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塚口サンサン劇場「バーフバリ 伝説誕生&王の凱旋発声可能マサラ上映」謁見完了!!後半戦

2023-04-09 23:23:54 | 映画感想
 なんか上映も始まってないのに映画4本分くらいの熱量を消費してしまいましたがまだ本番は始まってません。書いてる方もなんかもう全部終わった感がありますがなーんも終わってませんので早急に続きを書いていきます。
 
 ……とまあそんな感じで(前回参照)上映も始まってないのに館内のボルテージがおかしいことになってますがここからが本番です。
 なんか後ろの方から太鼓の音がしたと思ったら、マヒシュマティ王国の旗を翻しつつ戸村支配人登場!!
 それと同時に、バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!
 館内を、否! 兵庫県全域を揺るがすほどのバーフバリコールがここぞとばかりに響き渡る!!
 いやーみんな抑圧されてたんだなあ……としみじみ感じました。集団でこれだけ大声を出すことが許される機会ってそうそうなかったからなあ……。
 そしてやはりこのバーフバリコールには、ただ単に大声を出すというだけの行為ではないということを改めて再確認しました。この連帯感よ……。同じ作品、同じ映画館を愛する人々とともに拳を振り上げる……そう、我々がいるのはすでに観客席ではなくマヒシュマティ王国!! 国籍もインド!! ここは日本国インド領!!
 などといった感じでだんだん認識から現実感が抜け落ちていき、ヤバめのブツがキマった感じになってきましたよ?
 ヤバいことになってるのは客席だけではありません。あまりの熱気に耐えられなくなったのか、戸村支配人の持つ旗がへし折れてしまいました。これは次のマサラ上映ではタングステンカーバイド製の旗を特注しなくてはいけません。
 そんなバーフバリコールにも負けずに、戸村支配人も声を張り上げる! この一体感こそバーフバリよ!
 そして恒例のマサラチェック! 今回が初マサラの方、今回が初バーフバリの方もかなりいらしたようで、また仲間が増えて嬉しい限り。
 そしていよいよ上映開始! 上映開始前にこのテンションなら、上映が始まってしまったらどうなってしまうのか!
 
