マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

別荘解体を日程に乗せる

2015年10月10日 | 信濃紀行

 10月4日(日)蓼科の山小屋に着いて階段を下り始め目を瞠った。屋根に木が倒れ掛かっていたのだ。数日前の強風の結果と思われる。しかし、よく見ると枝が屋根に当たり、枝が木を支える格好で木全体は辛うじて倒木を免れていたが・・・。

 愕然としながらも、妻と私はこの建物そのものと周りの樹木の関係が限界に近いことを悟った。管理センターからは水回りの関係等々で危ない部分があり修繕を勧められてもいた。窓外を見ると樹々の揺れが激しい日もあった。ここの権利再契約まであと8年間はあり、売却を模索した時期もあったが反応は殆どなし。耐震化構造でもない建物をこの様な状況で売りに出すこともままならないと思った。修繕は無しに済ませたくもあり、解体を決意した瞬間でもあった。
 翌5日(月)東急不動産の販売所を訪ね、解体工事の見積もりを依頼した。来年8月までにそれなりのものは持ち帰るなり、お裾分けして、9月からの解体。費用はざっと見積もって150万円~200万円。私達がまだ元気なうちにケリを付けて起きたかった。今になって気が付くのだが”往きはよいよい帰りは怖い”の心境。



 この山荘を購入して丁度20年になる。購買当初ここで新年を迎えたこともあった。夏休みの多くを過ごした年もあった。自宅をリフォームする間の1ヵ月近くここを仮住まいとしたこともあった。勤務に疲れた日々の週末をここで過ごしリフレッシュして帰京したこともあった。
 色々な方に泊まって頂いた思い出も多い。夜、宿泊して頂いた方の名前を書き上げたら60名近くになった。バーベキュー・ゴルフ・スキー・登山・松茸パーティー・ミニクラス会・渓流釣り・温泉・ドライブ・ブルーベリー狩・高遠への花見・諏訪湖の花火鑑賞・御柱見物等々、数え出したら切りがない。

 アルバムや本関係は別にして、多くのものは解体時に一括処分して貰う予定だ。