goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆうゆう職場

地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。

新幹線重大インシデント

2017-12-22 10:47:27 | Weblog
時速300kmで走行するのぞみ号の台車に破断寸前の亀裂があったと数日前の新聞に写真入り報道。台車が破損すれば間違いなく脱線となったはず。よくぞ、運航中止となったものだ。台車枠の材質は知らぬが(川重製とか)、マンガ図によればコの字断面の鋼板を長手溶接で繋いで造られている。写真から底部から疲労により亀裂が進行した様子。で、疲労破壊の起点はやはりと言うべきか、溶接にもとめるしかないと思う。車軸受けからの力が最も加わるところに起点がある ということは、言い方を変えれば素材欠陥がその位置(台車枠の底部)にあった は打ち消されるであろうと。溶接に関係するものとして、今後の情報を集めたい。
 こんなことを今日取り上げる気持ちはあまりない。九州をスタートして暫くで、車内に異音、異臭が発生したのだが運転が継続され、名古屋駅でようやく停留されことが恐ろしい。マスコミで流れるのは”定時運行にこだわったわけではない”と、異常に現場を庇うJR社の発言はどんな根拠があるのか。福知山線事故も運転手の過失で収束されて、あのような事故は今後おこしません というものの、現場での定時運転への締め付けは厳しいものがあろうと容易に推察される。でなかったら、在来線にせよ新幹線にせよ気持ちよいほどの定時運行がなされるはずがない。この、世界一正確なダイヤがあたえる気持ちの好さの怖さを、今、職場PCでメモっております。