江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

異質な組み合わせ

2015-03-17 00:13:59 | 日記
土曜日は、ある高級スポーツ車の愛好クラブで人形を遣った。
ここの会長さんが私たちを見て、直接声を掛けて下さったのだが、
車の名前を聞いて、ホテルのパーティ会場で、
しかも「黒髪」も観たいとあって、
私は少し驚いた。

会長さんは私たちに気を遣って、
乾杯は私たちの公演が終わってからと言う。
でも1時間近くもお預けを喰うのはつらいことだ。
先に乾杯をしてもらうことに。

落ち着いたところで登場
と言っても決して颯爽でもなく
かっこいいMCも「待ってました」の掛け声もなかったけれども
実に素直によく見てもらえ、人形を遣っていて楽しかった。

中にレースのドライヴィングインストラクターがいらして
「このクラブは文武両道だ」と言ったのが
この時の雰囲気を良く現わしていると思う。
「運転することと、人形を遣うことは相通じることがある」
とも言った。
実は私も修業時代からそう思っていた。
だからか、運転は好きだ、うまくはないけれども。

プロのレーシングドライバーもいて、いろんな話をしていたが、
自動車レースは好きで、結構テレビで見ているので
興味は尽きなかった。

また、とある国際レース用のエンジンを開発している人もいて、
実はその人のメーカーとこのクラブの車は別なのだが
そんなこと一切お構いなしなのが
このクラブのよいところかもしれない。

この夜は刺激的で楽しいひと時になった。
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