マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

国立国会図書館へ

2015年10月16日 | 読書

 読みたいが簡単には手に入らない本『41人の嵐』などが国会図書館の蔵書にあることが分かり、10月のある日「国立国会図書館」に出掛けて行った。行く前にインターネットで調べると、以前のシステムとは異なり、新しい登録が必須でその為には身分証明書が必要なことを知り、運転免許証を持参した。
 千石から三田線で内幸町に至り、そこからは「新橋駅前⇔小滝橋車庫前」間の都バスに乗車し3つ目の国会議事堂前で下車。徒歩4分という便利さ。7月~9月にかけて何度かこのバスを利用して行った国会。全く異なる目的での都バス利用で、その日は国会周辺は静かだった。
 国会図書館へは10数年振りの事だろうか。この間に新館が造られていて、未登録者はそこでの「登録利用者カード」作成が必要だった。この図書館は開館が9時30分。9時40分という比較的早い時間帯であったからか、待ち時間5分程度でカードが作成された。退館した14時頃には100人くらいの登録待ちであったから、早いに越したことは無いを実感する。

 この図書館ではこのカードが万能の力を発揮する。逆に言えばこれが無いと入館も出来ない。このカードは入退館時にも、館内に置かれたパソコンでの資料検索にも、申し込みをした資料の受取り・返却にも、資料の到着を確かめる為にも必要であった。
 入館以前にしたことは、タブレットパソコンなどを入れたショルダーバック等をロッカーに仕舞うこと。バックの持ち込みは不可で、更には一定の大きさ以上の袋も不可で、私がタブレットを入れておく袋は不可だった。結局、図書館から渡された透明のビニール袋に退館までご厄介になった。
 パソコンで資料を検索し『41人の嵐』と『最後の30秒』を予約した。文京区立図書館などと違うのは、その日20分ほどの待ち時間で本が借りられたこと。本を受け取り、パソコンが置かれていない閲覧室を選んで本を読み出すと同時に、タブレットを起動させ、本の、重要で大事な記述をワードで書き移し始めた。ここで私はとんでもないことをしそうになった。『41人の嵐』の冒頭の写真。これは良いとスマホを取り出して撮影しようとした瞬間、係りの人が飛んできて「館内は撮影は禁止です」と。平謝りに謝った。
 昼の時間帯に6階にある食堂に行った。メニュー内容やお味は、やや安いだけが取り柄といったところ。
 ここの貸出システムは掴めたので、近辺の図書館では借りられない図書がある場合は躊躇しないでこちらへ行こうと思った。

 『41人の嵐』(著:桂木優)は1982年8月に襲来した台風10号の豪雨により、孤立した南アルプス「両俣小屋」からの41人の脱出行を描いたドキュメンタリー。その日は借りてざっと眺めただけで読めなかった『最後の30秒』(著:山名正夫)は1972年に起きた羽田沖全日空墜落事故についてのドキュメンタリー。『41人の嵐』は次回ブログで。

今日の一葉(フイリヤブラン:9月24富士前公園で撮影)