江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

凶首塚古墳

2016-04-05 19:49:11 | 日本の文化について
宇佐八幡神は、古表神社にあったような人形を戦場で見せ
集まった隼人を討ったと言う。
その首を持ち帰ったという話だが、
幾つぐらい持ち帰ったのだろうか。
それとも隼人の大将の首を持ち帰ったのだろうか。

百体社を出て周りを見たが、
古墳らしい姿は見えない。
少し坂を上ると、小さな看板があったが、
この近くなのはわかるだけで、どこを入ればよいかわからない。
ともかくその方向と思しき小道を上る。
開けたそこはねぎ畑。
そして耕耘機で畑を耕す人が一人。
どう見てもこんもりと盛り上がった古墳らしきものが見えない。
その人に聞こうとしたが、
向こうに行ったきり、なかなか戻ってこない。
諦めて戻ろうとした時、
他の二人が声を上げた。

あった!

ねぎ畑の向こうに、小さく見つけた。
畦道を、崩さないように気を付けながら近づく。

石柱に大きな石の板をかぶせた、昔のお墓、
中に御幣と水が置かれてあるだけの質素なたたずまいだが、
ちょっと不思議な雰囲気が漂っていた。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする