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平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

久しぶりに近況

2007-03-21 21:06:10 | えりかの平安な日々 04~09
 上の写真は、私がいつも利用している駅の駅前の広場(と言っても狭いのですが)で昨日、撮影した鳩です。私、なぜか鳩が大好き♪旅行先の城跡や京都のお寺・神社で鳩を見ると嬉しくなります。あちらこちらに歩き回って遊んでいるのを見るのはほほえましいし、「ポポポ」とか、「ボーボーポポ」とか「グググ」と言った鳴き声も面白い。早く言えばかわいくてたまりません♪そこで、ついついこちらに写真を載せてしまいました。

 それでは、タイトルの通り久しぶりに近況を綴ってみたいと思います。

1.メインパソコンを替えようかな?

 掲示板へも書きましたが、3週間ほど前、私のメインパソコンが壊れてしまいました。私のパソコンは、昨年の8月に買ったまだ新しいパソコンなのですが、昨年の大晦日に突然立ち上がらなくなったり、ウインドウズが終了できないことが多いなど、結構不具合もありました。そして3週間ほど前、立ち上げてから15分くらいで突然消えてしまう…と言った困った不具合が出るようになってしまったのです。

 そこで、購入したお店に持ち込んでみました。すると、「マザーボードが壊れている可能性が強いので修理した方がいい」と言われたので、修理に出すことにしました。その際、パソコンの中に入っていたバックアップを取っていなかったデータは一時あきらめたのですが、何とかぎりぎりでCDーROMに移すことができて一安心。例によって、CDーROMにバックアップを取るとき、だんなさんにものすごく世話になりました。感謝!

 そこで、私のパソコンが修理に出されている間は、昨年の夏にそうしたように、「だんなさんのパソコンを借りるしかないのかな?」と思っていました。ところが、私が本を読むときなどにちょこっと使っていた予備のノートパソコンに、だんなさんがいつの間にかインターネットができるようにソフトを入れてあり、「これを使うといいよ。」と言ってくれたのです。幸い、インターネットにもすぐにつながり、ノートパソコンで文書作成・読書・インターネットができるようになりました。

 ただ文書作成の際、キーボードの位置が微妙に違うこと、ノートパソコンはキーが小さいので打っているとかなり違和感を感じることが戸惑いました。
 ところが面白いもので、1週間もするとノートパソコンのキーボードに慣れてきてしまったのです。それに、私のパソコンに比べるとスピードがものすごく速いこと、速いこと…。例えばインターネットのホームページで書き込みをするとき、あるいは、目的の項目を探すとき、私は視力が弱いのでマウスを使わず、タブキーで目的の位置にカーソルを合わせるのですが、パソコンのスピードが速いと目的の場所に素早くカーソルを移動することができるのです。ウインドウズが終了できないこともほとんどありません。これは私にとっては快適でした。
 それはそのはず、このノートパソコン、だんなさんに言わせると「ものすごく性能がよい」のだそうです。しかも、ノートパソコンのお値段は私のパソコンの6倍くらいだと言うのですから…。

 実はこのノートパソコン、元々は、3年前に他界しただんなさんのいとこのTさんが購入したものでした。ところがTさんは、ノートパソコンを買って間もなく病気が見つかり、そのまま帰らぬ人となってしまいました…。
 だんなさんも、Tさんが亡くなったことにはかなりショックを受けていました。だんなさんとTさんは仲が良かったらしく、高校時代くらいまで毎年、だんなさんは夏休みにTさんの家に1週間くらい、泊まりがけで遊びに行っていたそうです。最近は、遠方に住んでいる上にお互いに忙しくて、連絡を取っていなかったようですが…。
 それで、どういう事情かは私もよくわからないのですが、だんなさんがTさんのパソコンを譲り受けることになったのでした。Tさんは独身でしたので、譲り渡す子供さんもいませんので、パソコンが使いこなせるだんなさんに…ということだったのかもしれません。
 そのようなわけで、私も、このパソコンを残して下さっただんなさんのいとこのTさんにとても感謝しています。大切に使おうと思っています…。

 使い慣れてきたことと、性能がよいことが重なり、だんだんこちらのノートパソコンが使いやすくなり、愛着が生まれている私です。なので、私のパソコンが戻ってきても、こちらのノートパソコンをメインパソコンにしようかなと、今は思っています。そして、戻ってきたパソコンは寝室に置き、時々本を読んだり、文章を作成するときに使おうかなと…。
 そうそう、私の机が置いてある場所はエアコンから遠いので、夏はものすごく暑くなります。そんな時、エアコンから近い寝室にもう1台パソコンがあると便利なのですよね~。涼しい寝室で文章を作成して、居間の机の上にあるパソコンから記事をUPすることもできますし。何よりも、インターネットにつなぐパソコンは性能がよい方が絶対にいいような気がします。


2.行きつけの書店の移転

 5年くらい前から、私は静岡駅前の大きな書店で本を買うことが多かったです。そこの書店は、地下1階・地上4階で、建物全体が書店になっています。なので本の種類もとても充実しています。

 何よりも、大好きな歴史関連の本がたくさんあるのが嬉しかったです。平安時代のかなりマニアックな本も置いてありますし…。私がここ5年くらいの間に買った平安時代関連の本は、古書店から買ったものをのぞけばほとんどがこちらの書店から買ったものです。

 ところが、静岡駅前の区画整理のため、こちらの書店は先月の上旬で閉店し、今月からは駅から歩いて15分くらいの場所に移転してしまいました。今度の店舗は2階建てなので、規模もかなり縮小してしまっただろうな…と思ったのですが。思った通り、行ってみると歴史関連の棚が少なくなっていました。平安時代関連の本も数冊しかありません。繁田信一先生の「殴り合う貴族たち」(いつか図書室で紹介したいと思っています)など、前の店には目立つところに5冊くらい置いてあったのに、こちらの店には1冊しかありませんでした。これからは、マニアックな本はこちらの書店には入ってこないかもしれません。何かがっかりです…。

 それで、書店で本を買うというのは、今の時代では時代遅れなのかもしれないなと思ったりしました。確かにネット書店なら、欲しい本もすぐに見つかりますし、書店を通して注文するよりも早く手元に届きますものね。私も、これからはネット書店を利用しようかな。


3.新しい人物伝作成中です

 新しい人物伝、「小式部内侍」を少しずつ作成中です。母の和泉式部のイメージが強烈なので、その陰にかくれてしまっている娘の小式部にスポットを当ててみたい…と思ったのが、小式部のことを書こうと思ったきっかけです。

 ところが小式部は、藤原定頼との大江山の歌のエピソードのイメージが強すぎて、他のエピソードに関してはなかなか筆が進みません。母の和泉式部のことも重ね合わせ、ようやく、彰子中宮に出仕した頃まで(小式部が12歳くらい)の伝記の下書きを書き終えました。まだまだ先は長いですが、無理をせずに頑張ります。

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誕生日♪

2007-01-27 14:54:05 | えりかの平安な日々 04~09
 今年も無事に誕生日を迎えることが出来ました。1年間支えて下さっただんなさんや友人たち、周りの皆様に感謝です。そして、生んでくれた両親にも感謝したいです。

 それにしましても……、美容院に行って、ランチを食べて、「もっと知りたい源氏物語」をだんなさんに買ってもらってからもう1年なのですね~。早いです…。20歳を過ぎてから1年が過ぎるのが早くなったように思えますが、ここ2、3年は特に早いように思えます。

