マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

井の頭公園から神田川・美し乃湯へ

2011年12月13日 | 東京散歩

 昨日の12月12日(月)、福寿会健脚3人組で、中央線吉祥寺にある井の頭公園から、井の頭線高井戸にある天然温泉「美し乃湯」までを散策して来ました。晴天が続くこのところの天候、昨日も快晴で、気持ち良い散歩日和でした。
 行程
 吉祥寺駅→井の頭公園→神田川→稲荷神社→久我山駅→玉川上水→第六天神社→吉祥院→美し乃湯


 井の頭公園へは何時来たのか思いだせないほどの遥か昔に一度だけ来たことがありました。池の周りにはまだ紅葉が残り、優しい冬の日差しを浴びて多くの人の憩う姿が見られます。散策する人・絵を描く人・ランナー・サイクリングの人・ベンチで本読む人、皆それぞれの平日のひと時、公園は長閑な雰囲気に包まれていました。(写真:公園内の紅葉と寛ぐ人々)



 私たちは辦財天にお参りした後、昼食に公園内の「泳遊亭」と書かれたお蕎麦屋さんに入りました。注文したのは3人とも「小海老の天麩羅蕎麦」。ここのお店を一人で切り盛りしているらしき、歳いったご亭主の作る、揚げたての天麩羅が乗る蕎麦を食しました。温かい天麩羅が殊の外に美味。食べ終える頃には蕎麦湯まで出て来ました。温かい蕎麦を食べた時の蕎麦湯のもてなし、初めての事です。この特別のサービスも嬉しく、気も心も温かくなりました。客は私たちのみ。これでこの店やっていけるのだろうかなどと要らぬ心配をしながら、”隠れた名店”を後にして、神田川へ。(写真:泳遊亭室外の椅子席)



 神田川はここ井の頭公園を水源の一つとして、途中善福寺川・妙正寺川と合流し、お茶ノ水を通り隅田川へと注ぐ一級河川で、ここ井の頭公園から24.6Kmの旅路を開始するのです。都心でも暗渠とならず、時折の散歩でよく見かける、馴染み深い川の、その上流の様子を見たかったのです。(写真:神田川最上流)






      (鴨達も憩いのひと時)



 流れは清流とまではいきませんが、錦鯉泳ぐ小川です。川の両サイドではのんびり過ごす人も多数。私たちは川沿いの道を落ち葉を踏みしめ進みます。途中から川面は視線から随分と下に来ますが、井の頭線と神田川は付かれ離れず、時に交差しながら高井戸まであい寄り添うように進みます。(写真:川の先は井の頭線)


 

 途中、稲荷神社に参拝後、久我山駅からは玉川上水を目指しました。緩い坂を昇りながら歩くこと10分強で玉川上水へ。江戸承応年間に僅か1年半で完成したと伝えられるこの上水、残念ながらこの近辺では細々とした水量しかありません。しかも川の片側は建築予定の道路の為、空き地として柵で囲われている為、風情は失われています。この川沿の道を暫く進むと暗渠です。その先は中央自動車道が奔っています。この道路の建設が暗渠化に影響を与えたのかなどと考えました。
 高速道路の下辺りは別名”寺町”で第六天神社・吉祥院などを巡り、最後に到達したのが美し乃湯。ここで汗を流し、高井戸から帰路に着きました。歩いた総数は比較的少なく17000歩くらい。
 今日巡った神社仏閣、いずれも想像していたより大きく、由緒も歴史もありました。特に調べもせずに出向いてしまいましたが、都内には私などが知らない数多くの由緒ある寺院が存在する事を改めて実感したのでした。
 

 


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