マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

さよなら亀の湯、おはよう燕湯

2018年07月13日 | 銭湯
 また一つ、銭湯の灯が消えていった。駒込駅から霜降銀座へと下る途中の「亀の湯」は6月30日をもって廃業した。ここは私が30歳代の頃よく通った北区の銭湯。文京区民となって以来、長らく御無沙汰をしていた。
 6月27日のラジオ体操時に”ひげじい”から亀の湯が6月30日をもって廃業すると聞いて焦った。廃業前に、懐かしいこの銭湯に一度行っておきたかったのだが、29日からは帯広、27日と28日は夜の勤務が入っていた。行かれる日は無いかと諦めかけたが、建物撮影に出掛けると、開店時間が15時~と分かり、28日に15時に入浴することが出来た。(写真:本郷通り沿いの亀の湯)


 結婚後直ぐに住んだのが北区西ヶ原。2年で駒込へ引っ越して来た。どちらも自宅にお風呂はあったが、開放的で大きい風呂が好きな私は、直ぐに銭湯を捜し、駒込では駅付近の「亀の湯」に。2・3歳の息子を連れて行ったこともあった。風呂内部の細かいことは覚えてはいなかった。ただ清潔で気持ちのよいお風呂屋さんだったことは覚えていた。”ひげじい”からは「壁絵は白樺だよ」と言われていたが、行ってみるとその通り。風景画でないのが残念なところだが・・・。
 そこ何が作られるのだろう?
文京区の100円入浴券のみを利用し、亀の湯をお見限りしてしまっていたことを後悔しながら、最後の入浴を終えた。清潔感は昔のままだった。

 その少し前に、御徒町駅付近に朝6時から営業の「燕湯」があることを知った。その道では有名な銭湯らしかったが私は知らなかった。
 ラジオ体操終了後に出掛ければ簡単に行けるはずと、5月下旬のある日、体操終了後、「上野松坂屋」行の都バスで御徒町へ。下車後徒歩5分ほどで銭湯は直ぐに見つかった。手ぬぐいを忘れていたが、ここは50円で借りることが出来た。湯は46度と極めて熱い岩風呂。最近、熱い湯には慣れてきていた。皆ゆっくりゆっくりと湯に浸る。周りをみると「中で身体をこするべからず」などマナーに関する断り書きが目立つ。お互いが気持ちよく入湯する心得と思い、私は気にはならない。


 ひと風呂浴びた後、建物を見ると「登録有形文化財」とあった。この日は帰宅を急ぎ、落ち着いて入浴できなかったので6月3日(日)は宮下公園での体操をサボり、6時34分の都バス利用で銭湯へ。7時前には到着した。朝風呂が可能な銭湯は都内では珍しい。楽しみが一つ増えた。

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