 ところで、私はプロフィールでも自分の年齢を証していませんでしたが、今年はここで白状しますね。42歳になりました。ネットの世界では20代や30代の方が多いのでちょっと恥ずかしいですが…それに、お姉さんとおばさんの境界線は28~41歳だという話を聞いたことがありますので、42歳は完全におばさん…ということになってしまいますよね。
 でも、まだまだ自分は若いと思っています。今話題になっている団塊の世代の皆様、テレビなどで拝見しているととっても若く見えますよね。それよりも20年近く年下の私は若くて当然…、団塊の世代の皆様に負けないように頑張らなくては。これからも42歳の青春を楽しんでいきたいと思います。

 さて、こうしてブログに誕生日の記事を書くのも3回目となりました。ちなみに一昨年の記事は「こちら」(私の誕生日に、歴史上で何が起こったかを書いてあります)、昨年の記事は「こちら」です。よろしければご覧下さいませ。

 今夜は、だんなさんと近くの洋食屋さんでディナーを食べてきます。ここの洋食屋さん、ディナーをやっているのは金曜日と土曜日だけなのですよね。なので、私の誕生日が土曜日に当たった今年はラッキーでした。楽しみです。

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源氏物語絵巻展に行ってきました

2007-01-17 00:18:26 | えりかの平安な日々 04~09
 昨日1月16日、今月5日から来月5日まで静岡県三島市の佐野美術館で開かれている、「よみがえる源氏物語絵巻 ~平成復元絵巻のすべて」を見てきました。この展覧会について、詳しくは「こちら」をご覧下さい。

 私の住んでいる地方は、平安時代や源氏物語に関する催し物が少ないので、いつも残念に思っていました。でも今回、私の住んでいる町から普通電車で約1時間半、ほど行った所でこんな素敵な催し物があると知り、「これは行くしかない!」と思いました。そこで、いつものようにだんなさんを私の趣味に巻き込んで、観に行ってきた…というわけです。

 会場には、国宝源氏物語絵巻、昭和の復元絵巻、それと、今回復元模写された平成の復元絵巻が並べて展示してありました。やはり何と言っても、今回復元模写された絵巻は色も鮮やかで線もくっきりとしていました。今回の復元模写は、国宝源氏物語絵巻を科学的に解析し、当時使われたものと同じ染料を使って復元されたものなので、私たちは900年前、源氏物語絵巻が完成した当時と同じものを目にすることができるわけです。これはとっても貴重だと思います。

 絵巻は思ったより小さめだったので、私の視力では残念ながら細かい部分まで見ることはできませんでしたが、それでも色の鮮やかさやだいたいの形はわかりました。とにかく素晴らしかったです。図録も購入したので、これから絵巻の素晴らしさをゆっくり堪能しようと思っています。

 せっかく三島を訪れたので、源頼朝が流人時代によくお参りをしたという三島大社にも行ってきました。そこで、「日帰り小旅行 三島編」と題して、全5回ほどの旅行記を連載することにしましたので、どうぞおつき合い下さいますよう、よろしくお願いします。

 写真は、佐野美術館の庭「隆泉苑」の中にある池です。

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今年のお正月&お正月料理

2007-01-03 12:05:30 | えりかの平安な日々 04~09
 毎年のことながら、今年のお正月も、食べて、寝て、テレビを見て…というようにまったりと過ごしています。これでは太ってしまいそうですね(笑)。でも、お正月だからいいか~。

 1日の夜は、ワインを飲みながらハムとチーズを食べたのですが、ワインとチーズはすごくおいしかったのですけれど、ハムが脂っこくて、ちょっと気持ちが悪くなってしまいました。気持ちが悪くなった原因はそれだけではなく、チーズを食べ過ぎたという話も(笑)。

 ところで、年末に正月料理作りを頑張ったおかげで、お正月は炊事をしなくて良いので楽です。と言うわけで、今年のお正月料理の献立を…。実は、買ったものの方が多かったりします。

☆薩摩揚げと野菜の煮しめ
 薩摩揚げ、にんじん、こんにゃく、たけのこ、れんこんが入った煮しめです。薩摩揚げは静岡のデパートで買いました。こちらのスーパーで買うよりずっとものがいいので。そのおかげか、コクのあるおいしい煮しめができました。

