マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

都電車庫跡で

2015年10月05日 | 身辺雑記

 もう2週間も前のことになるが、7月25日にご一緒に“谷根千”を散策したOさんから「・・・。ところで、シルバーウィークの最終日に近隣の育成室が文京区勤労福祉会館(略して勤福)のピロティ―でバザーをやっています。ご予定が空いていらしたら是非お出かけください」とのメールを頂いた。
 勤福は我が家から自転車で7分ほどの至近距離にあり、ある懐かしさもあり、ヒマでもあったので9月23日(水)に出掛けていった。開店午前11時前に到着。ピロティ―では各育成室毎に、育成室に子供を通わせる母親(所により父親)が中心となり子供と一緒になって開店に向けての準備で忙しそうに働いていて、賑やかだった。私はその様子を横目で眺めながら、その隣の公園に置かれている都電の撮影に向かった。(写真:公園内に置かれた都電の貨物車両)


   (公園内に置かれた6063号)
 都電は1972(昭和47)年11月に、現在の都営荒川線を除いて全て廃止された。その都電の車庫の一つが神明車庫。その跡地に神明車庫跡公園と本駒込4丁目アパート(都営住宅)が造られ、その一角に勤福が入ったのだった。跡地にはそこが都電車庫であったことを記念して都電6000形一両と貨物車の乙2号が保存されている。台数として一番多い290両が製造されたのが6000形で、そのうち公園にある電車は6063号と書かれていた。

 勤福は地域の活動センターとしての役割を担い、体育施設や会議室が置かれていて、「源氏の会」では本駒込活動センターに場所が確保できない場合はこちらに回ることもあり、3・4回使用したことがあった。1階にはピロティ―以外に神明育成室もあり、そのピロテイーで、学童クラブ主催のバザーが行われていた。
 子供は小学校1年~3年まで神明育成室に在籍し私はその父母会の会長で、20数年前にも神明育成室は出店したことがあった。輪投げ用の台を作成して輪投げコーナーを開店しての参加だった。その思い出もあり、ここを訪れたのだった。

 このバザーは文京区の学童クラブのうちの6育成室の合同運営。文京区は学童保育運動発祥の地でもあり、区内の幾つかの地域ではこの様なバザーが開催され、30年以上の歴史を持っている。その歴史と伝統もあり、バザーは多くに人で賑わい活気に溢れていた。私も各育成室の出店を見て回り、写真を撮った。Oさんは娘さんの面倒を見つつの販売でお忙しそうだった。私は本駒込育成室では焼き鳥を食したが、つくね2本で満腹するほどのボリュム。手作りものはお安い。