というわけで「Amnesia the Dark Descent」、ガタガタ震えつつ命乞いをしながらクリアしました。
感想ですがもう怖いとしか言えない。ひたすら怖いゲームでした。
敵に対する対抗手段が一切ない上に、主人公ダニエルは暗いところに長時間いるとSAN値がどんどん下がっていく、しかし明るい場所だと敵に見つかってしまうというジレンマに終始苦しめられるゲームでした。
いやーでもこの恐怖演出がほんとうによく出来てて素晴らしいです。
特に、直接怪物などの姿をはっきりと見せずに、雰囲気や空気感で恐怖を伝えてくる、いわば「静の恐怖」を全面に押し出してくるので、ゲームプレイ中は1秒たりとも安心できません。
あと終盤まで主人公以外のキャラが敵を除いて登場しないので孤独感に苛まれます。
終盤に登場するアグリッパさんはまさに癒やしでした……。
ストーリーに関しては正直恐怖のほうが先に立ってあんまり理解が進みませんでしたが、要はアレキサンダーが異世界への扉を開くために罪人を次々拷問にかけていて、その手伝いをしていた主人公ダニエルは自責の念から手を貸すのを止めたことで、アレキサンダーは記憶喪失薬をダニエルに飲ませ自分の手駒にしようと画策していた……ってことでいいのかな?
グッドエンドではダニエルは脱出できずポータルの暴走に巻き込まれるも、アグリッパの導きで上位世界にたどり着くことが出来た、ってとこかな。
このゲームはシリーズがいくつかあるみたいですが、もうしばらくはホラーゲームはお休みしたい……。