☆干ししいたけの煮つけ
 干ししいたけを水で戻し、しょうゆ、砂糖、酒、しいたけの戻し汁で煮込んだもの。不思議なことに、出来上がってから時間が経てば経つほど、味がしみておいしくなります。

☆伊達巻き
 静岡のデパートで買った1本千円の伊達巻きです。おいしかったです~。

☆かまぼこ
 こちらも静岡のデパートで買いました。おいしかったです。

☆まぐろのお刺身
 まぐろは最近高くなっている…、という話をよく聞くので今年はやめようかとも思いましたが、やっぱり買ってしまいました。近所の魚屋で買ったのですが、それほど値が上がってはいませんでしたし、しかもすごくおいしかったです。買って良かった☆

 写真は、「薩摩揚げと野菜の煮しめ」と「干ししいたけの煮つけ」と「伊達巻き」の盛り合わせです。

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近況つれづれ

2006-12-26 09:15:29 | えりかの平安な日々 04~09
 久しぶりに想うまま気の向くままの日記を書きます。

1.あれから4年

 先日、ブログ開設2周年を迎えたのですが、この12月24日で、私がネットの歴史サイトの世界に入って4年になります。

 2002年12月24日、私は歴史サイトの掲示板に初めて書き込みをしました。当ブログのリンク集からもリンクさせていただいている「藤の花咲く都 ~平安京~」というサイトです。
 初書き込みの時はものすごく緊張していてどきどきしていたことを思い出します。たった十行くらいの文章を書くのに、30分もかかってしまいましたから…。そして、管理人の夢ノ介さんからレスを頂いたのが翌日の夜でした。とってもあたたかい歓迎のレスで、嬉しくてすぐに返信してしまいました。

 こうしてネットでの書き込みにやみつきになり、あちらこちらの歴史サイトに出入りするようになり、色々な方とお知り合いになることができました。そのうち、掲示板への書き込みだけでは満足しきれなくなり、2年前にこのブログを開設したのでした。その出発点はやはり、4年前の初めての書き込みです。あの時思い切って書き込みをしなかったら、今の私はなかったのですから…。

 これからも、ネットで歴史や古典などの趣味を通じてたくさんの方とお知り合いになり、色々なことを教えていただくのを楽しみにしています。皆様、よろしくお願いします。


2.新しい携帯電話機

 10日ほど前、電話番号とメールアドレスはそのままで携帯電話の機種変更をしました。そしてこの新しい携帯電話、すごいのです。

 この前の携帯電話では携帯対応になっていないインターネットのホームページの閲覧ができ、画面の文字をすべて音声にして読んでくれたので、「すご~い」と思いました。そして今度の携帯電話は、更にそれに加えて、メール作成時や掲示板への書き込みの際、ひらがなを漢字に変換するときにパソコン同様、漢字の説明をしてくれるのですよ。これで私も、携帯電話でのメール作成や掲示板への書き込みが楽にできるようになりました。何しろ私の目は、携帯の画面を3分見ていると痛くてたまらなくなってしまうので。携帯電話ってどんどん進歩していますね。

 これで、外出先からでも携帯電話でインターネットを見ることも、掲示板への書き込みもできます。嬉しいですね~。ただ、パケット代には気をつけなくては…。


3.マイブーム chemistry 「ALL THE BEST」  

 約3年ぶりに、J-POPのCDを買いました。考えてみると、音楽CD自体を買うのも、昨年7月に購入した東儀秀樹さんの「幻奏譜」以来なのですよね。

 chemistry(ケミストリー)は、5年前にデビューした男性二人のデュオグループで、私はデビュー当時から結構好きでした。実はファーストアルバムも持っていたりします。

 ところが私は、インターネットにはまってしまった4年前から、J-POPをほとんど聴かなくなってしまっていました。特に、最近の音楽にはとってもうとくなり、年末の歌番組を観て、「今年はこんな歌が流行ったんだ~」「この曲、なかなか良いわ~」と思う程度でした。その中でもchemistryは、「良い曲歌ってるなあ」と思うことが多かったです。

