崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

ハングルと日本語の相反する反響

2019年11月21日 05時44分54秒 | 日記

 昨日韓国の文大統領の討論をテレビで見て、その感想をハングルと日本語で書いたがハングルのものには激しい反対意見が多かった。日本語のものには主に私が注目したスピーチ論的な話法教育に関する良い意見があった。日本では文法中心であるが韓国では話法も重要視しているという意味で書いたものに

山下靖典氏は 大人数を相手に想定外の質問が出るかもしれない対話集会を開くというのは大統領自身に相当自信がないとできないと思います。日本でこれと似たような企画を仮にしたら、人選、事前の質問割り振り、時間割作成、想定問答作成ーーなど担当の役人は大変です。

白水 繁彦氏は日本のコミュニケーション文化の最重要課題のひとつですね。さすが比較文化の専門家らしい視点ですね。政治家に限らず、日本人全体の底上げが必要かと思います。この問題は、じつは日本人の英語力が世界でも低いほうだという問題とも通底するという意味で、今回の崔教授のご指摘は日本文化、とりわけコミュニケーション文化の核心的部分に光を当てられたのではないかと思います。

ハングルと日本語の相反する反響が面白く、感謝である。
 『知りたくなる韓国』で金香男氏は早期留学で英語に熱心な韓国の教育状況を書いている。今後の韓国の教育は、どうなるのだろう。 



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