朴在圭総長の講演「東アジアの平和のための日韓協力」が予定通りに行われた。駐広島大韓民国総領事の辛亨根氏の祝辞で緊張する日韓関係においても友好関係が強調された。朴総長の講演が終わっても残り時間が30分もあったので私が出で司会者のように要約とコメント、質問を受けながら進行した。EU共同体を例にして東アジア共同体への提言が講演の骨組みであって、歴史認識の問題に私は問題意識を持ちだして二人を指名した。一人はドイツ語で評論活動をしている同僚の清永修全准教授、東アジアにおける歴史認識について在日文学者の朴仙容氏に指名して質疑を進めた。しかし余った時間をオーバーすることになって締め括らなければならなかったが彼は残った話としてつづけた。1944年京都生まれであり、母から言われた「日本とは仲良くしてね」という言葉を守っており、今後も守っていきたいという話をして、100人を超える聴衆を盛り上げたのである。形だけの行事ではなく、実のある講演会と親交であった。
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2 コメント
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- Unknown (崔吉城)
- 2012-11-19 11:36:26
- 三人で忘年会も考えましょう。
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- いいお話でした。 (朴 仙容)
- 2012-11-16 23:32:02
- 朴在圭総長のお母さんが遺されたお言葉、いいお話でした。朴在圭総長、その影響を受けていられるのがよく判ります。たいへん親日的な講演でした。「歴史認識に関する問題は学者に任せ、政治家は沈黙すべきだ」…朴在圭総長の意見に共感しました。やはり「東北アジア共同体」は韓国の有識者がリーダーシップを発揮し、進めていくのがベターのようです。たいへん有意義な講演会でした。ご案内いただき、感謝です。
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