 それでこのCD「「ALL THE BEST」を買うことになったきっかけですが、先月の終わりにNHKのBSで、彼らのライブが放映されていたのを観たことでした。とにかく「良かった」です。二人のハーモニーもとてもきれいで素敵でした。一度彼らのライブに行ってみたいとも思いました。「新しいCDが欲しい」と思ったことももちろんです。
 そして数日後、彼らが民放の歌番組に出ているところを偶然観たのでした。その番組内でベストアルバムが出たことを知って嬉しくなり(ベストアルバムなら、年末の歌番組を観て良いなと思った彼らの曲はほとんど収録されているはずですから)、早速インターネットでチェックしてみました。本体価格3600円でちょっとお値段が高いなと思ったら何と2枚組。それならすごくお得なお値段です。その2日後、ちょうど静岡に行く用事があったので、そのついでにCDショップに行って購入してきました。そしてすっかり気に入ってしまったというわけです。

 最近、私のCD・MDラジカセには、2枚組のうちのどちらか1枚が必ず入っています。曲も良いし、歌もうまいし…、ほとんど毎日聴いていやされています。


4.今後の更新予定

 主婦にとっては、1年で一番忙しい1週間に突入しました。とにかくやることはいっぱいあります。大掃除、片づけ、お正月の買い物、正月料理作りといろいろあって頭が混乱しそうです。ただ、年賀状を書き終えたので少しほっとしていますが。

 今年中に、「歴史人物伝(鳥羽天皇皇女の妹子内親王を取り上げる予定でした)と、「歴史雑記帳」をもう一度更新しようと思っていたのですが、どうやら無理そうです。来年まで、気長にお待ち下さいませ。

  それと、歴史記事や図書室の詳しい目次に関しても、ほとんど作業が進んでいません。こちらも気長にお待ちいただけますと嬉しいです。
 また、トップページを作ったことにより、「管理人ご挨拶」のページも一部書き直そうと思っていますが、こちらは家事の合間にちょこちょこできそうなので、何とか今年中に仕上げようと思っています。年末は色々忙しくてなかなか更新できませんが、今後ともよろしくお願いします。年の瀬で何かとあわただしい次期ですが、皆様もお元気でお過ごし下さいませ。

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近況&ひとりごと

2006-12-02 11:40:35 | えりかの平安な日々 04~09
 この前のお知らせ記事で、「政権の中枢にいる人を書くのは難しい」と書きましたが、本日は人物伝についてのあれこれのお話を徒然なるままに書きたいと思います。

 私の人物伝、女性が多いですよね。と言うか、ほとんど女性です。なぜ女性が多いかと言いますと、好きな人物に女性が多いこともありますが、一言で言えば書きやすいからです。女性なら、官位を書かなくてもすみますし…。位階の「従」と「正」を書き間違えたり、官職の「右」と「左」、あるいは「権中納言」と「中納言」を間違えたりしそうで結構怖いのですよね。

 それに、男性は政治の中枢にいた人が多いので、当時の政治情勢に触れなければなりません。これがなかなかやっかいなのですよね。とにかく、政治情勢ばかり書いていると、人物のキャラクターをうまく表現できないような気がするのです。単に、私の文章力がないだけかもしれませんが。

 それに対して女性は、一部の女官を除けば官位とは無縁ですし、政権の中枢にいた人も少ないのでわりと簡単に書けます。もちろん、先日の藤原詮子のような政権に近い位置にいる女性は、政治情勢をある程度書かなければなりませんけれど、官職を書かなくても良いだけ楽だったりします。それと、私が女性なので、歴史上の女性たちの気持ちも理解しやすいし、感情移入もしやすいというところもあります。
 なので、今後こちらの人物伝で取り上げようと構想を練り始めている人物が3人いるのですが、いずれも女性です。そのうち一人はすでに下書きができていますので、来週中くらいにはUPできると思います。

