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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ゆきゆきて、神軍」

2025年04月21日 | 映画
学生時代に公開されてて話題になってた記憶が残っている気になってたドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」をようやく鑑賞。奥崎謙三という熱い怒りと思想を持った使命感と行動力のある前科持ちの犯罪者を追った内容です。太平洋戦争で酷い目に遭って戦友を沢山失った悲しさや喪失感から怒りが収まらず間違っていると感じる事にはとことん抵抗し戦う姿には考えさせられるものもありました。彼が追求してゆくのは終戦直後に軍隊で殺された若い兵士の死の真相についてで、戦争の時の話をしたくない人々に気持ちでぶつかって話を無理矢理にでも聞き出すのでした。その真っ直ぐな姿勢が見ていて引き込まれました。そして最終的には恐ろしく残酷な真相が明らかになりました。そこには本当の戦争の悲惨さと過酷さがあって生き残る為の何とも言えない苦しい現実というのを想像でしか無いが味合わされました。
見始めたら最後まで一気に見れる見応えのあるドキュメンタリー映画でした。






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「蜘蛛巣城」

2025年04月20日 | 映画
随分と前から気になってた黒澤明監督の白黒時代劇映画「蜘蛛巣城」を初鑑賞。ラストの矢が激しく飛び交う場面だけ少し見た事があって印象に残っていました。内容とか何も知らずに見始めたのですが怪奇もののけ怪談物語というような内容で己の欲の力に負けて因果応報な目に合うという教訓が効いてました。結構映像で見せて語る展開で白黒の幻想的で美しくも恐ろしい場面があったりでホラー映画的に惹き込まれるものもありました。三船敏朗の眼力ある芝居がとても良かった。台詞は全体的に古い言葉使いとかで聴き取りづらいものもあったが映像と表情や芝居で分かりやすく楽しんで見れた。ラストどうなるのかは分かってたので驚きは半減したがやっぱり弓矢が沢山放たれ色々な所に刺さる場面は凄かった。名場面ですね。







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「レット・ザ・カナリア・シング シンディ・ローパー」

2025年04月16日 | 映画
仕事帰りに渋谷に寄ってシンディ・ローパーのドキュメンタリー映画「レット・ザ・カナリア・シング/シンディ・ローパー」を鑑賞。odessaっていう特別仕様の音響設備での上映にて見る事が出来ました。シンディ・ローパーは今迄にコンサートに3回行った事がある思い入れのある歌手で大好きなんですが今回の映画を見て初めて知れた生い立ちとか家族の事とか音楽の作られた背景など興味深い内容で面白く集中して見れました。
独自の芯の強い信念を持った強さと考え方にセンスを昔から変えずにいる所が人間的にも尊敬出来るものがあります。そして歌声の素晴らしさと人を明るくさせる愛嬌と語りかけるような優しさに叫ぶ力強さが魅力ですね。
映画では描かれなかったけど日本との関係性も強く良いエピソードがいくつもありますね。
今回知れたのはお姉さんと弟がいた事と父親が酷かった事とか売れる前の背景や声が出なくなって自殺を考えた事もあったとかマネージャーの恋人との関係の始まりと終わりにプロレスとの関係やエイズで亡くなった親友の事とか曲の制作過程や映画出演作を失敗作と感じてるようだとか現在は「ワーキングガール」のミュージカル版?に携わっているとかでした。
「トゥルーカラーズ」の曲を歌う場面で涙が溢れちゃいました。
もうすぐ日本でもコンサートをやるようですね。






