マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

「定泉寺こども食堂」

2019年10月27日 | 身辺雑記

 我が家から徒歩5分の地にある定泉寺も明暦の大火の後、駒込に移って来たお寺さんの一つ。創建に関しては「元和七年(1621)本郷弓町に堂宇を建立、増上寺定誉随波上人を開山に迎え、東光山見性院定泉寺と号した」とある。江戸三十三観音中九番目の札所で、十一面観世音菩薩を本尊としている。
 昨年の4月26日のブログに書いたように、ここの副住職さんは、私が高校で数学を教えていた頃の在校生で、朝の散歩で寺の前を通ると門前の掃除をしていることが多く、話し込むこともある。その折に「こども食堂」に参加させて下さいとお願いをしていた。




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月15日(火)の夜、予め勤務は休みにしてもらい、「定泉寺こども食堂」に参加して来た。2階にあるホールにはテーブルと椅子がセットされ、片隅には調理された3種類の料理が置かれていた。この日の参加人数を総勢で200人程度と見込んで、大量の料理が用意されていた。部屋の隅では多数の子供たちが遊んでいた。





 18時過ぎからこども達の食事が始まった。料理を乗せるトレイや盆を持つ列が出来始めた。実はこの料理、「こども食堂を支える会」代表の水木さんが中心になって調理したもので、水木さんに話を伺うと現在はとある小学校のPTA会長で、ボランティアの大学生と一緒に準備したとのこと。「本日のメニュー」には、☆鶏肉じゃが・☆キャベツとじゃこの卵炒め・☆ミートボールのトマト煮込みの3種類とあった。

  


 こども達は食事を終えると又遊び始めた。18時15分頃から大人の食事タイムで、私も列に並びトレイにご飯と3種類の料理を盛ってもらった。食事を始めると前の席は民生委員の方々で、横の席はラジオ体操仲間。会話を交わしながら食事を頂いた。手作り料理は美味しい。食事を終えた子どもたちは”くつろぎスペース”でボランティアの大学生に遊んでもらったり、仲間と楽しそうに遊んでいた。


 満足に食事がとれないこどもが増えてきての「こども食堂」と認識していたが、ここは食事よりも食事前後の遊びを楽しみにやってくる子供が多いようだった。この日は児童だけで150名の参加があったらしいが、皆元気過ぎるくらい元気に遊んでいた。帰りに門前で知り合いの方に出会い、聞くと子どもたちにお話をしてあげるとのこと。お話会も用意されていた。
 定泉寺を初めとして、大学生のボランティアや地域の人々の尽力によって支えられたこども食堂、次回は11月18日(月)開催とのことだった。


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