 だからといって、私が男性を全く書く気がないかというと、必ずしもそうではないのですよね。そこで、書いてみたい方を少し挙げさせていただきます。

☆藤原隆家
 この方ほど色々妄想できそうな男性もいないと思います。関白道隆の息子として出世が約束されていた彼は、若い頃はずいぶん暴れん坊でした。しかし、花山院襲撃事件に巻き込まれて失脚、流罪になってしまいます。その後許されて都に戻り官界に復帰、中年になってからは誰もが認める立派な公卿になりました。そんな彼の心中に迫ってみたいですね。二度も大宰府に赴任しているところにも興味を引かれます。このあたりも色々妄想できそうですね。

☆源俊房
 村上源氏の源師房の長男。村上源氏は摂関家とも深いつながりがあり、彼も出世を約束されていた貴公子でした。
 ところが、彼は参議の時、前斎院娟子内親王(後朱雀天皇皇女)と密通し、謹慎処分を食らってしまうのですよね…。これは彼にとっては痛かったと思われます。3年後に許され、その後は順調に出世し、ついには左大臣にまで昇り詰めます。
 そのままで行けばめでたし、めでたしだったのでしょうが、輔仁親王を皇太子に押したことから孤立し、「永久元年の落書事件」によって息子が流罪になったことで彼の家は没落…。最後には権力を失って出家してしまいます。まるでジェットコースターのように上がったり下がったりの人生ですよね。彼に関しても色々妄想できそうです。ただ、彼に関する資料が手許にあまりないのが難点ですが…。

☆藤原高光
 藤原師輔の子。摂関家の御曹司として順調に出世していたのに突然出家、多武峯にて厳しい修行をしたことで知られます。出家したときにはまだ右近衛少将だったので、官位をあまり書かなくてもいいかなと思ったり…(苦笑)。彼の人生も興味深いですが、子孫が思いがけないところとつながっているので、「系譜あれこれ」の方で取り上げてもいいかなと思っています。

 …と、これらの方々の人物伝、いつか実現できると良いなあ。取りあえず一番早く実現しそうなのは藤原高光ですね。「平安時代史事典」の他にも、彼について書いた本が手許にあるので、わりと簡単に調べられそうですし、彼の子孫についても色々書けそうです。と言うわけで、近いうちに調査に入ることにします。

 ところで、あまりにも思い入れが強すぎて書けない人…というのもいるのです。そのNo1が、ご挨拶のページの自己紹介で「好きな人物」にも挙げている徽子女王です。

 彼女は重明親王(醍醐天皇皇子)の女ですが、幼いときに斎宮に卜定されて伊勢に下向、斎宮退下後は村上天皇の女御となります。村上天皇との間に規子内親王をもうけますが、39歳で天皇と死別、やがて規子内親王はかつての自分と同じように斎宮に卜定されます。そして徽子女王は、娘に付き従って伊勢に下向するという、前代未聞ともいうべき事をやってのけたのでした。このあたりに彼女の意志の強さが感じられて、私は好きなのですが、彼女の生涯全体も大変ドラマティックに思えます。彼女の心中については色々妄想できそうです。それで、書きたいことがたくさんあってかえって書けない…というのが今の状態です。
 このように徽子女王に関しては、思い入れが強いので、書くならしっかりしたものが書きたいのです。彼女に関する本をもう一度じっくり読み返してみたいですし、できれば伊勢の斎宮跡に立って、彼女のことを偲び、色々感じてみたいです。そんなわけで、彼女の人物伝を書くのはまだまだ先になりそうです。


☆近況  足を怪我してしまいました…
 3日前の午後、駅前のちょっとした段差を踏み外して転んでしまいました。現在、私の住んでいる町の駅は改修工事中でして、思いがけないところに段差ができたりしているのですよね。それで、その段差に気がつかなくて踏み外してしまったのでした…。段差を踏み外すのは久しぶりなので、びっくりしたというのが正直な気持ちです。