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「君たちはどう生きるか」

2025年04月16日 | 映画
宮崎駿監督のジブリアニメ映画「君たちはどう生きるか」を5.1ch大画面にて鑑賞。ジブリアニメ見るのは久しぶりでした。絵とか映像表現は相変わらず素晴らしいものがありましたが話の全貌がなかなか見えて来なくて惹きつけられはするけど入り込みずらく睡魔に襲われてしまうという「千と千尋の神隠し」を見た時と同じようなパターンでの鑑賞となりました。内容も似てたしね。今作は「崖の上のポニョ」で良かった意味不明だけど壮大でぶっ飛んだ変な世界観と映像表現みたいなものをパワーアップして見せてくれた所が良かったです。美しくも奇想天外でちょっと怖い感じもある死後の世界のような所に迷い込んで何をどうしたら良いのかよく分からないまま彷徨うような思想を巡らせるような映画でした。だけど最終的には全貌が何となく掴めた気はしてなるほど〜って感じでした。




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「オール・シングス・マスト・パス」

2025年04月15日 | 映画
タワーレコードの設立から繁栄に衰退を描いたドキュメンタリー映画「オール・シングス・マスト・パス」を鑑賞。監督はトム・ハンクスの息子のコリン・ハンクス。音楽ビジネスの変化やレコードからCDになり配信へと変わるメディアの変化等、時代的に実際に体験してきた者として興味深く見れて引き込まれました。創業は思ってたより古く最も繁盛してた頃はよく知る時代でタワレコに限らずレコードとCDショップには足繁く通い欲しいものが無いか色々とお店で探し購入して帰って聴くまでのワクワク感やらお目当てのものを見つけた時の感動とか手に入れる嬉しさとかあって楽しいものがありました。そんな懐かしい事柄なんかも思い出しつつ見れましたがアメリカのタワーレコードは倒産して店も全て無くなっていたというのを知り驚きでもありました。日本でもCDショップとか殆ど無くなってしまいましたがタワーレコードはまだ健在との事。今や渋谷タワレコが世界一の広さの店舗になるのだとか!なんか久しぶりに行きたくなってきました。
音楽が娯楽として1番個人的に輝いていた時代というのは1980〜1990年代だった気がします。タワレコと同じですね。






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「バッドボーイズ RIDE OR DIE」

2025年04月13日 | 映画
映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」を鑑賞。シリーズ4作目になるのですが1.2は昔見たけど3は見ないまま見ちゃいました。なんか3から監督も変わってたみたいですね。3からの繋がりがありそうな背景とか設定が結構あったようで3を見てから見ないとダメだったかなぁと思わされました。だけど1.2も随分と忘れてたし主演が同じというぐらいの感覚で見てもそれなりに面白くは見れる娯楽作にはちゃんと仕上がっていたと思います。
見せ場は銃撃戦やカーアクションで脚本の敵味方の真相は?というのも定番で分かりやすかったのでね。
ドローンやらを使ったであろうスピーディーで動き回るカメラワークや視点がなかなか面白くアクション場面の編集や音響効果はとても良かったです。最後のエピローグ的なエピソードやエンドロール後のおまけ的エピソードは正直蛇足のように感じてしまいあまり面白くは無かったかな。でも全体的には普通に楽しく見れました。






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「還ら去る君へ」

2025年04月09日 | 映画
随分と昔にシネマキャバレーという自主映画の上映会をやっていた時期に知り合った飯野歩監督の映画「還ら去る者」を観に池袋シネマ・ロサという劇場に初めて行く。
映画はシネスコ映えする綺麗な撮影で物語もテンポ良く進み良かったですが最初の流れに感情移入してゆく間があまり無く傍観するような時間が続きました。長い回想場面とかで背景が明らかになってゆき同時進行する人探しの行方と真実が思ってた以上に重く暗いものがあり意外性も感じつつ後半の展開を見れました。元はワークショップの役者を全員出すという課題?もあったようで登場人物が沢山出てきます。台詞も沢山あってそれぞれ存在感を出していましたが個人的に気に入ったキャラクターはマルコメという役で台詞はありませんが、とても良かったです。指を数える場面とか好き。そんな彼を最後に出るタイトルを見ながら想いを馳せれました。
過去自主映画作品を彷彿させる場面が結構あってやっぱり走る疾走感ある所や役者の素敵な絵になる決めカットがあったり個性が出ててそんな場面が良いなぁ〜と見ちゃいました。
技術的な視点で見ると前の席だったからかもですが音が大き過ぎというかノイズが気になる箇所があったのと音楽の主張が個人的には強過ぎと感じた所があった。それからカメラのセンサーのピクセル欠けノイズも気になる箇所があった。カメラ動いてるからちょっと難しいかもですが目立たない程度には消したいなぁとか思ったり位置が変わるのでトリミングしてるなとか余計な事考えたりしながら見ちゃっていかんいかん気にせず見なきゃと見てました。







