒は御法度。
また年末に呑もうと約束して別れる。
正に秋の夜長の邂逅であった。
一盞を交し夜長の長話
■頚城酒造
新潟県上越市柿崎区柿崎5765
素敵な東京土産をいただきました。
秋の彩りが鏤められた吹き寄せ。
素朴な上品さ。正に洗練された菓子。
食べるのが勿体ないような。
でも美味しくいただきます。
■菓子 冨貴寄 ふくろう
菊廼舎本店
東京都中央区銀座5-8-8
樹木希林さんの遺作、“日日是好日”を観る。
希林さんの遺作と云うこともあるが
季節のように生きるというコンセプトに
俳句と通じるものを感じたので
参考までに観ておきたいと思ったのだ。
その茶の道の主題は、正に俳句で言う
花鳥諷詠と同じであった。
ひとつひとつの茶道の所作は
頭で考えるのではなく指が覚える。
季節の移ろいの中で生きている悦び。
黒木華扮する主人公が
二十歳でお茶に出会い二十四年。
世の中にはすぐ解るものと
すぐ解らないものの二種類がある。
季節のように生きること、即ち
日日是好日ということなのだろう。
■日日是好日
原作：森下典子『日日是好日
「お茶｝が教えてくれた十五のしあわせ』
監督・脚本 大森立嗣
キャスト：黒木華 樹木希林 多部未華子
とある民家で見つけた。思わずパチリ。
誰かが塀の上に実をひとつ。
これは榠樝（かりん）の実だと思う。
確信はないけれどたぶんそう。
榠樝の実はいびつで見飽きない。
捥いで家の卓に置いておくと
いい匂いがする。秋の季題である。
榠樝の実空の高さにありにけり
十一月の週末になると
お宮ではこのような光景が見られます。
そう七五三です。
こんなシーンを見ていると、そう言えば
数十年前、私たち家族もこんなだったなあ。
私自身の七五三は何故か記憶している。
お宮の椅子に腰かけて居たのだが
何故か前にどっと倒れてしまい
鼻血をぶっと出して泣きわめいていた。
半世紀以上前のそんなしょうもないこと
なんで覚えているのかな？
どの子にも夢は等しく七五三
（写真）垂水・海神社にて
今年の十三夜は10月21日でした。
陰暦九月十三日のこの月を
“後の月”または“十三夜”といいます。
私の好きな季題のひとつです。
陰暦八月十五日の月は十五夜ですね。
これはみんな知ってます。そして
みんなで日本中この名月を楽しみます。
ところが、この後の月を知っている人は
あまりいないようです。昔は
この日も日本では月見をしたのです。
後の月は栗名月とも豆名月とも言います。
この月を愛でるのは日本だけとのこと。
十三夜なので、まだすこし欠けています。
この欠けているところが何ともいい。
仕事帰り。皆が降りた後のホームで
ひとり残って月の写真を撮ってみました。
ガラケーなので綺麗には撮れなかったけれど
このホームから見る月は結構お気に入りです。
独りでも寂しくないぞ後の月
古墳山からの帰路。
ふと一樹に目を遣ると
蓑虫がふわりと風に揺れていた。
随分と楽しそうだなあと
しばし見惚れておりました。
まるでハンモックのよう。
蓑虫は秋の季題。
蓑蛾の幼虫で夜になると簔から出て
木の葉を食べるのだとか。
蓑虫の風の揺りかごひもすがら。
五色山古墳の頂から明石海峡を望む。
この日は穏やかな秋日和。
波は静かである。タンカーや漁船が
ゆっくりとこの日和を楽しむように行き交う。
我もいにしへ人になったような気分である。
秋天のひかりを返す波の綺羅
