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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「クリープショー season2 vol.1」

2025年03月29日 | 映画
レンタルDVDで「クリープショー season2 vol.1」を鑑賞。前シーズンは日本語吹替があったけど今シーズンは字幕のみでした。
以下に各エピソードの感想を簡単に記す。

「プラモ・キッド!」
母を亡くしたモンスター好きな少年が嫌味な叔父を雑誌クリープショーの通販で買った呪い人形を使って殺す話。叔父をケビン・ディロンが演じてました。オチの描写が僕の自主映画「3人の魔女」とそっくりでした。結構好みの作品です。

「死霊の生放送」
テレビショーで死者の書が紹介されて呪文を唱えちゃって「死霊のはらわた」のパロディ映画状態となる楽しい作品。テッド・ライミが出てました。昔あった絵描きのテレビ講座の先生が良い感じで活躍してくれます。
今作も好みでした。

「殺人宿」
ちょっと無理矢理な設定の物語で先も薄々読めるものはあったが普通に面白い。殺人が起きた宿として宣伝して売り上げを伸ばそうとあくせくするオーナーとインフルエンサーの客の話。C・トーマス・ハウエルが出てました。

「殺虫剤」
害虫駆除業者がお金を積まれて邪魔なホームレス達を駆除して欲しいと依頼される。悩むが特別配合した殺虫剤で実行に移してしまう話。発想は面白く興味深いが結末は弱くあまり印象に残らない作品だったな。キース・デビッドが出てました。







「カブキングZ」

2025年03月29日 | 映画
山本監督の映画「カブキングZ」をレンタルDVDにて鑑賞。数々のアイデアとか実験的で自由な自主映画っぽい面白さがあって酒呑んでほろ酔いで見たら更に楽しめたんじゃないかな…と思える先の読めないくだらなさが楽しい映画でした。何度も繰り返される巨乳の胸元がシャツが弾けて露わになる場面がしつこくて逆に良かったし笑えた。何気に有名人が沢山出てました。結構昔の映画で時代を感じさせられるものもありました。DVDの特典映像にプロローグという短編映画が収録されていたのですが個人的には本編よりもこちらの方が完成度も高く思えて内容も凝縮されていて、とても面白く見れました。背景に写ってるおばちゃんがお茶飲みながら見学してる様子やカブキングの戦う前の長い間合いが特に良かったです。







「女体銃 GUN WOMAN」

2025年03月28日 | 映画
レンタルDVDで映画「ガン・ウーマン 女体銃」を久しぶりに鑑賞。初めて見た時は字幕無しだったのですが今回字幕付きで見れて冒頭からの物語の詳細も理解しながら興味深く見直せてグイグイと物語展開に引き込まれるものがありました。結構漫画のような無茶苦茶な展開ですが勢いに呑まれるように入ってゆけました。何より主役の亜沙美さんの体当たり演技と形相が素晴らしく見応えありました。そして悪役の鎌田さんの変態的な気持ち悪さと狂気じみた恐ろしさとちょっぴりの可笑しさのある芝居が凄いものがありました。
役者陣のインパクトは初めて見た時からとても印象に残っていましたが今回は脚本の面白さを再確認出来ました。かなり酷く悲惨な内容ですが最終的にはハッピーエンドというか救いと気持ちの良いものを残してくれるのが良かったです。





「オスカー」

2025年03月28日 | 映画
スタローン主演のコメディ映画「オスカー」をレンタルDVDにて5.1ch大画面で鑑賞。
監督がジョン・ランディスだったと知り見たくなったのでした。だけど全体的に舞台劇みたいな感じであまり面白くは思えずに見る事となりました。役者陣は何気に豪華でした。
物語は後半に色々と面白くはなりました。「フィガロの結婚」っていうオペラを元にしたパロディ映画だったのかな?と後半に気がついた感じです。だとしたらよくこんな映画にアレンジしたなぁとも思える挑戦的なものも感じますが多分ヒットしなかっただろうと思います。悪くは無いけどこういう役のスタローンが見たいという需要は無かったと思いますね。何気に良かったのはオープニングの人形アニメでディヴィット・アレンによるコマ撮りでした。







「禁忌島」

2025年03月26日 | 映画
フランスのサバイバルスリラー映画「禁忌島」を5.1ch大画面にて鑑賞。綺麗な海や島に美女達の映像は良かったんだけど音楽が変に目立ち過ぎて全然映像に合ってない感じが気になり終始何か盛り上がらない印象の映画でした。特別誰にも感情移入もさせられない間に次々と登場人物が死んでいってミュージックビデオ見てるような感じで都合の良い物語展開を傍観していた感じで最終的にもあまり面白く無く終わった印象です。
「グリーンインフェルノ」と「サランドラ」の要素を入れたサーフィン女子の災難映画って感じ。