 それで、転んだときはあまり痛くなかったのですが、どうやら11年前にねんざしたことのある右足首をひねってしまったようなのです。そのせいで時間が経つにつれて足首が痛くなり、歩くのも大変になってきたので、だんなさんに針と湿布をしてもらいました。
 その結果、現在は痛みも少しずつおさまってきましたが、もうしばらくはおとなしくしていようと思っています。
  

野菜炒め

2006-11-06 20:27:44 | えりかの平安な日々 04~09
 本日の写真は、今夜の夕食のおかず「野菜炒め」です。実はこれ、私とだんなさんの合作なんですよ~。

 まず、私が下ごしらえをしました。

 なす1本を薄切り、ピーマン1個をせん切り、にんじん1本をいちょう切り、玉ねぎ半分を薄切りにしました。そして、キャベツ4分の1個をせん切りにし、水にしばらく浸してぱりっとさせました。豚のこまぎれ100グラムも用意しました。

 お料理の方はだんなさんがやってくれました。我が家では、料理はたいてい私がやっていますが、野菜炒めと、ハムに小麦粉と卵を漬けて焼く料理(名前がわかりません、すみません)、炒めご飯は彼の方が上手です。なのでこの3つの料理はお任せしています。

 まず最初になす、ピーマン、にんじん、玉ねぎを炒め、次に肉を入れ、最後にキャベツを入れるそうです。味付けは、塩、こしょう、味の素、ブラックペッパー、しょうゆだそうです。炒め加減と味付けのバランスが難しくて、私はどうしてもうまく作れないのですよね…。

 今夜の夕食は、私たちの合作の野菜炒めと、ミョウガと油揚げのみそ汁とご飯(こちらは私が作りました)でした。みんな、あたたかくておいしかったです。


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餃子作り&本日の出来事

2006-10-16 20:47:22 | えりかの平安な日々 04~09
 UPするのが遅くなってしまいましたが、上の写真は一昨日に作った餃子です。きれいにできたのが嬉しくて写真に撮ってしまいました。

 では、えりか風餃子の作り方を…。と言っても、特に工夫はしていないのですが。

 まず、キャベツ300グラムとにら100グラム、にんにく2かけをみじん切りにします。そのうちキャベツは塩をふってしんなりさせ、そのあと水をかけて塩気を抜きました。
 次に、合い挽肉150グラムに塩小さじ2分の1、しょうゆ・酒各小さじ1(私には目分量が難しいので計量スプーンを使うことが多いです。)、すり下ろしたしょうがの汁少々をふってねり、水を切った野菜と混ぜてさらにねりました。最後にこしょうをひとふりしてもう一度ざっとねり、、餃子のたねの出来上がりです。

 そして、出来上がった餃子のたねを26枚の餃子の皮で包み、26個の餃子のもとが出来上がりました。
 これを13個ずつ、2回に分けて焼きました。この時にくずれてしまうことが多いのですが、今回はほとんど失敗なく、きれいに出来上がりました。餃子を包むのに時間をかけたのが良かったのかもしれません。

 出来上がった餃子は、しょうゆ、酢、ラー油で作ったたれでいただきました。ほぼ半日がかりで作った甲斐があって、とてもおいしかったです。また餃子作りに挑戦したいです。

☆本日の出来事

 本日は、久しぶりに静岡に出かけ、友人とカラオケに行って来ました。カラオケは同窓会で行って以来2ヶ月ぶりなのですが、その時は人数が多いこともあって3曲しか歌えず、ちょっと消化不良でした。でも本日は友人と2人で、しかも3時間もカラオケボックスにいたので、20曲近くを歌ってきました。良い気分転換になりました。

