江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

理想の結婚式場・・・

2010-11-03 23:32:36 | 日記
結婚式場で人形を遣うことがある。
仕事もあれば、知り合いの結婚式に頼まれる事もある。
これまで随分といろんなところに行った。

先日は台風が来ている最中、地下鉄の明治神宮駅から徒歩5分のところに行ってきた。
ガラス張りの教会が売りのところ、
大きな荷物を引きながらやっと見つけたが、入り口が分からない。
傘をさした男の人が立っていたから尋ねると、ここがそうだと示してくれたのが、
道路に面した2基のエレベーター。
彼は案内役らしいが、何も手伝おうとしない。
土砂降りなのだもの、まずは雨を避けたいところだが、
外に立たされたままエレベーターを待たされる。

そして4階のフロントに通される。
そこで着替えて荷物を預けるのだが、
着替える場所は小さな部屋が2つあるきりで、狭いフロントでずっと待たされる。
余りに狭いので、坐る場所もない。
披露宴のみ出席の人もいるので、始まる前は人が散らばってまだ何とかなっていたが
披露宴が終わったときが悲惨だった。
新郎新婦のお見送りで出席者全員退場するが、貯まるのはその狭いフロント。
預けた荷物を受取るにも、この次に行なう結婚式に出席する人の荷物が入っていて
ともかく出て来ない。出てきても着替える場所の順番待ちである。
立錐の余地なしといった感じである。
悲惨なのはお年寄り。
坐りたくても坐る場所がない。
いや、実はあるのだが、どういう理由だか分からないが案内しないのだ。

親族が結婚式に使った大きな荷物を持って、身内の車を待っている。
フロントの人間が、盛んにタクシーを呼ぼうかと聞いてくる。
邪魔なのだろう。もう次の組の結婚式が始まっているのだから。
下に降りて待ちたくても、雨を避けることができないのだ。
いざ車が来ても、
なんとエレベーターから飛び出したらガードレールが邪魔していた。
跨ぐか遠回りするしかない。
ともかく土砂降りなのだ。
お年寄りの中には足の悪い人もいたが、みんな相当に困ったであろう。

結婚式には必ずお年寄りが参列する。
そして荷物も多い。
披露宴の演出ばかりに溺れて、そういったことへの配慮のない結婚式場はダメだ。
コメント
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