「エルダリー/ 覚醒」

2025年03月26日 | 映画
近所の劇場で公開されてて気になってたスペインの老人ホラー映画「エルダリー/覚醒」を5.1ch大画面にて鑑賞。猛暑の続く中、老人達が何かおかしくなってきて…という展開なのですが家族の中でのいざこざとかがグダグダとまったりと進むのを延々と見せられる感じでホラーっぽい短い見せ場はあるけど正直怠くも感じちゃうものがありました。
だけど中盤で痛〜い場面を挟んで、後半から急に意外で先の読めない流れに突入して見応えあるホラー的展開を存分に見せてくれました。集団でゆっくり襲って来る老人達の姿が恐ろしいものがありました。
そして最終的にここでは書かないけどオチとしてはアレな終わり方でした。マジか!って感じでスッキリと終わりなのはまぁ良かった。
全体的に良かったのはサラウンドの効いた音響効果でした。何気にVFXも沢山使われていました。








「映画検閲」

2025年03月25日 | 映画
公開時に気になってたホラー映画「映画検閲」を5.1ch大画面にて鑑賞。雰囲気ある撮影や照明でホラーっぽい魅力のある映像でしたが話の内容的には展開がスローで焦ったくて主人公にも感情移入出来ずで段々と睡魔が襲って来るような見方となりました。なので後半で主人公の夢と現実がごちゃごちゃになってゆく展開では見ている僕も夢うつつで見ているような状態でした。興味深い設定なんかがある反面、先が読めてしまうものがあり結末も全て曖昧だったし色々と面白くなりそうでならない期待ハズレな印象でした。
後から寝落ちした所を見直しましたがホラー映画の撮影が脚本も読まずに進んだりカメラも自主映画みたいでした。
ゴア描写はなかなか豪快で良く出来てたのとVHS効果と原色を使った照明のホラー世界は良かった所。
80年代のホラービデオ・バブル時代の映画検閲をする女性が個人的なトラウマの影響で勝手に狂ってゆきアッチの世界へ逃亡しちゃう物語でした。
イギリスは検閲が厳しかったようですが日本は案外ホラーに関しては検閲が緩くて色々と見れてましたね。









「デューン/砂の惑星」

2025年03月25日 | 映画
テレビ録画したブルーレイでデビッド・リンチ監督の映画「デューン/砂の惑星」を大画面にて鑑賞。初めて劇場で見た時は内容がよく分からずであまり面白いとは思えなかったのですがDVDやブルーレイで見直す度に好きになっている映画です。最近公開されたヴィルヌーヴ監督版を見たのもあり内容もかなり理解が出来てから見直すと更に内容的にも面白く見直せました。ヴィルヌーヴ監督版が長過ぎるのもありテンポ良く進む物語も面白く見れて音楽や効果音が気持ち良く見入る事が出来ました。役者陣も良くて衣装や美術も独特の良さがあって好みでした。特撮も技術的には荒い所はありますが見応えあります。
いくつも素敵なカットがあって映像と音楽が盛り上がります。久しぶりに大画面で見れて堪能出来ました。









「ダークウォッチ 戦慄の館」

2025年03月24日 | 映画
「ジーパーズ・クリーパーズ」のビクター・サルヴァ監督の映画「ダークウォッチ 戦慄の館」をDVDで大画面にて鑑賞。先日見た同監督の「ジーパーズ・キラーズ」よりはこちらの方が良かったです。冒頭から中盤までの展開とかテンポも良く興味深く見れたのですが中盤でちょっと失速した印象でした。後半でまた盛り上がり面白くなってゆきますが色々モヤッとしたものを残しつつ終わりました。
役者陣がなかなか存在感あって良かった。謎の男は何処かで見た顔だと思ったら「ソウ」のジグソー役の人でしたね。妊婦の恋人役の女優さんは声がハスキーで魅力的でした。
物語が謎で急な展開や見せ場があるのが面白く中腰の変な動きで追いかけてくる顔の見えない集団が昨年作った自主映画のAI生成した人影の動きにそっくりで憎めないものを感じたりしてました。ホラー映画として怖さというのはあまり無かったけどこの先どんな展開になってゆくのだろう?という期待感を煽るものがあって面白く見れました。なので前半は面白く中盤から後半はまぁまぁというような印象が強いです。