 帰りには静岡市内の大きな本屋さんに行き(こちらも久しぶりです)、「草の庵」のモモさんから教えていただいた「平安妖異伝」と「道長の冒険」(いずれも平岩弓枝著、新潮文庫)を購入してきました。この本を先週、自宅から一番近い本屋さん(徒歩20分)で探してみたのですが、置いてありませんでした。やはり県都の大きな本屋さんは違います。
 それでこの本、道長さんがものすごく格好良く描かれているのだそうです。道長ファンの私としては、「これは読むしかない」と思いました。藤原公任さんもちょこっと登場するようなので楽しみです。

掛川城に行って来ました♪

2006-09-14 20:03:49 | えりかの平安な日々 04~09
 以前、掲示板にて「今年中に掛川城(山内一豊が10年間、城主をつとめたお城です)に行き、写真を撮ってきます)とお話ししたことがありましたが、本日ようやく、それを実行してきました。

 掛川城を訪れたのは12年ぶり2回目だったのですが、まず感じたことは「石段や天守閣の中の階段がこんなに急だったかしら?」ということでした。それもかなりの数の石段や階段を昇ったので、かなり疲れてしまった…というのが正直なところです。やはりお城というのは、敵の侵入を防ぐために階段も急になっているのでしょうね。

 でも、普通電車でわずか20分くらいの所に、現実を忘れさせてくれるような素敵な場所があったことに感動もしました。天守閣の中では戦国時代にタイムスリップをすることができましたし、大河ドラマに便乗して建てられた「千代と一豊の掛川館」では、「功名が辻」の世界を堪能しました。お茶室でお茶を飲み、落ち着いた雰囲気を味わうこともできました。曇っていたせいで気温も高くなく、その点でも快適でした。少し疲れたけれど楽しいプチ旅行だったなと、とても満足です。

 そこで、本日の掛川へのプチ旅行記を、今週末くらいからこちらで連載することにいたしました。多分4~5回の連載になると思います。1週間に1~2回程度のゆっくりの更新ですが、おつき合い頂けますと嬉しいです。

 掛川城の天守閣は小高い丘の上に建っているのですが、写真は丘のふもとから見上げた天守閣です。

 

なすとベーコンのトマトスパゲッティ

2006-09-01 21:07:39 | えりかの平安な日々 04~09
 おいしいイタリアンレストランのスパゲッティを我が家でも味わいたくて、ここ1ヶ月くらいスパゲッティ作りにこっています。本日は「なすとベーコンのトマトスパゲッティ」に挑戦しました。

 でも、作り方はほとんど適当です。

 まず、フライパンにオリーブオイルを敷き、みじん切りにしたにんにく一かけと、輪切りにした赤唐辛子(市販のものです)少々を炒めます。この時、いい香りがするのですよね~。
 この中に、ベーコン1枚を小さく刻んだものと縦半分に切ったあと斜めにスライスをしたなす1本、ピーマン1個とにんじん3センチほどをせん切りにしたものを入れてさらに炒めます。野菜がしんなりしたら、しゃもじなどでつぶしたホールトマトの缶詰1缶を汁ごと入れ、アジ塩を3ふりして5分ほど弱火でことことと煮込みました。こうしてトマトソースが出来上がりました。

 このトマトソースと、堅めにゆでたスパゲッティ2人分を混ぜ合わせて、「なすとベーコンのトマトスパゲッティ」の出来上がりです。

 おいしいイタリアンレストランの味にはまだちょっと及びませんが、それでもおいしかったです。塩味が足りないような気もしたので、ベーコンをもう1枚入れてもいいかもしれません。また作ってみたいです。そして、今度はペペロンチーノにも挑戦してみようかな。


☆ついでにお知らせです。
 8月末日にて、旧掲示板「旧・えりかの談話室」を削除しようと思っていたのですが、せっかく投稿して下さいました皆様の発言が消えてしまうのはとても残念なので、もうしばらく残しておくことにいたしました。
 ただ、旧掲示板はあくまでも閲覧用ですので、投稿はブックマークの一番上にある「えりかの談話室」の方にお願いいたします。