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「ブリングリング」

2025年04月08日 | 映画
ソフィア・コッポラ監督のまだ見て無かった映画「ブリングリング」を鑑賞。詳しくは知らなかったのですが実話を元にしたセレブの留守宅に泥棒に入る金持ち系のキラキラしたティーンの女子達と男の物語でした。同監督の「ヴァージン・スーサイド」に似た男の子から見た素敵で憧れるようなキラキラした女子達を描いた映画だったように感じました。
まぁ暫くよく見つからなかったなと思える大胆不敵な泥棒っぷりで良心というのが無いんか?というような信じられないような行動をする連中でしたが最終的にはちゃんと捕まり刑務所行きとなります。
若気の至りというのもありますが被害額は凄いものがありましたね。セレブの家の中とか見れて凄いなぁとも感じました。パリス・ヒルトンの家っていうのは実際の家で撮影されているようです。まるで高級デパート状態でしたね。そんな事件があったんだなぁと興味深く見れました。
ガーリーでキラキラしたパリピな窃盗団物語。






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「HERE 時を超えて」

2025年04月06日 | 映画
ロバート・ゼメキス監督の新作映画「HERE 時を超えて」を劇場にて鑑賞。トム・ハンクスとロビン・ライトが主演で「フォレスト・ガンプ」以来の同キャストと監督の再結集ですね。最新のVFXやAI技術を使った実験映画のような作りの映画でカメラは固定でワイプ画面で恐竜の時代から現代までの時代を行ったり来たりして、いくつかのエピソードで人間の生から死までを描いたりしてました。
色々と家族や生と死や時代や建物とか時間とか歴史なんかについて考えさせられたりしつつ見れました。特別な物語らしいものは無く進むのですが案外入り込むと飽きずに見れてラストの場面では涙も溢れちゃいました。
全体的には特別に面白いという感じは無いのですが最終的には感動出来たのは流石だと感じました。技術的にはCG臭さもいくつかあってアップでは微妙な所もあったな。だけど若き時代のトム・ハンクスとかリアルタイムで見てたから自然に時代の流れをリアルに感じつつ見れました。自分も生きてきた時代を思い起こしながら見てました。









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「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」

2025年04月05日 | 映画
公開時に劇場で見て以来に映画「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」を鑑賞。
出てる役者の顔ぶれや姿を見て凄い昔の映画だなぁと感じれてCGでは無い着ぐるみとミニチュアを使った特撮場面がメインの見せ場が今見ても思った以上に迫力があって数々の派手な爆発や特撮場面を見せてくれました。間に入るドラマ部分もなかなか引きつけるものがあってテンポ良く進み面白く見直せました。今作のゴジラは目玉が真っ白で何考えてるか分からない凶暴性があって完全に悪役扱いでした。






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「ゾンビ ダリオ・アルジェント監修版」

2025年04月02日 | 映画
久しぶりに「ゾンビ」のダリオ・アルジェント監修版を5.1chサウンドの大画面にて鑑賞。足音のエコーが酷くて元からこんなだったっけ?って見てました。個人的には米国劇場公開版が1番好きなんですが音楽に関してはゴブリンの曲がガンガン流れるアルジェント監修版も好きなのでした。数年前にゴブリンのライブ演奏付きの上映で見たのが音響的には最高だったな。今回5.1chサウンドで見ると全体的に音響は雑さが目立ちあまり良く思えなかったし後半は編集も何かノレ無かった印象でした。今見るとテレビや電話にゲーム等で随分と昔の映画だと気付かされますが、生々しいインパクトというのはちゃんとありました。公開当時は怖い映画が苦手で見れない映画でしたね。広告の写真とか見てびびってたものです。






