A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

ひとつブラボー! とりあえず。

2012-06-28 23:07:48 | ゲームな話

というわけで、「EVER17」、ココ編クリアしました!
これでココ編(少年視点)以外の全キャラクリアを達成。
ココ編の少年視点と武視点は内容がほぼ同じようなので、全ルートコンプとみなしていいでしょう。
で、感想なんですが……

 

ここから先には暴力的で鬼のようなネタバレが あなたを待っています。

そ れ で も 読みますか?

<はい> いいえ

 

いやマジでね、このゲームはネタバレしてしまうと面白さが120パーセント失われてしまいます。
ひぐらしのオチを最初から見せられるに等しいネタバレが来ます。
ですので、これからプレイ予定の方は絶対に見てはいけません。
お願いしてるんじゃないの。命令。
良い子も悪い子も絶対に読んじゃだめだからね!? マジで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……まあこんだけ煽っといてなんですが、けっこう間が空きながらのプレイだったのでけっこう頭の中はグダグダだったりしますので考察レベルには達してません。
だらだら語っていきます。

・ストーリー、シナリオ
まずシナリオに関しては、メタフィクションとタイムリープの合わせ技といったところでしょうか。
最初、武編と少年編はパラレルワールドで、プレイヤー=第3視点の介入で2つの世界を統合する……とか考えてましたが正解はそのはるか上でした。
よもや武編の少年と少年編の少年が別人だとはこの海のリハクの目をもってしても見抜けなんだわ。
実はいま、この日記を書きながらココ編少年視点を流してるんですが1回クリアして全貌を知ったあとで見てみるとまあどっこもここも伏線だらけで。
つーかもう、セリフ全部につじつまが合わせてあるのはすごいです。
1週目ではなんでもなく聞こえてたセリフが、ネタバレしたあとでは「これってこういうことだったのか!!」のパターンをもう10回くらいやってます。
特に、つぐみと沙羅・ホクトが親子だって知ったあとにつぐみの言動を見るとうおおおお~んつぐみいいいいいい。
あと、少年編プレイ中に優の名前が優美清「秋」香奈だったときの「!?」具合はいい思い出です。速攻で取説見直したわ……。
そして全てが明かされたあとのグランドフィナーレはよかった……。
欝エンド好きなわたくしですが、こういう終わり方も好きです。

・キャラ
お気に入りのキャラを一人挙げろと言われたら、ノータイムで空を選びます。
まずはSF者として人間×AIのカップリングは無条件で大好き+シナリオがいいんだわ……。
内容はまあベタな人間とAIの交流なんですが、AIである空は最初からある程度の人間的な感情を備えています。
それでも彼女はまだAIでしかないんですよね。
それが武との交流を通して、そしてAIとしての自分との対決を通して、彼女はAIでも人間でもない「何か」に進化したんだと思います。
空シナリオは特にビジュアル面での美しさが際立ちますね。
たくさんの空が浮かび上がるシーンが幻想的で好き。
特に印象に残っているのは、空にガラス越しに口紅を塗ってやるシーン、そして同じくガラス越しに手を重ね合うシーンです。

いやしかし面白かったですこれ。
やはり伏線の巧みさとシナリオの絡み合い、そして解決編であるココ編ですべての謎が明らかにされていくというカタルシス。
とはいえ、前述のとおり間をおいてのプレイだったので、記憶が曖昧な部分が多々残っています。
ココ編少年視点を終わらせたら、考察サイトでも見てみることにしましょう。
というかこのゲーム、1週目終わってネタバレしてからがむしろ本番のような気が……。

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