
高校生の時に父親が立ててくれてずっと住み続ける我が家。
妻は(職場の役職上)耐震診断を受けてくれと時折私に求めるが、
土台の上に軸柱を置いただけの家。立て直すほどの手直しナシに耐震性がUP
するとも思えなく、放置ママ。スマン、女房。白い壁(と言える壁でなく、
内側はボード・・・)の息子の家は耐震◎ とか、納得いかんわ。
ただし、年に何発か来襲してくれる台風さんには壊されたくない。
進路に入っていれば努めて雨戸を閉める。愉快な大工ツトムさん(もちろん、
私の大叔父さんと同い年ほどだから、とぉに亡くなられていて)が
組んでくれたままの木肌が戸袋で保たれいる。年に一二度出すたびに
かすかに木の香りがする (様な気がする)。少し父を想い出す。