江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

今週末

2009-05-24 23:11:33 | 日記
人形は人間とそんなに変わらなく、遣い込めば草臥れるし、衣裳も擦り切れる。
袂ぐそも貯まる。

「かっぽれ」も「酔いどれ」も相当衣裳が草臥れてきた。
まづは「酔いどれ」の衣裳に取り掛かる。
上はNHKに間に合うように縫う事ができた。
後は下のたっつけ袴なのだが、この際足も取り替えよう、ならば新しい試みをして
みよう、などといろいろやっているうち時間だけが過ぎてしまい、ならば日野に間に
合うように縫おうと、夜なべで針仕事をしてしまった。

その翌日、柴又帝釈天へ。
頭の中が今ひとつすっきりしない。この夏に向け、暑さに身体を慣らそうと考えた
のだが、今年初めての30度は流石に身体に堪えた。
この週末神田かどこかで祭をやっているのだろうか、参道に人は少ない。
まるで平日のようだ。三社祭のときでもこんなに少ない事はなかったので、
インフルエンザのせいかとなとも思ってしまう。
それでも”おじゃるず”は人を集めていた。感心してしまう。

今日は日野市中央公民館。
毎月バラエティサロンを開催しているとかで、今日で250数回目になるとか。
たいしたものだと思う。
雨が降ったし、マイナーなのでそれほど人は集まらないと思っていた。
「つ」離れしないかと思ってちょっと冗談を言おうと考えていたら、一生懸命集めて
下さったお陰で、そこそこ人は集まっていた。
「かっぽれ」を遣っているとき3歳ぐらいの男の子が泣き出して「帰ろうよ」
どうやら動く人形が恐かったらしい。会場は笑いに包まれる。

ここのところ人形の動きを一つ一つ確かめるように丁寧に遣っている。
「酔いどれ」の衣裳は新しくなったし、「黒髪」も衣裳をちょっと着せなおした。
そうしたら二つとも動きが変わってくるから不思議だ。
面白い、改めて人形は面白いと思う。
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