江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

干し柿・後日譚

2010-11-04 17:43:32 | 日記
今年の干し柿は、色々な事が起きる。
全て天候のせいなのか分からないが、
柿を剥いていくと実が裂けるようにひびが入るのが多かった。
これは雨の降っているときに収穫したものだから水分が多くてこうなるのかと思った。
それから数日雨模様のお天気が続いた後急に暖かな日があって、
そのせいか落下する実が幾つか。
ネットも掛けさあ食べるぞと思っていたら、
水の垂れるのが1つあり。
食べてみると少し酸味がある。
これはこれでヨーグルトみたいで美味しかったのだが、
晴れて気温も湿度も高い日に、いくつも一斉に滴を垂れ始めたときは焦った。
もったいないからそれらから食べようとしたが、
中にはピリピリするものがあり、
結局3割がた捨てることになってしまった。
さすがにその時は二人ともがっくりきた。
お天気が相手だから仕様がない。
その全てが初めての経験で、対処の仕方がまるでわからなかった。

そしてつくづくお百姓さんは大変だなと思う。
工場で生産された野菜なんて誰が買うかと思っていたが、安定供給と安定収入を
考えると、そうならざるを得ないところがあるのだと思う。
今年のナシは、まだ美味しいのに当っていない。
ナシを大根になぞった川柳を見つけたが、それ程どのナシも味がしないのだろう。
たかが干し柿だけれども、いろんなことを考えさせられた。

でも残ったのは、抜群に甘くて美味しいのだ!
よし、来年は100%美味しい干し柿を作ろう。
コメント
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