マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

元担任からの電話

2015年10月14日 | 

 9月下旬のある夜、高校時代の担任だった安永和光先生から突然の電話が掛かってきて吃驚すると同時に恐縮してしまった。
 私が電話に出るや否や先生は「都高退教ニュースに載っている“辺野古・高江連帯ツアーに参加して”を書いたのは貴方ですか。同姓同名かも知れないとも思ってね」と切り出された。私「はい、私です。先生は都高退教ニュースを読まれているのですか」と返答と同時に逆にお聞きしてしまった。
 思えば元担任も都立高校の退職者。「都高退教」の会員で、しかも私達の大先輩でいらっしゃった。私は1958(昭和33)年4月~1962(昭和37)年3月までが都立小山台高校定時制に在籍。その3年生~4年生の担任が“やっさん”こと安永先生だった。私と同じ巳年で一回り上。担任と同時に兄貴のような存在だった。

 掛けて頂いた電話で色々とお話した。先生は教育大学体育学部卒で、入都から退職までの30数年間を都立小山台高校定時制勤務のみという、現在ではあり得ない、羨ましいような勤務を過ごされた。定年退職後は嘱託などは経験されないで、いきなり松陰大学へ。主として色々な運動部の設立に携わったとのこと。先生は確かラガーマン。ラグビー部の設立にも関わったのですかとお聞きすると、それは否定され、陸上部などの監督で、陸上部はまだ箱根駅伝出場はないが、学連選抜の選手は2人育てたとのこと。
 26年前に行われた定年退職を祝う会には参加させて頂いたが、それ以来お会いすることは無く、年賀状だけのお付き合いになっていた。私は今年で74歳になった。担任だった先生が86歳で今もって元気に活躍されていらっしゃるという幸せ。その時の電話で、これはお訪ねをし、もっとお話を聞くよい機会かも知れないと密かに思ったが、その第一歩はまだ踏み出していない。

 最近のニュースから。
 10月5日(月)山梨大学卒の大村智教授、ノベール医学生理学賞受賞。氏は昭和33年~38年まで都立墨田工業高校定時制の教師。私の定時制生徒時代とほぼ一致する。
 10月6日(火)埼玉大学理学部卒で現東京大学宇宙線研究所長梶田隆章氏、ノーベル物理学賞受賞。私も同じ大学の理学部の前進の文理学部理学科卒。
 
という訳で今年のノーベル賞は殊更身近なものに感じられた。
 10月13日(火)沖縄県知事「辺野古の埋め立て承認を取り消し」