「乙女の祈り」

2025年03月24日 | 映画
劇場で見て以来にピーター・ジャクソン監督の映画「乙女の祈り」をDVDで大画面にて鑑賞。ファンタジックで暗い余韻を残す良い映画だった記憶ががあり見直したくなってたのでした。初めて見た時はホラー映画を期待していたのですが凄く真面目なドラマで少し拍子抜けしたものの最終的には恐ろしい結末だったのに驚いたものでした。
実話である事と結末を知って見直すと衝撃というのは余り無かったですが流れるようなカメラワークの映像に編集と美術等が見事なのを再確認出来ました。
若きケイト・ウィンスレットがとても印象に残る演技を見せてくれています。
映画の内容は思春期の少女2人の友情物語でレズビアンのような結び付きもあり2人が一緒になる為に邪魔になった母親を殺してしまうというものです。
空想の美しくも少しグロテスクな世界も印象的ですが同監督の後の「ラブリーボーン」という映画に内容的にも通じる感じもあるように感じました。ピーター・ジャクソン監督が今作の後に超大作を撮るような売れっ子監督になるとは思いもしませんでした。
ケイト・ウィンスレットも後に「タイタニック」で大ブレイクしましたね。
何か懐かしくもあり久しぶりに見直せて良かったです。







「夕べの星」

2025年03月23日 | 映画
「愛と追憶の日々」の続編映画があると知り気になってた映画「夕べの星」をレンタルDVDで日本語吹替版にて鑑賞。前作は感動して涙もしちゃった映画でしたが物語の流れは大分と忘れちゃってました。あの物語のその後の流れが描かれてました。子供達が大きくなってて問題を抱えてたりしてシャーリー・マクレーン演じるおばあちゃんの独特の何とも憎めない生き様が前作とも似た感じで展開します。そんな家族の色々な一面を面白可笑しくキャラクターの魅力と共に見て行けました。今作では家政婦とのエピソードが感動的で遺灰を海で車で爆走しながら撒く場面で涙も溢れちゃいました。結構長い年月の物語ですが飽きずに見れて温かい後味を残す良い映画でした。ジャック・ニコルソンにペン・ジョンソンにジュリエット・ルイスにビル・パクストンも出てました。








「呪いのドライブ しあわせになれない悲しい花」

2025年03月23日 | 映画
山本監督の映画「呪いのドライブ しあわせになれない悲しい花」をレンタルDVDにて鑑賞。悲しい真相に向かう物語で過去と現在を敢えて分かりにくく描いてある為、謎を含んだ展開でしたが構成的に最終的に真相に繋がるという流れで見事でした。各シーンにはユーモアある笑えちゃうようなやりとりがあったりしますが時々ドキッとするような瞬間がありました。全体的に悲しいものが流れている感じがあり切ないものが感じられるのが良かったです。
特典映像に公開時の舞台挨拶の様子が収録されていて結構昔の映画なんだなぁと認識出来ました。大入り満員でしたね。







「ブラック・ライダー」

2025年03月23日 | 映画
昔テレビ放送で見て以来に映画「ブラック・ライダー」を鑑賞。主演はトミー・リー・ジョーンズとリンダ・ハミルトンで原案・脚本がジョン・カーペンターというSFチックなカーアクション映画です。低予算映画でしょうが単純にアクションや銃撃場面を楽しめる娯楽作品でした。犯罪泥棒映画やアクション映画の面白さを色々と詰め込んだ痛快だけど少しもたつくB級感溢れる憎めない映画。
「ターミネーター」の次の年に公開された映画というのもありリンダ・ハミルトンはサラ・コナー役みたいな印象でもありました。
トミー・リー・ジョーンズは今から見ると若い!って印象でした。
ビル間を車が飛んだり漫画っぽいですが楽しい場面でしたね。
音楽はラロ・シフリン。







「クリーパーズ・キラーズ 悪魔のまなざし」

2025年03月22日 | 映画
レンタルDVDで「ジーパーズ・クリーパーズ」のビクター・サルヴァ監督の映画「クリーパーズ・キラーズ 悪魔のまなざし」を鑑賞。どんな内容なのか全く知らずに見たのですがざっくり言うとたしかに悪魔のまなざしという内容のホラー映画でした。主演はローズ・マッゴーワンで他の助演陣もなかなか豪華な懐かしい顔ぶれが出てました。レスリー=アン・ダウンを久しぶりに見れました。
なかなか全貌が見えて来ず興味深くもじれったくもありましたが独特の定番では無いちょっと変わった面白さで見てゆけました。
ラストの必死に土を掘る場面ではシュノーケルの長さを考えるとそんなに深く埋まってないだろうと冷静に考えちゃって直ぐに此処には埋まってないな…と醒めて見ちゃいました。特に衝撃や恐怖というものは無く地味に微妙な後味を残して終わった印象です。
嫌いじゃないけど特別良かった訳でも無い映画でした。





「野生の少年」

2025年03月22日 | 映画
フランソワ・トリュフォー監督・出演の映画「野生の少年」を鑑賞。実話を元にされた物語で森で生きていた野生児を教育するという内容でした。教育というものについて考えさせられもする深いものがありました。優しさに厳しさとエゴとか視点とか子育てする親にも通じる学ぶ事や気付かされるものが描かれていたと思います。
白黒の撮影が実に美しく役者陣も皆良かった。特に野生児役の少年の芝居は見事でした。