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「ゴッド・アンド・モンスター」

2025年04月01日 | 映画
大好きなユニバーサルのモンスター映画「フランケンシュタイン」の監督ジェームズ・ホエールの伝記映画「ゴッド・アンド・モンスター」をDVDにて大画面で鑑賞。監督がゲイだったとか知らなかった事柄が描かれていてゲイの人から好かれ身体を一方的に求められるというのは何か恐ろしいものもありました。だけど監督と庭師の複雑だけど根っこでは素直な関係の結び付きが描かれていてラストの良き思い出としての一映画ファンとしてのと少し違った視点での感情が良いものがありました。「フランケンシュタインの花嫁」の撮影現場の再現とかボリス・カーロフの登場とかよく似た人を見つけてきたなぁと思える程でそれらの再現場面は見ていて楽しくなりました。アカデミー脚色賞を受賞した映画です。何処まで事実に元づいて作られていたんでしょうかね?脚本の構成が見事で過去の回想等から背景が浮かび上がって来る展開が良かったです。









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「クリープショー season2 vol.3」

2025年03月30日 | 映画
レンタルDVDにて「クリープショー season2 vol.3」を鑑賞。

「ナイト・オブ・ザ・リビング・レイトショー」
VRで映画の中に入れる装置を作り「ゾンビ特急地獄行」という映画の中に入って女優と不倫して現実の妻の復讐に遭うという内容。まぁ先は読めちゃうんだけど発想や視覚表現は面白い。ジーパーズ・クリーパーズのジャスティン・ロングが出てました。

「変身モンスターの集い」
クリスマス特別番組みたいな感じかな。色々と変身しちゃうモンスターな人達の集まりの変な内容の物語。モンスター視点に立つと敵となるのがサンタクロース。両者のバトルもあります。ユニークで憎めないブラックな笑いのある一品。




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「邪悪なるもの」

2025年03月30日 | 映画
新宿武蔵野館にて映画「邪悪なるもの」を鑑賞。詳細を全く知らずに見たのですが前半で少し睡魔に襲われる。歩き疲れていたせいか?なのでどういう物語が進んで行くのかよく分からないまま傍観しているような感じでしたが段々とキリスト教系の悪魔とは違う感じの新たな視点で見れる悪魔なのか邪悪な見えない力が描かれていて興味深く引き込まれてゆきました。時々なかなかショッキングな描写なんかもあり謎ルールがあったり何だか分からないけど嫌な雰囲気と救いの無い展開がジワジワと進んでゆき最終的にもゾッとする結末が待っておりました。少しメル・ギブソンに似た主人公でした。






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「クリープショー season2 vol.2」

2025年03月29日 | 映画
レンタルDVDで「クリープショー season2 vol.2」を鑑賞。

「ライトスナッフ」
宇宙船内を舞台にしたクルー2人による物語。名誉欲と劣等感から優秀な同僚を犠牲にしてしまう。そしてその結末は…って内容。普通に面白く見れた。

「妹の話」
兄に殺されそうだと言うちょっと変わった女学生の話は本当だったが実は彼女は…という内容。目の大きな若き主演女優が良かった。
モリー・リングウォルドがスクール・カウンセラー役で出てます。

「パイプ・スクリーム」
あるマンションの配管工事を嫌な感じのオーナーに依頼される業者が配管に何かがいる事に気が付き…って内容。嫌味な女をバーバラ・クランプトンが演じてました。歳取っても綺麗でしたね。オチはまぁ読めるけど良い感じ。

「壁の向こうの狂気」
デニス・クロスビーが出てた事に後で気が付いたが不思議と内容は後から殆ど思い出せない。なので感想書けない。





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