 毎度おなじみ、全興連のコロナ注意喚起動画の時点でタンバリンとクラッカー。
 さらに毎度おなじみ、映画泥棒の着地と同時にクラッカー&紙吹雪で初見さんが吹くまでが様式美。
 「TWIN」のロゴに渾身の「ありがとおおおおお!!!」
 その他続々と続くロゴに感謝の雄叫び。感謝を忘れない映画館、サンサン劇場。
 バーフバリは基本的に全シーン見せ場なわけですが、最初の見せ場であるシヴドゥのシヴァ・リンガ担ぎからの滝ダンスで、スクリーンの水しぶきと同時に前の方の座席から天井まで届きそうな青の紙吹雪が! なんかもう紙吹雪の飛び方で個人が特定できるようになってきました。あんな見事な撒き方できるのねんぶつさんしかいないだろ。
 続く見せ場であるシヴドゥの滝登りのシーンでも青い蝶に合わせて青の紙吹雪が撒き上がるのがあまりにも美しい……。この段階ですでに観客席とスクリーンとの境目はすでに消滅しています。
 そこから雪山でのバトルを経て、舞台は過去のマヒシュマティ王国へ。一部で絶大な人気を誇る武器商人アスラム・カーンと奴隷剣士カッタッパのバトルに客席からほとんど咆哮に近い歓声が。
 そしてみんなが待ってたバラーラデーヴァ黄金像建立シーン。このへんはもう完全にこの日この時シアター4に集まった人々は完全にマヒシュマティ国民でした。じわじわと広がっていく「バーフバリ……」「バーフバリ……」「バーフバリ……?」「バーフバリ……!」「バーフバリ……!!」「バーフバリ!!」「バーフバリ!!」「バーフバリ!!」がたまらん。
 そこからシヴドゥとカッタッパの一騎打ちを経てのシヴドゥの過去が明かされるまさに風雲急を告げる展開。バーフバリはもう何回も見てますが、この辺の展開は何回見てもハラハラします。
 舞台は再び過去のマヒシュマティ王国へ。マヘンドラとバラーラデーヴァの対決と確執のシーンも当然何回も見てますが、だんだんとバラーラデーヴァの方に感情移入していくようになってます。
 伝説誕生の終盤の山場。カーラケーヤ戦。もうこの辺になるとクラッカーと火薬銃の音が途切れません。みんなどんだけ火薬満載してきたの……。
 伝説誕生、衝撃のラストシーンからエンドロールでまずは終了……とは行きません。なぜならエンドロールの後半の無音パートをぜんぶ渾身のバーフバリコールで埋め尽くさねばならないからだ! まさに愛が試される瞬間といっていいでしょう。喉も裂けよとばかりに吹き荒れるバーフバリコールに兵庫の空が揺れる!
 それでもまだ盛り上がりは止まりません。なぜなら王の凱旋の予告でみんな大好きクマラが登場するからだ!
 下手すりゃバーフバリ2部作でもっとも人気の高いキャラかもしれませんクマラ。特に女性陣からの歓声がすごいことになってました。隣の方もクマラ推し。
 そんな熱狂の渦のまま、前半である伝説誕生は終幕。しかしまだまだ戦は終わってません。というか館内の空気感から、「全員が後半のために力をセーブしてる空気」が漂ってきてて笑えます。
 ここで戸村支配人からアナウンス。まだカレー食べてる人がいるので、王の凱旋の前回までのあらすじパートの5分間は館内の明かりを少しだけ着けておきますとのこと。そんなイカした気遣いに、館内の皆さんは拍手で応えます。気遣いを忘れない映画館、サンサン劇場。
 そして休憩を挟み、いよいよ後半戦である王の凱旋スタート!
 みなさん御存知の通り、王の凱旋は冒頭から「sahore bahubali」でいきなりフルスロットル。なので観客席……否、マヒシュマティの民たちもフルスロットルで王を迎えます!
 映画館というロケーションでは、観客と作品とのあいだにはスクリーンという第4の壁が存在します。しかし塚口のマサラ上映においては、スクリーンは壁とはならず本来は直接つながることのないスクリーンの向こう側とこちら側とをつなぐ架け橋となっていると言えるでしょう。気分はもう完全にマヒシュマティ国民となって、館内が「sahore bahubali」の熱唱で埋め尽くされるあの感覚はここでしか味わえません。もう最高。
 王の凱旋もまた全シーン見せ場なので文字通り息つく暇などありません。というかバーフバリとカッタッパの二人旅パート開始=みんな大好きクマラのパートということですからね。そりゃあもう大盛りあがりですよ。愛されすぎだろクマラ。
 いやー王の凱旋はもう何回も見てますが、前半のこのクマラによるコメディパートがあるからこそ後半のあの展開が辛くてとても辛いんだよな……。実際初見の人、もしかしたらもう何回も見てる人かもしれませんがやはり館内のそこかしこからすすり泣きが聞こえてきたしな。
 そしてそこからカタルシス全開のラストバトル! バトル開始と同時に館内中心の通路に毎度おなじみ関西キネマ倶楽部カメラ部隊が! それに答えるようにひっきりなしに舞う紙吹雪、鳴り止まないクラッカー! 1秒1秒がシャッターチャンス! その撮影の結果がどうなっているかは関西キネマ倶楽部さんのtwitterでたしかみてみろ!
 ラストバトルの盛り上がりからのエンドロールの静けさ、ここがまた実に余韻に浸れていいんだよな……。マサラの熱が沁みるぜ……。
 はい余韻終了!! 上映終了と同時に爆発的な歓声とクラッカーと紙吹雪が登壇した戸村支配人を襲う!! なんだよこの温度差。日本刀の焼き入れか?
 しかし戸村支配人も負けてはいません。今回最大のサプライズがスクリーンに!!
 
 
 5/5塚口ナートゥ第6RRRound開催決定!! しかも今回は発声解禁!! みんなのナートゥ力(ぢから)を見せつけろ!! 踊れナートゥ!! 歌えナートゥ!!
 わたくし塚口のマサラ上映に参加するたびに生命の危険を感じてきたわけですが、これはさすがにヴァルハラ行きを覚悟しなくてはいけないかもしれません。運動、するか……。
 また今回は実証実験として塚口のマサラ上映における紙吹雪のつもり具合を写真に収めてきました。なおわたくし人形使いの撮影スキルはヒメマルカツオブシムシ並なのでスキルには期待しないでください。
 以下の写真はそれぞれ、上映開始前、伝説誕生終了直後、王の凱旋終了直後の映像となります。
 
 
 これが、
 
 
 こうなって、
 
 
 こうじゃ!!
 紙吹雪は最終的にくるぶしどころか膝近くまでうず高く積もっており、ほとんど雪山で遭難したも同然の状態と成り果てていました。ここはどこ? 八甲田山?
 それほどまでに積もった紙吹雪も、恒例のお片付けタイムが終わることにはすっかりきれいに。このへんも塚口ファンのすごいところです。
 いやー久々のバーフバリ発声可能マサラ楽しかった……。これだけ長時間大声出し続けたのは久しぶりだったので喉がやられてしまいましたが、今度の塚口ナートゥに備えて体調も整えておかなくては。
 それでは皆さん、次のマサラ上映でお会いしましょう。
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